ウイングルイーズ（2014年生、母ビューティーコンテスト）

ウイングルイーズ（2014年2月19日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名+バラの品種名より」。毛色は栗毛。種牡馬のハーツクライ（当時13歳）と交配したビューティーコンテストが15歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は三嶋牧場。主な勝ち鞍は2017年の3歳以上C2。

経歴

デビュー前

野中賢二厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2016年）

10月29日、デビュー戦は戸崎圭太騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（京都芝1600m 曇/良）に出走。馬体重は466kg。13頭立ての7番人気で11番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり13着に敗れた。

12月18日、中6週で迎えた2戦目は、松若風馬騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（阪神芝2000m 晴/良）に出走。16頭立ての14番人気で12番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では今ひとつ伸びが無く11着に終わった。

3歳（2017年）

1月14日、中3週で迎えた3戦目は、北村友一騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（中京ダート1800m 小雪/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。16頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では強靭な末脚を披露し、4着に入った。

1月29日、中1週で迎えた4戦目は、幸英明騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（京都ダート1800m 曇/良）に出走。14頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では瞬発力に優れた末脚を披露したが、4着に終わった。

2月11日、中1週で迎えた5戦目は、M.デムーロ騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（京都ダート1800m 曇/重）に出走。16頭立ての3番人気に推されて10番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを11番手で通過。直線では上がり3位の伸び脚を披露したが上位争いには絡めず6着に敗れた。

3月26日、中5週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた6戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（中京ダート1800m 小雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続でM.デムーロ騎手（1戦0勝）。15頭立ての3番人気に推されて6番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを10番手で通過。直線では上がり2位の伸び脚を披露したが上位争いには参加できず6着に敗れた。

5月6日、中5週で馬体重を前走から6kg戻して迎えた7戦目は、川田将雅騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（京都ダート1800m 曇/良）に出走。15頭立ての2番人気に推されて14番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では末脚にキレが無く6着に敗れた。

6月24日、中6週で迎えた8戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（阪神ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で川田将雅騎手（1戦0勝）。16頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では超凡な末脚を披露し、3着に入った。

8月27日、中8週で迎えた9戦目は、秋山真一郎騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（小倉ダート1700m 晴/稍重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての7番人気で12番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では今一つ末脚が弾けず12着に敗れた。

11月16日、約2か月半の間隔を開けて迎えた10戦目は、永島太郎騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C2（園田ダート1870m 晴/稍重）に出走。10頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のモンスーンジャイアに5馬身の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

11月29日、中1週で迎えた11戦目は、3歳以上C2（園田ダート1700m 雨/重）に牝馬ながら55kgの斤量を背負って出走。鞍上は2戦連続で永島太郎騎手（1戦1勝）。12頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではものすごい伸び脚で急追したが、勝ったメイショウクロスに詰め切れず、3馬身半差の2着となった。

12月19日、中2週で迎えた12戦目は、3歳以上C1（園田ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で永島太郎騎手（2戦1勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。逃げを打つ恰好となり、で集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、馬群に飲まれ4着に沈んだ。

4歳（2018年）

2月7日、中6週で迎えた13戦目は、鴨宮祥行騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C1（園田ダート1700m 晴/良）に出走。9頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では脚を伸ばせず7着に敗れた。

3月8日、中3週で迎えた14戦目は、4歳以上C1（園田ダート1700m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で鴨宮祥行騎手（1戦0勝）。5頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では今ひとつ伸びが無く5着に終わった。

4月22日、中5週で迎えた15戦目は、上田将司騎手を鞍上に迎えて、一般C3-3（高知ダート1300m 晴/良）に出走。9頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では天性の負けん性を発揮してゴールまで力闘したが、3着に終わった。

5月12日、中2週で迎えた16戦目は、宮川実騎手を鞍上に迎えて、一般C3-3（高知ダート1400m 晴/重）に出走。11頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では見事な伸び脚で急追したが、勝ったロックガールに詰め切れず、3馬身差の2着に敗北した。

5月27日、中1週で迎えた17戦目は、アヤメ特別（高知ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は上田将司騎手（1戦0勝）。10頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり7着に敗れた。

6月10日、中1週で迎えた18戦目は、一般C3-2（高知ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で上田将司騎手（2戦0勝）。11頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず5着に終わった。

6月24日、中1週で迎えた19戦目は、一般C3-2（高知ダート1300m 晴/不良）に出走。鞍上は3戦連続で上田将司騎手（3戦0勝）。9頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では目立つような脚を使えず5着に終わった。

7月10日、中1週で迎えた20戦目は、一般C3-2（高知ダート1300m 晴/不良）に出走。鞍上は4戦連続で上田将司騎手（4戦0勝）。10頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では上がり2位タイの末脚を繰り出したが上位争いには加われず4着に終わった。

7月22日、中1週で迎えた21戦目は、一般C3-2（高知ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で上田将司騎手（5戦0勝）。11頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では力感溢れるフットワークでゴールまで頑張ったが、4着に終わった。

8月5日、中1週で迎えた22戦目は、一般C3-2（高知ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で上田将司騎手（6戦0勝）。10頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では今ひとつ伸びが無く5着に敗れた。

8月26日、中2週で迎えた23戦目は、永森大智騎手を鞍上に迎えて、ご機嫌よう!特別（高知ダート1300m 晴/重）に出走。8頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線に入ると、前で粘るフォーカスライトを上がり2位の末脚で3/4馬身差し切って勝利を手に入れた。

9月8日、中1週で迎えた24戦目は、一般C2-4（高知ダート1300m 雨/不良）に出走。鞍上は上田将司騎手（7戦0勝）。9頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では今一つ伸び切れず7着に敗れた。

9月23日、中1週で迎えた25戦目は、赤岡修次騎手を鞍上に迎えて、一般C2-6（高知ダート1400m 曇/重）に出走。12頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では強靭な末脚を繰り出したが、3着に終わった。

10月13日、中2週で迎えた26戦目は、能條愛未誕生日特別（高知ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は上田将司騎手（8戦0勝）。10頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では今一つ末脚が切れず4着に終わった。

10月27日、中1週で迎えた27戦目は、全競馬場旅打記念特別（高知ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で上田将司騎手（9戦0勝）。12頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では今一つ末脚が弾けず5着に終わった。

11月10日、中1週で迎えた28戦目は、一般C2-5（高知ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は赤岡修次騎手（1戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では圧倒的な末脚を爆発させて先頭に躍り出て、最後は2着のノーフェイトに2馬身半の差をつけて制した。

5歳（2019年）

9月26日、約10か月半の休み明けで馬体重を前走から17kg増やして迎えた29戦目は、東川公則騎手を鞍上に迎えて、爽秋特別（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではビュッとキレる脚で猛追したが、勝ったコスモコレクションに詰め切れず、3馬身差の2着となった。

10月8日、中1週で馬体重を前走から14kg絞って迎えた30戦目は、笹川翼騎手を鞍上に迎えて、マルチクラウン特別（浦和ダート2000m 曇/稍重）に出走。12頭立ての7番人気で11番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず12着に終わった。

12月14日、中9週で馬体重を前走から23kg戻して迎えた31戦目は、難波剛健騎手を鞍上に迎えて、障害3歳以上未勝利（中京障害芝3000m 晴/良）に出走。14頭立ての9番人気で13番ゲートからスタート。8着に終わった。

6歳（2020年）

2月2日、中6週で迎えた32戦目は、田村太雅騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上未勝利（京都障害芝2910m 晴/稍重）に出走。13頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。12着に終わった。

2月16日、中1週で迎えた33戦目は、荻野琢真騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳以上1勝クラス（京都ダート1800m 小雨/重）に出走。13頭立ての12番人気で4番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず9着に終わった。

2月29日、中1週で迎えた34戦目は、柴山雄一騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳以上1勝クラス（中京ダート1800m 曇/良）に出走。9頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい最後はリーピングリーズンと並んで5着同着となった。

10月4日、約7か月半の休養明けで馬体重を前走から18kg増やして迎えた35戦目は、小牧太騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳以上1勝クラス（中京ダート1800m 曇/良）に出走。14頭立ての13番人気で6番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では伸びを欠き12着に終わった。

10月17日、中1週で迎えた36戦目は、水口優也騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（京都ダート1900m 雨/重）に出走。9頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線ではスパッと切れる脚を使えず8着に終わった。