リピッシュ（2019年生、母タイキジャスパー）

経歴

デビュー前

1歳のとき、山田昇史から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、JRA日本中央競馬会によって770万円で落札された。2歳のとき、日本中央競馬会から「JRAブリーズアップセールサラブレッド2歳」に上場され、ケンレーシング組合によって440万円で落札された。

根本康広厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2021年）

8月29日、デビュー戦は野中悠太郎騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（新潟芝1600m 外回り晴/良）に出走。馬体重は494kg。18頭立ての15番人気で7番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、終始18番手を追走。直線では他馬と同じような脚勢になり18着に終わった。

2021年9月1日付で中央競馬の競走馬登録を抹消した。

9月27日、中3週で迎えた2戦目は、高松亮騎手を鞍上に迎えて、2歳（盛岡ダート1200m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。9頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったサンカンシオンに詰め切れず、約10馬身差の2着に敗北した。

10月10日、中1週で迎えた3戦目は、2歳C1二（盛岡ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で高松亮騎手（1戦0勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では天稟の敢闘精神でゴールまで力走したが、3着に終わった。

10月25日、中1週で迎えた4戦目は、2歳C1二（盛岡ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で高松亮騎手（2戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。先陣を切る形となり、でレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のアリオトに4馬身の差をつけて初白星を挙げた。

11月15日、中2週で迎えた5戦目は、2歳B2一（盛岡ダート1400m 小雨/不良）に出走。鞍上は4戦連続で高松亮騎手（3戦1勝）。9頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚に勢いがなく5着に敗れた。

11月29日、中1週で迎えた6戦目は、高橋悠里騎手を鞍上に迎えて、2歳B1（水沢ダート1400m 曇/不良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。先頭に立つ格好となり、でレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の粘り強さでしぶとく脚を伸ばしたが、エイシンクリーオスに交わされて1馬身3/4差の2着に敗北した。

12月13日、中1週で迎えた7戦目は、2歳B2一（水沢ダート1400m 雪/不良）に出走。鞍上は2戦連続で高橋悠里騎手（1戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。ハナを切る形となり、で馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の力で持ち堪えて先頭を奪い、最後は2着のスマイルパートナーに1馬身の差をつけて2勝目を挙げた。

デビュー前

伊藤和忍厩舎（岩手）へ入厩。

3歳（2022年）

3月11日、約3か月の間隔を開けて迎えた8戦目は、3歳A（水沢ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で高橋悠里騎手（2戦1勝）。7頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。敢然とハナを奪い、で一団を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では鋭い脚を使えず4着に敗れた。

3月20日、連闘で迎えた9戦目は、3歳A（水沢ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で高橋悠里騎手（3戦1勝）。8頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では余力が残っておらず7着に敗れた。

5月2日、中5週で迎えた10戦目は、3歳B1一（水沢ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は5戦連続で高橋悠里騎手（4戦1勝）。9頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい9着に敗れた。

5月16日、中1週で迎えた11戦目は、3歳B1一（水沢ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で高橋悠里騎手（5戦1勝）。10頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線ではいいところがなく10着に終わった。