ローズライナー（1993年生、母ハローアイス）

ローズライナー（1993年5月27日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は黒鹿毛。種牡馬のアジュディケーティング（当時6歳）と交配したハローアイスが12歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は（有）静内酒井牧場。戦績は、中央平地19戦1勝2着3回。主な勝ち鞍は1996年の4歳未勝利(牝)。

経歴

デビュー前

柴田光陽厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（1995年）

12月2日、デビュー戦は野元昭嘉騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（阪神ダート1200m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。馬体重は428kg。14頭立ての9番人気で12番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では末脚が冴えず7着に終わった。

12月16日、中1週で迎えた2戦目は、北沢伸也騎手を鞍上に迎えて、3歳新馬（阪神ダート1200m 晴/良）に出走。11頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。主導権を握り、息の入らないペースで一団を牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の豊富なスタミナで最後まで敢闘したが、セントジュエールにクビ差交わされて2着となった。

3歳（1996年）

1月5日、中2週で迎えた3戦目は、牝馬限定の4歳未勝利（京都ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で北沢伸也騎手（1戦0勝）。12頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では伸びを欠き5着に敗れた。

2月4日、中3週で迎えた4戦目は、牝馬限定の4歳未勝利（京都ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で北沢伸也騎手（2戦0勝）。14頭立ての10番人気で12番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、馬場の外目を回って4番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では末脚にキレが無く10着に終わった。

2月24日、中2週で迎えた5戦目は、4歳未勝利（阪神芝1600m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は4戦連続で北沢伸也騎手（3戦0勝）。14頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。主導権を握り、若干速いペースで一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では最後まで息が続かず7着に終わった。

3月9日、中1週で迎えた6戦目は、牝馬限定の4歳未勝利（中京ダート1000m 晴/重）に出走。鞍上は5戦連続で北沢伸也騎手（4戦0勝）。16頭立ての7番人気で15番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線ではいいところがなく10着に敗れた。

3月17日、連闘で迎えた7戦目は、牝馬限定の4歳未勝利（阪神ダート1200m 雨/不良）に出走。鞍上は6戦連続で北沢伸也騎手（5戦0勝）。14頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。ハナを奪う形となり、平均ペースで馬群を先導。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では天賦の負けじ魂を発揮してゴールまで勇戦し、5着を確保した。

4月14日、中3週で迎えた8戦目は、牝馬限定の4歳未勝利（阪神ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で北沢伸也騎手（6戦0勝）。16頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず6着に敗れた。

5月4日、中2週で迎えた9戦目は、牝馬限定の4歳未勝利（京都ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は8戦連続で北沢伸也騎手（7戦0勝）。16頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着に入った。

5月25日、中2週で迎えた10戦目は、牝馬限定の4歳未勝利（中京ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で北沢伸也騎手（8戦0勝）。16頭立ての圧倒的1番人気に推されて1番ゲートからスタート。端をきる恰好となり、少し緩いペースで集団を牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では矢のような伸びを見せたが、レディージーニアスに半馬身交わされて2着に敗北した。

6月9日、中1週で迎えた11戦目は、和田竜二騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（中京ダート1000m 小雨/良）に50kgの軽斤量で出走。16頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では力強いフットワークでゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

6月23日、中1週で迎えた12戦目は、牝馬限定の4歳未勝利（阪神芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は北沢伸也騎手（9戦0勝）。14頭立ての3番人気に推されて4番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では伸びが劣勢になり6着に敗れた。

7月20日、中3週で迎えた13戦目は、4歳未勝利（小倉ダート1000m 晴/重）に50kgの軽斤量で出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は和田竜二騎手（1戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では伸びが劣勢になり5着に敗れた。

9月1日、中5週で迎えた14戦目は、内山正博騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（小倉ダート1000m 曇/不良）に出走。12頭立ての4番人気で11番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では上がり3位タイの末脚を見せたが上位には食い込めず5着に敗れた。

9月28日、中3週で迎えた15戦目は、牝馬限定の4歳未勝利（阪神ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は北沢伸也騎手（10戦0勝）。14頭立ての6番人気で大外14番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始2番手を追走。直線ではビュッとキレる脚で猛進したが、勝ったミツワクリスティにねじ伏せられて2馬身差の2着となった。

10月12日、中1週で迎えた16戦目は、村山明騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳未勝利（新潟ダート1700m 曇/良）に出走。12頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では驚異的な末脚を炸裂させて楽々と抜け出し、最後は2着のシーラプソディーに3馬身の差をつけて待望の初白星を挙げた。

4歳（1997年）

6月1日、約7か月半の休み明けで迎えた17戦目は、5歳以上500万下（中京芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は内山正博騎手（1戦0勝）。17頭立ての14番人気で15番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを16番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい16着に終わった。

6月14日、中1週で迎えた18戦目は、牝馬限定の5歳以上500万下（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で内山正博騎手（2戦0勝）。12頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後は失速してしまい10着に敗れた。

6月28日、中1週で迎えた19戦目は、牝馬限定の5歳以上500万下（阪神ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は村山明騎手（1戦1勝）。12頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では伸びが劣勢になり11着に終わった。