カイジンソーニヤ（2012年生、母メイプルマリチャン）

カイジンソーニヤ（2012年3月25日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のホールウォーカー（当時9歳）と交配したメイプルマリチャンが8歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道勇払郡むかわ町、生産者はストロベリーフィールドファーム（株）。戦績は、地方9戦1勝。主な勝ち鞍は2014年の2歳。

経歴

デビュー前

2歳のとき、ストロベリーフィールドファームから「北海道トレーニングセールサラブレッド2歳」に上場され、廣村憲郎によって248.4万円で落札された。

立花伸厩舎（大井）へ入厩。

2歳（2014年）

8月29日、デビュー戦は本橋孝太騎手を鞍上に据えて、2歳（大井ダート1000m 曇/不良）に出走。馬体重は476kg。9頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線に入ると、前で粘るトークトゥハーを次元の違う末脚で交わし去り、最後は3馬身の差をつけて初白星を挙げた。

9月17日、中2週で迎えた2戦目は、達城龍次騎手を鞍上に迎えて、2歳オープンの’14ゴールドジュニアー（大井ダート1400m 曇/良）に出走。12頭立ての11番人気で1番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では切れる脚を使えず10着に終わった。

10月2日、中1週で迎えた3戦目は、御神本訓史騎手を鞍上に迎えて、2歳戦のつばめ特別（大井ダート1200m 曇/良）に出走。11頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では天賦の敢闘精神でゴールまで勇戦し、4着に入り込んだ。

10月21日、中2週で迎えた4戦目は、2歳戦のしたまち台東賞（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で御神本訓史騎手（1戦0勝）。10頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではピリッとした末脚を使えず5着に終わった。

11月11日、中2週で迎えた5戦目は、2歳戦のオリエンタル賞（大井ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で御神本訓史騎手（2戦0勝）。10頭立ての6番人気で大外10番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず9着に終わった。

11月24日、中1週で迎えた6戦目は、2歳戦の練馬区特別（大井ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は本橋孝太騎手（1戦1勝）。16頭立ての16番人気で12番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では速い脚を使えず10着に終わった。

12月30日、中4週で馬体重を前走から17kg増やして迎えた7戦目は、内田利雄騎手を鞍上に迎えて、2歳戦のたんちょう特別（大井ダート1400m 晴/稍重）に出走。15頭立ての14番人気で3番ゲートからスタート。かなりのハイペースでレースが進む中、15番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線では末脚に勢いがなく15着に終わった。

3歳（2015年）

10月1日、約9か月の休み明けで迎えた8戦目は、高野誠毅騎手を鞍上に迎えて、3歳（大井ダート1400m 雨/良）に出走。11頭立ての11番人気で1番ゲートからスタート。先陣を切る形となり、若干遅いペースでレースを進める。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く11着に終わった。

10月12日、中1週で迎えた9戦目は、一般C2三四五（大井ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で高野誠毅騎手（1戦0勝）。12頭立ての12番人気で11番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず12着に終わった。