キタサンシルバー（2019年生、母キタサンハルカゼ）

キタサンシルバー（2019年2月6日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名+父名の一部」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のシルバーステート（当時6歳）と交配したキタサンハルカゼが7歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は村田牧場。主な勝ち鞍は2023年の第2.5回双詩科記念(一般C32)。

経歴

デビュー前

本田優厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2021年）

12月28日、デビュー戦は泉谷楓真騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（阪神芝1600m 外回り晴/良）に出走。馬体重は428kg。17頭立ての10番人気で12番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では末脚が冴えず7着に終わった。

3歳（2022年）

1月15日、中2週で馬体重を前走から14kg減らして迎えた2戦目は、3歳未勝利（中京芝1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で泉谷楓真騎手（1戦0勝）。18頭立ての14番人気で11番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを10番手で通過。直線では伸びあぐねて13着に終わった。

4月2日、約2か月半の間隔を開けて迎えた3戦目は、小沢大仁騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（阪神ダート1400m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。16頭立ての12番人気で1番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、終始9番手を追走。最後は失速してしまい15着に終わった。

7月13日、約3か月半の休み明けで馬体重を前走から36kg増やして迎えた4戦目は、五十嵐冬樹騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C4-4（門別ダート1000m 曇/良）に牝馬ながら54kgの斤量を背負って出走。10頭立ての3番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。最後は脚勢が衰えて10着に敗れた。

7月27日、中1週で迎えた5戦目は、3歳以上C4-4（門別ダート1000m 晴/良）に牝馬ながら54kgの斤量を背負って出走。鞍上は2戦連続で五十嵐冬樹騎手（1戦0勝）。10頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く5着に敗れた。

8月10日、中1週で迎えた6戦目は、日高さんご渓谷賞（門別ダート1000m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で五十嵐冬樹騎手（2戦0勝）。8頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず4着に敗れた。

8月25日、中1週で迎えた7戦目は、3歳以上C4-4（門別ダート1000m 晴/良）に牝馬ながら54kgの斤量を背負って出走。鞍上は4戦連続で五十嵐冬樹騎手（3戦0勝）。9頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい4着に敗れた。

9月7日、中1週で迎えた8戦目は、落合玄太騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C4-3（門別ダート1000m 晴/良）に出走。9頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。他馬と併走しながらハナを切る恰好となり、で集団を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では見所を作れず4着に敗れた。

9月21日、中1週で迎えた9戦目は、日高国際スキー場賞（門別ダート1000m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で落合玄太騎手（1戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚勢が鈍り7着に敗れた。

10月5日、中1週で迎えた10戦目は、3歳以上C4-3（門別ダート1000m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で落合玄太騎手（2戦0勝）。11頭立ての6番人気で大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では伸びが鈍く10着に敗れた。

10月20日、中1週で迎えた11戦目は、岩橋勇二騎手を鞍上に迎えて、カムイエクウチカウシ山賞（門別ダート1000m 晴/良）に出走。9頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。端をきる恰好となり、で集団を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線ではいい脚を見せられず5着に終わった。

11月2日、中1週で迎えた12戦目は、3歳以上C4-3（門別ダート1000m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で岩橋勇二騎手（1戦0勝）。10頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。先頭に立つ形となり、でレースを進める。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを4番手で通過。最後は脚が止まってしまい10着に敗れた。

11月22日、中2週で馬体重を前走から13kg減らして迎えた13戦目は、加藤誓二騎手を鞍上に迎えて、一般C25（名古屋ダート1500m 晴/重）に出走。12頭立ての10番人気で大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず12着に終わった。

12月5日、中1週で迎えた14戦目は、一般C24（名古屋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で加藤誓二騎手（1戦0勝）。12頭立ての8番人気で大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず9着に終わった。

12月21日、中1週で迎えた15戦目は、一般C22（名古屋ダート920m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で加藤誓二騎手（2戦0勝）。12頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では切れる脚を使えず12着に終わった。

4歳（2023年）

1月1日、中1週で迎えた16戦目は、C33組（名古屋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で加藤誓二騎手（3戦0勝）。11頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では上がり2位タイの末脚を繰り出したが上位争いには絡めず7着に終わった。

1月16日、中1週で迎えた17戦目は、ラッキーオチアイ（名古屋ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は5戦連続で加藤誓二騎手（4戦0勝）。10頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では伸びあぐねて10着に終わった。

1月30日、中1週で迎えた18戦目は、第2.5回双詩科記念（名古屋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で加藤誓二騎手（5戦0勝）。7頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線ではきちんと終いの脚を伸ばして先頭をうかがい、最後は2着のアポロキラナを3/4馬身振り切って待望の初白星を挙げた。

2月15日、中1週で迎えた19戦目は、一般C16（名古屋ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は7戦連続で加藤誓二騎手（6戦1勝）。11頭立ての10番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり8着に終わった。

2月28日、中1週で迎えた20戦目は、一般C24（名古屋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で加藤誓二騎手（7戦1勝）。10頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では速い脚を使えず6着に終わった。

3月14日、中1週で迎えた21戦目は、丸山真一騎手を鞍上に迎えて、がんばれ!愛知・岐阜・三重の酪農応援賞（名古屋ダート1500m 晴/稍重）に出走。12頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では弾けるような伸び脚で急追したが、抜け出したヘクトゴンを捕まえ切れず、2馬身差の2着となった。

3月29日、中1週で迎えた22戦目は、一般C17（名古屋ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で丸山真一騎手（1戦0勝）。10頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では力感溢れるフットワークでゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

4月27日、中3週で迎えた23戦目は、3歳以上C4-3（門別ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は岩橋勇二騎手（2戦0勝）。12頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではじりじりとしか伸びず5着に敗れた。

5月4日、連闘で迎えた24戦目は、3歳以上C4-3（門別ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で岩橋勇二騎手（3戦0勝）。11頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では脚が残っておらず10着に敗れた。

5月18日、中1週で迎えた25戦目は、3歳以上C4-4（門別ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で岩橋勇二騎手（4戦0勝）。6頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では持ち前のタフネスでしぶとく脚を伸ばしたが、勝ったカラフルワウに詰め切れず、4馬身差の2着となった。

6月1日、中1週で迎えた26戦目は、3歳以上C4-3（門別ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で岩橋勇二騎手（5戦0勝）。12頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では決め手が足りず8着に敗れた。

6月13日、中1週で迎えた27戦目は、3歳以上C4-3（門別ダート1000m 曇/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で岩橋勇二騎手（6戦0勝）。10頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では見せ場なく9着に敗れた。

6月27日、中1週で迎えた28戦目は、一般C4-3（門別ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で岩橋勇二騎手（7戦0勝）。12頭立ての10番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず9着に終わった。

7月12日、中1週で迎えた29戦目は、一般C4-3（門別ダート1200m 雨/重）に出走。鞍上は7戦連続で岩橋勇二騎手（8戦0勝）。6頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。直線では今一つ伸び切れず3着に終わった。

7月25日、中1週で迎えた30戦目は、一般C4-4（門別ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は8戦連続で岩橋勇二騎手（9戦0勝）。9頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では脚を伸ばせず5着に敗れた。

8月8日、中1週で迎えた31戦目は、新冠で新規就農の夢叶えま賞（門別ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は落合玄太騎手（3戦0勝）。10頭立ての7番人気で11番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では切れる脚を使えず6着に終わった。