テルノヒリュウ（1993年生、母テルノクロユリ）

テルノヒリュウ（1993年5月5日）は、日本の競走馬。牝馬。品種はサラブレッド系で、毛色は鹿毛。種牡馬のランドヒリュウ（当時11歳）と交配したテルノクロユリが14歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は山口義彦。戦績は、中央平地19戦1勝、地方1戦0勝。主な勝ち鞍は1996年の4歳未勝利(牝)。

経歴

デビュー前

安藤正敏厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（1995年）

10月15日、デビュー戦は山田泰誠騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の3歳新馬（京都ダート1200m 晴/良）に出走。馬体重は450kg。13頭立ての13番人気で12番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではじりじりとしか伸びず5着に終わった。

10月28日、中1週で迎えた2戦目は、牝馬限定の3歳新馬（京都ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で山田泰誠騎手（1戦0勝）。11頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず5着に敗れた。

11月19日、中2週で迎えた3戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（京都ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で山田泰誠騎手（2戦0勝）。11頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では天稟のガッツでゴールまで力走したが、4着に終わった。

12月3日、中1週で迎えた4戦目は、安藤勝己騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（阪神ダート1200m 晴/良）に出走。8頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では他馬と同じような脚色になり7着に終わった。

12月17日、中1週で迎えた5戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（阪神芝1600m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は山田泰誠騎手（3戦0勝）。11頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず5着に敗れた。

3歳（1996年）

1月6日、中2週で迎えた6戦目は、4歳未勝利（京都ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で山田泰誠騎手（4戦0勝）。16頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では天稟の負けじ魂を発揮してゴールまで力走したが、5着に終わった。

1月20日、中1週で迎えた7戦目は、牝馬限定の4歳未勝利（京都ダート1800m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で山田泰誠騎手（5戦0勝）。9頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では終いの伸びを欠き、3着に終わった。

2月3日、中1週で迎えた8戦目は、4歳未勝利（京都ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で山田泰誠騎手（6戦0勝）。9頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では決め手に欠いて4着に敗れた。

2月18日、中1週で迎えた9戦目は、牝馬限定の4歳未勝利（京都ダート1800m 曇/重）に出走。鞍上は5戦連続で山田泰誠騎手（7戦0勝）。10頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを4番手で通過。直線では末脚が振るわず6着に敗れた。

3月10日、中2週で迎えた10戦目は、牝馬限定の4歳未勝利（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で山田泰誠騎手（8戦0勝）。11頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では天稟の敢闘精神でゴールまで力走し、4着に入り込んだ。

3月24日、中1週で迎えた11戦目は、4歳未勝利（阪神芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で山田泰誠騎手（9戦0勝）。13頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では最後まで息が続かず13着に敗れた。

4月21日、中3週で迎えた12戦目は、4歳未勝利（京都ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は8戦連続で山田泰誠騎手（10戦0勝）。15頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では末脚にキレが無く8着に終わった。

5月12日、中2週で迎えた13戦目は、牝馬限定の4歳未勝利（京都ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は9戦連続で山田泰誠騎手（11戦0勝）。13頭立ての9番人気で12番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では伸びあぐねて10着に終わった。

9月7日、約4か月の休養明けで馬体重を前走から12kg減らして迎えた14戦目は、牝馬限定の4歳未勝利（阪神ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は10戦連続で山田泰誠騎手（12戦0勝）。13頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭に立ち、最後は2着のマチカネシキソクを3/4馬身振り切って待望の初白星を挙げた。

9月23日、中1週で迎えた15戦目は、万代特別（新潟(地)ダート1700m 晴/重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は11戦連続で山田泰誠騎手（13戦1勝）。11頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。7着に敗れた。

10月6日、中1週で迎えた16戦目は、牝馬限定の4歳以上500万下（京都ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は12戦連続で山田泰誠騎手（14戦1勝）。9頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず5着に終わった。

4歳（1997年）

5月11日、約7か月の休み明けで迎えた17戦目は、橋本広喜騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下（京都ダート1400m 曇/良）に出走。16頭立ての13番人気で5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、15番手を追走し、4コーナーは16番手で通過。直線では決め手が足りず14着に終わった。

5月31日、中2週で迎えた18戦目は、四位洋文騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下（中京ダート1700m 曇/良）に出走。16頭立ての14番人気で4番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く12着に終わった。

6月14日、中1週で迎えた19戦目は、上村洋行騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の5歳以上500万下（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。12頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では決め手が足りず12着に終わった。

6月29日、中1週で迎えた20戦目は、横山雄一騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下（阪神ダート1800m 晴/重）に出走。12頭立ての12番人気で10番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では他馬と同じ脚色になってしまい12着に終わった。