タヤスアンバー（1991年生、母ダイナコンチェルト）

タヤスアンバー（1991年2月23日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のアンバーシャダイ（当時14歳）と交配したダイナコンチェルトが8歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道白老郡白老町、生産者は社台ファーム。戦績は、中央平地7戦0勝、地方3戦2勝。主な勝ち鞍は1995年の一般C4-3。

経歴

デビュー前

矢野進厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（1994年）

1月31日、デビュー戦は蛯名正義騎手を鞍上に据えて、4歳新馬（東京ダート1400m 晴/良）に出走。馬体重は512kg。14頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線ではジワジワとしか伸びず8着に敗れた。

7月16日、約5か月半の休み明けで迎えた2戦目は、南井克巳騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（札幌ダート1700m 晴/良）に出走。10頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では余力が残っておらず10着に敗れた。

7月31日、中1週で迎えた3戦目は、4歳未勝利（札幌ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で南井克巳騎手（1戦0勝）。10頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では上がり2位の末脚を見せたが上位争いには加われず3着に終わった。

8月14日、中1週で迎えた4戦目は、4歳未勝利（札幌ダート1000m 雨/重）に出走。鞍上は3戦連続で南井克巳騎手（2戦0勝）。10頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では見所を作れず8着に敗れた。

9月10日、中3週で迎えた5戦目は、4歳未勝利（中山芝1800m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は蛯名正義騎手（1戦0勝）。11頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では力強い脚捌きでゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

10月1日、中2週で迎えた6戦目は、木幡初広騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（福島芝1800m 曇/良）に出走。13頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では全く伸びず9着に敗れた。

10月15日、中1週で迎えた7戦目は、山田泰誠騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（福島芝1200m 曇/良）に出走。14頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始4番手を追走。最後は脚色が衰えて11着に終わった。

4歳（1995年）

4月9日、約6か月の休み明けで馬体重を前走から30kg増やして迎えた8戦目は、古性秀之騎手を鞍上に迎えて、一般C4-4（金沢ダート1300m 雨/良）に出走。9頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のラッキーエースに5馬身の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

5月2日、中2週で迎えた9戦目は、一般C4-3（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で古性秀之騎手（1戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のアートオブライフに1馬身半の差をつけて2勝目を手中に収めた。

5月23日、中2週で迎えた10戦目は、一般C4-1（金沢ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で古性秀之騎手（2戦2勝）。8頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。3着に終わった。