シルクローズマリー（2001年生、母ウッドストリーム）

シルクローズマリー（2001年4月22日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名＋花の名（花言葉は記憶）」。毛色は栗毛。種牡馬のティンバーカントリー（当時9歳）と交配したウッドストリームが23歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は（有）日西牧場。戦績は、中央平地8戦0勝、地方33戦1勝。主な勝ち鞍は2004年の3歳以上C8-1。

経歴

デビュー前

シルクホースクラブにて総額1,300万円（2.6万×500口）で一口馬主が募集された。

松永善晴厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2003年）

9月20日、デビュー戦は小坂忠士騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の2歳新馬（阪神芝1200m 小雨/良）に出走。馬体重は422kg。13頭立ての12番人気で1番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで走り切り、4着に入り込んだ。

10月4日、中1週で迎えた2戦目は、角田晃一騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の2歳未勝利（阪神芝1400m 晴/良）に出走。13頭立ての8番人気で12番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始2番手を追走。直線では脚を伸ばせず5着に終わった。

10月18日、中1週で迎えた3戦目は、牝馬限定の2歳未勝利（京都芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で角田晃一騎手（1戦0勝）。14頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では末脚のキレが鈍く7着に終わった。

11月2日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた4戦目は、2歳未勝利（京都芝1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で角田晃一騎手（2戦0勝）。14頭立ての5番人気で11番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。最後は力尽きて14着に敗れた。

11月30日、中3週で迎えた5戦目は、橋本美純騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の2歳未勝利（京都ダート1400m 曇/不良）に出走。ダート戦への出走は初となった。13頭立ての3番人気に推されて5番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、終始6番手を追走。最後はバタバタになってしまい12着に敗れた。

12月27日、中3週で迎えた6戦目は、牝馬限定の2歳未勝利（阪神ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で橋本美純騎手（1戦0勝）。16頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。極端なハイペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線では上がり1位の末脚を繰り出したが上位には食い込めず8着に終わった。

3歳（2004年）

2月8日、中5週で迎えた7戦目は、古川吉洋騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（京都ダート1200m 晴/良）に出走。16頭立ての11番人気で13番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを9番手で通過。直線では上がり4位タイの末脚を見せたが上位には割り込めず8着に終わった。

4月11日、中8週で迎えた8戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（阪神ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は角田晃一騎手（3戦0勝）。16頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、16番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを13番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く11着に敗れた。

7月22日、約3か月半の休養明けで迎えた9戦目は、田中学騎手を鞍上に迎えて、3歳F31（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。11頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には食い込めず5着に敗れた。

8月10日、中2週で迎えた10戦目は、3歳F22（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で田中学騎手（1戦0勝）。10頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには絡めず4着に敗れた。

9月1日、中2週で迎えた11戦目は、3歳以上C9-3（姫路ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で田中学騎手（2戦0勝）。9頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では全く伸びず6着に終わった。

9月14日、中1週で迎えた12戦目は、3歳以上C1-1（姫路ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で田中学騎手（3戦0勝）。12頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着に入った。

9月28日、中1週で迎えた13戦目は、3歳以上C9-3（園田ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は5戦連続で田中学騎手（4戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。他馬と併走しながら端をきる形となり、で馬群を引っ張る。道中で単騎先頭に変わり、1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではあとひと伸びが足りず、3着に終わった。

10月7日、連闘で迎えた14戦目は、3歳以上C8-1（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で田中学騎手（5戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では末脚に勢いがなく7着に敗れた。

11月3日、中3週で迎えた15戦目は、谷川真生騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C8-1（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。11頭立ての5番人気で大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて、最後は2着のケイアイキャンドゥを3/4馬身振り切って待望の初勝利を挙げた。

11月16日、中1週で迎えた16戦目は、3歳以上C4-2（園田ダート1230m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で谷川真生騎手（1戦1勝）。12頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では末脚を伸ばせず11着に敗れた。

12月1日、中1週で迎えた17戦目は、板野央騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C5-1（園田ダート1400m 晴/良）に出走。11頭立ての6番人気で大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では末脚にキレが無く11着に敗れた。

12月15日、中1週で迎えた18戦目は、3歳以上C5-1（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は谷川真生騎手（2戦1勝）。12頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始11番手を追走。直線では脚を伸ばせず12着に終わった。

12月23日、連闘で迎えた19戦目は、3歳以上C5-2（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で谷川真生騎手（3戦1勝）。9頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着に入り込んだ。

4歳（2005年）

1月13日、中2週で迎えた20戦目は、4歳以上C5-2（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で谷川真生騎手（4戦1勝）。11頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では見所を作れず11着に終わった。

2月3日、中2週で迎えた21戦目は、4歳以上C3-2（園田ダート1230m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で谷川真生騎手（5戦1勝）。12頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを8番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、4着に入り込んだ。

2月17日、中1週で迎えた22戦目は、4歳以上C5-2（園田ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は5戦連続で谷川真生騎手（6戦1勝）。11頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには絡めず7着に敗れた。

3月3日、中1週で迎えた23戦目は、4歳以上C6-3（姫路ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で谷川真生騎手（7戦1勝）。10頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには加われず7着に終わった。

3月17日、中1週で迎えた24戦目は、4歳以上C6-2（姫路ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は7戦連続で谷川真生騎手（8戦1勝）。11頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には割り込めず10着に敗れた。

3月30日、中1週で迎えた25戦目は、松浦聡志騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C6-1（姫路ダート1400m 晴/重）に出走。11頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には食い込めず8着に終わった。

4月14日、中1週で迎えた26戦目は、4歳以上C7-2（園田ダート1230m 晴/稍重）に出走。鞍上は谷川真生騎手（9戦1勝）。11頭立ての11番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始11番手を追走。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには加われず10着に終わった。

4月27日、中1週で迎えた27戦目は、下原理騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C7-1（園田ダート1230m 晴/良）に出走。8頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では切れる脚を使えず7着に終わった。

5月6日、連闘で迎えた28戦目は、4歳以上C7-3（園田ダート1400m 雨/稍重）に出走。鞍上は谷川真生騎手（10戦1勝）。10頭立ての9番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では脚が残っておらず8着に終わった。

6月16日、中5週で迎えた29戦目は、4歳以上C7-2（園田ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で谷川真生騎手（11戦1勝）。10頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には食い込めず9着に終わった。

6月30日、中1週で迎えた30戦目は、4歳以上C7-3（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は下原理騎手（1戦0勝）。10頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には食い込めず7着に終わった。

7月13日、中1週で迎えた31戦目は、4歳以上C8-2（園田ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は谷川真生騎手（12戦1勝）。11頭立ての11番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には届かず5着に終わった。

7月27日、中1週で迎えた32戦目は、4歳以上C8-1（園田ダート1230m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で谷川真生騎手（13戦1勝）。9頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには加われず7着に終わった。

8月11日、中1週で迎えた33戦目は、4歳以上C7-3（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で谷川真生騎手（14戦1勝）。8頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着に入り込んだ。

8月25日、中1週で迎えた34戦目は、4歳以上C7-3（園田ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で谷川真生騎手（15戦1勝）。10頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには加われず8着に終わった。

9月8日、中1週で迎えた35戦目は、3歳以上C7-2（姫路ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は5戦連続で谷川真生騎手（16戦1勝）。10頭立ての7番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では伸びが劣勢になり7着に終わった。

9月23日、中1週で迎えた36戦目は、3歳以上C7-2（姫路ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で谷川真生騎手（17戦1勝）。11頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には割り込めず8着に終わった。

10月6日、中1週で迎えた37戦目は、3歳以上C7二（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で谷川真生騎手（18戦1勝）。11頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には食い込めず9着に終わった。

11月10日、中4週で迎えた38戦目は、3歳以上C7四（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で谷川真生騎手（19戦1勝）。10頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には割り込めず10着に終わった。

11月24日、中1週で迎えた39戦目は、3歳以上C7三（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で谷川真生騎手（20戦1勝）。12頭立ての11番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始12番手を追走。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には食い込めず11着に終わった。

12月7日、中1週で迎えた40戦目は、3歳以上D1二（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は10戦連続で谷川真生騎手（21戦1勝）。11頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には届かず6着に終わった。

5歳（2006年）

1月1日、中3週で迎えた41戦目は、4歳以上D2一（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は11戦連続で谷川真生騎手（22戦1勝）。12頭立ての9番人気で大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く12着に終わった。