エイダイサンライズ（2017年生、母エイダイタカラブネ）

エイダイサンライズ（2017年4月25日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名＋母母名の一部」。毛色は芦毛。種牡馬のマツリダゴッホ（当時14歳）と交配したエイダイタカラブネが15歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道勇払郡むかわ町、生産者は東振牧場。主な勝ち鞍は2021年のアルメリア賞(一般C2三以下牝)。

経歴

デビュー前

1歳のとき、東振牧場から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場されたが主取りとなった。

小手川準厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2020年）

4月26日、デビュー戦は武士沢友治騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（東京芝1600m 晴/良）に出走。馬体重は508kg。16頭立ての13番人気で3番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線では末脚が冴えず16着に終わった。

2020年4月29日付で中央競馬の競走馬登録を抹消した。

10月28日、約6か月の休み明けで馬体重を前走から24kg増やして迎えた2戦目は、池谷匠翔騎手を鞍上に迎えて、一般C4-6（門別ダート1200m 晴/重）に出走。ダート戦への出走は初となった。11頭立ての7番人気で大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では脚が上がってしまい11着に終わった。

11月4日、連闘で迎えた3戦目は、石川倭騎手を鞍上に迎えて、一般C4-6（門別ダート1000m 曇/重）に出走。9頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く4着に敗れた。

12月1日、中3週で馬体重を前走から12kg戻して迎えた4戦目は、畑中信司騎手を鞍上に迎えて、一般C2十八（金沢ダート1500m 晴/不良）に出走。8頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く6着に敗れた。

12月8日、連闘で馬体重を前走から9kg絞って迎えた5戦目は、青柳正義騎手を鞍上に迎えて、みんなのアイドル★健太37歳お誕生日記念（金沢ダート1500m 雨/不良）に出走。10頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の忍耐力ででしぶとく走り抜いたが、勝ったブノワデラダンスにねじ伏せられて1馬身半差の2着となった。

12月15日、連闘で馬体重を前走から11kg減らして迎えた6戦目は、一般C2九（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は畑中信司騎手（1戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では不屈の闘志で渋太く末脚を持続させて、最後は2着のドリームバンドームをハナ差振り切って初白星を挙げた。

12月22日、連闘で迎えた7戦目は、牝馬限定戦のハボタン賞（金沢ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で畑中信司騎手（2戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。先頭に立つ格好となり、でレースを牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では速い脚を持続できず、4着に終わった。

4歳（2021年）

3月16日、約3か月の間隔を開けて馬体重を前走から16kg減らして迎えた8戦目は、吉田晃浩騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定戦のアルメリア賞（金沢ダート1400m 雨/重）に出走。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。端を取り切り、でレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では猛烈な末脚を炸裂させて先頭に躍り出て、最後は2着のパープルブルーメンに1馬身半の差をつけて制した。

4月4日、中2週で迎えた9戦目は、☆阿部みなみ様結婚記念☆（金沢ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で吉田晃浩騎手（1戦1勝）。8頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。最後は減速してしまい8着に敗れた。

5月5日、中3週で迎えた10戦目は、一般C2四（金沢ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は3戦連続で吉田晃浩騎手（2戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。ハナを取り切り、でレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚勢が鈍り最後はサノノドラゴンと並んで6着同着となった。

5月16日、中1週で迎えた11戦目は、牝馬限定戦の菊桜賞（金沢ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で吉田晃浩騎手（3戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。逃げる形となり、でレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前のタフネスで根気強く脚を伸ばしたが、プリティエレガンスに交わされて4馬身差の2着に敗北した。

6月1日、中1週で迎えた12戦目は、一般C2三（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で吉田晃浩騎手（4戦1勝）。7頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。敢然と先頭に立ち、でレースを引っ張る。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線に入ると、粘りを欠いて3着に沈んだ。

6月15日、中1週で迎えた13戦目は、特別編成（金沢ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で吉田晃浩騎手（5戦1勝）。8頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では末脚にキレが無く8着に終わった。

7月11日、中3週で迎えた14戦目は、一般C2六（金沢ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は7戦連続で吉田晃浩騎手（6戦1勝）。7頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。0着に敗れた。

2021年8月31日付で地方競馬の競走馬登録を抹消した。