マイネルガンツ（2004年生、母パーフェクトライフ）

マイネルガンツ（2004年4月12日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋完璧、すべて（独）」。毛色は青毛。種牡馬のブライアンズタイム（当時19歳）と交配したパーフェクトライフが8歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は（有）信岡牧場。戦績は、中央平地13戦1勝、地方17戦0勝。主な勝ち鞍は2007年の3歳未勝利。

経歴

デビュー前

当歳のとき、信岡牧場から「セレクトセールサラブレッド当歳」に上場され、ビッグレッドファームによって3,465万円で落札された。

ラフィアンターフマンクラブにて総額5,000万円（12.5万×400口）で一口馬主が募集された。

中村均厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2006年）

10月29日、デビュー戦は松岡正海騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（京都芝1600m 晴/良）に出走。馬体重は512kg。13頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では他馬と同じ脚色になってしまい8着に敗れた。

11月11日、中1週で迎えた2戦目は、幸英明騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（京都ダート1400m 曇/重）に出走。ダート戦への出走は初となった。12頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで走り切ったが、4着に終わった。

12月3日、中2週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた3戦目は、岩田康誠騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。12頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。先手を取る形となり、やや緩いペースで馬群を先導。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、馬群に沈み5着に沈んだ。

12月16日、中1週で迎えた4戦目は、長谷川浩大騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（阪神ダート1400m 晴/稍重）に出走。13頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では今一つ末脚が切れず10着に敗れた。

3歳（2007年）

4月14日、約4か月の休養明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた5戦目は、吉田隼人騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（福島ダート1700m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。12頭立ての3番人気に推されて8番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では見せ場なく7着に敗れた。

5月5日、中2週で迎えた6戦目は、鮫島良太騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（京都ダート1200m 晴/良）に出走。13頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では上がり1位タイの末脚を繰り出したが上位には食い込めず7着に敗れた。

6月16日、中5週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた7戦目は、3歳未勝利（函館ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は長谷川浩大騎手（1戦0勝）。13頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを2番手で通過。直線では力強い脚運びでゴールまで走り切り、3着に入った。

7月1日、中1週で迎えた8戦目は、3歳未勝利（函館ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で長谷川浩大騎手（2戦0勝）。11頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず6着に敗れた。

7月15日、中1週で迎えた9戦目は、池添謙一騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（函館ダート1700m 小雨/良）に出走。13頭立ての3番人気に推されて5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線に入ると、前で粘るヒットトップガンを次元の違う末脚で交わし去り、最後は1馬身半の差をつけて待望の初白星を挙げた。

8月5日、中2週で迎えた10戦目は、3歳以上500万下（函館ダート1700m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で池添謙一騎手（1戦1勝）。13頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では上がり2位の伸び脚を披露したが上位には割り込めず7着に敗れた。

4歳（2008年）

7月13日、約11か月半の休み明けで迎えた11戦目は、3歳以上500万下（阪神ダート2000m 晴/良）に出走。鞍上は鮫島良太騎手（1戦0勝）。15頭立ての12番人気で11番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では末脚が振るわず12着に終わった。

5歳（2009年）

8月1日、約13か月の休養明けで迎えた12戦目は、丸田恭介騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（札幌ダート1700m 晴/良）に出走。13頭立ての12番人気で2番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり9着に終わった。

8月22日、中2週で迎えた13戦目は、山口竜一騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（札幌ダート1700m 晴/良）に出走。13頭立ての11番人気で3番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では切れる脚を使えず13着に終わった。

6歳（2010年）

1月2日、約4か月半の休養明けで迎えた14戦目は、竹吉徹騎手を鞍上に迎えて、セレブレイトカップ（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。10頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では伸びあぐねて最後はテンジンエンムスビと並んで8着同着となった。

1月16日、中1週で迎えた15戦目は、3歳以上B2-2（佐賀ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で竹吉徹騎手（1戦0勝）。9頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには加われず7着に終わった。

2月7日、中2週で迎えた16戦目は、3歳以上B2-2（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で竹吉徹騎手（2戦0勝）。8頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには参加できず5着に終わった。

3月6日、中3週で迎えた17戦目は、長崎街道大村宿賞（佐賀ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で竹吉徹騎手（3戦0勝）。9頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には割り込めず7着に終わった。

3月21日、中1週で迎えた18戦目は、3歳以上B2-2（佐賀ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で竹吉徹騎手（4戦0勝）。10頭立ての9番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には届かず4着に終わった。

4月10日、中2週で迎えた19戦目は、桜花特別（佐賀ダート1750m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で竹吉徹騎手（5戦0勝）。10頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では上がり2位タイの末脚を繰り出したが上位には食い込めず6着に終わった。

4月24日、中1週で迎えた20戦目は、新緑特別（佐賀ダート1750m 晴/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で竹吉徹騎手（6戦0勝）。10頭立ての8番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では鋭い脚を使えず8着に終わった。

5月15日、中2週で迎えた21戦目は、皐月特別（佐賀ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で竹吉徹騎手（7戦0勝）。12頭立ての12番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始12番手を追走。直線では今一つ伸び切れず12着に終わった。

5月29日、中1週で馬体重を前走から13kg減らして迎えた22戦目は、3歳以上B1 B2（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で竹吉徹騎手（8戦0勝）。6頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では鋭い末脚を繰り出せず5着に終わった。

6月12日、中1週で迎えた23戦目は、3歳以上B1 B2（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は10戦連続で竹吉徹騎手（9戦0勝）。9頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では上がり2位タイの末脚を繰り出したが上位争いには加われず6着に終わった。

6月27日、中1週で迎えた24戦目は、3歳以上B2-2（佐賀ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は11戦連続で竹吉徹騎手（10戦0勝）。8頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では決め手が足りず7着に終わった。

7月10日、中1週で迎えた25戦目は、3歳以上B1 B2（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は12戦連続で竹吉徹騎手（11戦0勝）。9頭立ての8番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではいいところがなく8着に終わった。

7月24日、中1週で迎えた26戦目は、大澤誠志郎騎手を鞍上に迎えて、3歳以上B1 B2（佐賀ダート1400m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。8頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では全く伸びず8着に終わった。

8月14日、中2週で迎えた27戦目は、薩摩街道佐敷宿賞（佐賀ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は竹吉徹騎手（12戦0勝）。8頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず4着に終わった。

8月28日、中1週で迎えた28戦目は、新涼特別（佐賀ダート1750m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で竹吉徹騎手（13戦0勝）。9頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では今一つ伸び切れず8着に終わった。

9月19日、中2週で迎えた29戦目は、長月特別（佐賀ダート1750m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で竹吉徹騎手（14戦0勝）。12頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず9着に終わった。

10月2日、中1週で迎えた30戦目は、仲秋特別（佐賀ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で竹吉徹騎手（15戦0勝）。10頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず8着に終わった。