エイカイマッケンロ（2019年生、母ダイワミランダ）

経歴

デビュー前

当歳のとき、社台ファームから「セレクトセールサラブレッド当歳」に上場され、二木英徳によって1億1,880万円で落札された。

2歳（2021年）

8月8日、デビュー戦は岩田望来騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（新潟芝1600m 外回り曇/良）に出走。馬体重は490kg。15頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。端を奪う形となり、極端なスローペースで馬群を引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は垂れてしまい9着に敗れた。

11月20日、約3か月半の休み明けで迎えた2戦目は、2歳未勝利（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は2戦連続で岩田望来騎手（1戦0勝）。15頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。直線では末脚に勢いがなく6着に敗れた。

3歳（2022年）

1月16日、中7週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（中京芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で岩田望来騎手（2戦0勝）。11頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではグイグイと終いの脚を伸ばして先頭をうかがい、最後は2着のショウナンアデイブをクビ差振り切って初白星を挙げた。

2月19日、中4週で迎えた4戦目は、菅原明良騎手を鞍上に迎えて、3歳1勝クラスのフリージア賞（東京芝2000m 曇/良）に出走。9頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では弾けるような伸び脚で追い上げたが、抜け出したジャスティンスカイを差し切れず、1馬身差の2着に敗北した。

3月19日、中3週で迎えた5戦目は、3歳オープンの若葉ステークス（阪神芝2000m 小雨/稍重）に出走。鞍上は岩田望来騎手（3戦1勝）。10頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始5番手を追走。最後は脚勢が鈍り10着に終わった。

6月19日、約3か月の休養明けで馬体重を前走から12kg増やして迎えた6戦目は、福永祐一騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（東京芝2000m 晴/良）に出走。9頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では一際目立つ伸び脚で猛進したが、勝ったパラレルヴィジョンにねじ伏せられて3馬身差の2着となった。

8月7日、中6週で馬体重を前走から6kg絞って迎えた7戦目は、3歳以上1勝クラス（新潟芝2200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で福永祐一騎手（1戦0勝）。14頭立ての1番人気に推されて12番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて、馬場の大外を通りながら4コーナーを4番手で通過。直線では強烈な末脚を爆発させて先頭に躍り出て、最後は2着のバラジに1馬身半の差をつけて2勝目を収める

9月18日、中5週で迎えた8戦目は、3歳以上2勝クラスの木曽川特別（中京芝2200m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で福永祐一騎手（2戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では目を引く伸び脚で猛追したが、抜け出したアーティットを捕まえ切れず、1馬身1/4差の2着に敗北した。

10月30日、中5週で迎えた9戦目は、3歳以上2勝クラスの本栖湖特別（東京芝2400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で福永祐一騎手（3戦1勝）。11頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では迫力満点の伸びを見せたが、伸びてきたシルブロン決め手に屈して半馬身差の2着に敗北した。

12月18日、中6週で迎えた10戦目は、3歳以上2勝クラスの尾張特別（中京芝2200m 晴/良）に出走。鞍上は岩田望来騎手（4戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではものすごい伸び脚で猛進したが、勝ったシュトルーヴェにねじ伏せられてハナ差の2着に甘んじた。

4歳（2023年）

1月7日、中2週で迎えた11戦目は、4歳以上2勝クラスの長良川特別（中京芝2200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で岩田望来騎手（5戦1勝）。14頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは、馬場の外目を通りながら8番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい7着に敗れた。

4月30日、約4か月の休み明けで迎えた12戦目は、戸崎圭太騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦で4歳以上2勝クラスの陣馬特別（東京芝2400m 曇/良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では印象的な伸び脚で急追したが、勝ったワープスピードに詰め切れず、2馬身半差の2着に敗北した。

5月28日、中3週で迎えた13戦目は、4歳以上2勝クラスの青嵐賞（東京芝2400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で戸崎圭太騎手（1戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では天資の負けじ心を発揮してゴールまで力戦したが、4着に終わった。

7月2日、中4週で迎えた14戦目は、坂井瑠星騎手を鞍上に迎えて、3歳以上2勝クラスの木曽川特別（中京芝2200m 晴/良）に出走。9頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。主導権を奪う恰好となり、平均的なペースで集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではあとひと押しが足りず、3着に終わった。

11月25日、約5か月の休み明けで迎えた15戦目は、3歳以上2勝クラスの高雄特別（京都芝2400m 外回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で坂井瑠星騎手（1戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて8番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では目立つような脚を使えず7着に敗れた。

12月10日、中1週で迎えた16戦目は、西塚洸二騎手を鞍上に迎えて、3歳以上2勝クラスの名古屋日刊スポーツ杯（中京芝2000m 晴/良）に出走。12頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では上々の伸びを見せたが、抜け出したバールデュヴァンに半馬身届かず2着となった。

5歳（2024年）

1月28日、中6週で迎えた17戦目は、4歳以上2勝クラス（東京芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は戸崎圭太騎手（2戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では迫力満点の伸び脚で驀進したが、勝ったドクタードリトルにねじ伏せられて1馬身半差の2着に敗北した。

3月9日、中5週で迎えた18戦目は、北村友一騎手を鞍上に迎えて、4歳以上2勝クラスの恋路ケ浜特別（中京芝2000m 曇/良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線に入ると、前で粘るウインオーディンを上がり2位の末脚で半馬身差し切って久方ぶりに美酒を浴びた。

4月27日、中6週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた19戦目は、北村宏司騎手を鞍上に迎えて、4歳以上3勝クラスの府中市市制施行70周年記念（東京芝2000m 曇/良）に出走。13頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では全く伸びず6着に敗れた。