スピリットチャンス（1998年生、母ワンモアツービー）

Spirit Chance

1998.05.07

スピリットチャンス（1998年5月7日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のハートレイク（当時7歳）と交配したワンモアツービーが10歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は田中 裕之。戦績は、地方14戦1勝。主な勝ち鞍は2001年の3歳。

経歴

デビュー前

中村護厩舎（大井）へ入厩。

3歳（2001年）

3月1日、デビュー戦は荒山勝徳騎手を鞍上に据えて、3歳（大井ダート1000m 雨/重）に出走。馬体重は464kg。14頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では他馬と同じような脚色になり7着に敗れた。

3月30日、中3週で迎えた2戦目は、3歳（大井ダート1000m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で荒山勝徳騎手（1戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後はタレてしまい7着に敗れた。

4月16日、中1週で迎えた3戦目は、3歳（大井ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で荒山勝徳騎手（2戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線に入ると、前で粘るオレンジムーンを目の覚めるような末脚で3/4馬身差し切って初白星を挙げた。

5月8日、中2週で迎えた4戦目は、3歳（大井ダート1500m 内回り 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で荒山勝徳騎手（3戦1勝）。11頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では伸びが鈍く9着に終わった。

10月30日、約6か月の休み明けで馬体重を前走から11kg減らして迎えた5戦目は、3歳（大井ダート1500m 内回り 曇/重）に出走。鞍上は5戦連続で荒山勝徳騎手（4戦1勝）。12頭立ての12番人気で8番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では脚が上がってしまい12着に終わった。

12月13日、中5週で馬体重を前走からさらに18kg減らして迎えた6戦目は、3歳（大井ダート1490m 内回り 雨/良）に出走。鞍上は6戦連続で荒山勝徳騎手（5戦1勝）。14頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では切れる脚を使えず10着に敗れた。

4歳（2002年）

1月9日、中3週で迎えた7戦目は、牝馬限定の4歳（大井ダート1490m 内回り 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で荒山勝徳騎手（6戦1勝）。12頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。最後は脚色が衰えて11着に終わった。

1月24日、中1週で迎えた8戦目は、4歳（大井ダート1490m 内回り 晴/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で荒山勝徳騎手（7戦1勝）。12頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では見せ場を作れず10着に終わった。

2月12日、中2週で迎えた9戦目は、4歳（大井ダート1490m 内回り 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で荒山勝徳騎手（8戦1勝）。12頭立ての12番人気で8番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では最後まで息が続かず12着に終わった。

3月7日、中2週で迎えた10戦目は、4歳（大井ダート1490m 内回り 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で荒山勝徳騎手（9戦1勝）。13頭立ての12番人気で5番ゲートからスタート。端を奪う形となり、極端なスローペースで馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は垂れてしまい6着に終わった。

4月10日、中4週で馬体重を前走から13kg増やして迎えた11戦目は、真島大輔騎手を鞍上に迎えて、一般C3五（大井ダート1490m 内回り 曇/良）に出走。12頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず12着に終わった。

5歳（2003年）

3月16日、約11か月半の休養明けで馬体重を前走から15kg絞って迎えた12戦目は、一般C3四（大井ダート1390m 曇/良）に出走。鞍上は荒山勝徳騎手（10戦1勝）。12頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。他馬と併走しながらハナを切る恰好となり、極端なスローペースで集団を先導。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず12着に終わった。

4月21日、中4週で迎えた13戦目は、一般C3八九（大井ダート1490m 内回り 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で荒山勝徳騎手（11戦1勝）。12頭立ての10番人気で大外12番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では末脚にキレが無く12着に終わった。

5月11日、中2週で迎えた14戦目は、脇本一幸騎手を鞍上に迎えて、一般C3九（大井ダート1390m 曇/良）に出走。12頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず5着に終わった。