ハイフレンドウィル（1998年生、母In the Will）

Hi Friend Will

1998.04.27

ハイフレンドウィル（1998年4月27日）は、アメリカ合衆国で生まれ、日本で調教された競走馬。牝馬。毛色は黒鹿毛。種牡馬のAlydeed（当時9歳）と交配したIn the Willが6歳のときに産んだ仔が本馬である。戦績は、中央平地4戦0勝2着1回、地方15戦2勝2着1回。主な勝ち鞍は2001年のセプテンバーシリーズ第1戦。

経歴

デビュー前

二本柳俊一厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2001年）

7月8日、デビュー戦は二本柳壮騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（福島芝1200m 晴/良）に出走。馬体重は474kg。16頭立ての3番人気に推されて8番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを15番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず7着に敗れた。

7月22日、中1週で迎えた2戦目は、大西直宏騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（新潟芝1600m 外回り 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。18頭立ての3番人気に推されて14番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では脚を伸ばせず9着に敗れた。

8月26日、中4週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（新潟ダート1200m 曇/良）に出走。ダート戦への出走及び長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は二本柳壮騎手（1戦0勝）。14頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では一際目立つ伸び脚で追い上げたが、勝ったミスフチュウに詰め切れず、3馬身差の2着に敗北した。

9月5日、中0週で迎えた4戦目は、3歳戦のセプテンバーシリーズ第1戦（新潟(地)ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で二本柳壮騎手（2戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のトロットキーラーに4馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

9月30日、中3週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた5戦目は、3歳以上500万下の湯之谷特別（新潟ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で二本柳壮騎手（3戦1勝）。14頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後はスピードが落ちてしまい12着に敗れた。

4歳（2002年）

5月25日、約8か月の休養明けで迎えた6戦目は、小野寺功騎手を鞍上に迎えて、一般C1（盛岡ダート1400m 曇/稍重）に出走。11頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。10着に終わった。

6月8日、中1週で迎えた7戦目は、渡辺正彦騎手を鞍上に迎えて、一般C1（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。9着に終わった。

9月29日、約4か月の休み明けで迎えた8戦目は、一般C2（盛岡ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で渡辺正彦騎手（1戦0勝）。10頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。10着に終わった。

10月13日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた9戦目は、一般C2（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で渡辺正彦騎手（2戦0勝）。10頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。10着に終わった。

10月26日、中1週で迎えた10戦目は、一般C2（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で渡辺正彦騎手（3戦0勝）。10頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。最後は、2着のスイートギムレットをクビ差制して先頭ゴールを果たした。

11月18日、中2週で迎えた11戦目は、村上忍騎手を鞍上に迎えて、一般C2（盛岡ダート1400m 小雨/重）に出走。10頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。3着に終わった。

12月2日、中1週で迎えた12戦目は、一般C2（水沢ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で村上忍騎手（1戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。6着に敗れた。

12月30日、中3週で迎えた13戦目は、一般C2（水沢ダート1400m 小雪/不良）に出走。鞍上は渡辺正彦騎手（4戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。12着に敗れた。

5歳（2003年）

1月6日、連闘で迎えた14戦目は、一般C2（水沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で渡辺正彦騎手（5戦1勝）。12頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。最後は、勝ったエチュードジョージから1馬身1/4差の2着となった。

4月14日、約3か月半の休み明けで迎えた15戦目は、牝馬限定戦の寒風山特別（水沢ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で渡辺正彦騎手（6戦1勝）。12頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。11着に終わった。

4月29日、中1週で迎えた16戦目は、菅原幸弘騎手を鞍上に迎えて、一般B2（水沢ダート1400m 晴/良）に出走。11頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。10着に終わった。

5月24日、中3週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた17戦目は、牝馬限定戦の南昌山特別（盛岡ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は渡辺正彦騎手（7戦1勝）。12頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。11着に終わった。

6月9日、中1週で迎えた18戦目は、一般B2（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は菅原幸弘騎手（1戦0勝）。12頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。12着に終わった。

6月21日、中1週で迎えた19戦目は、牝馬限定戦の区界特別（水沢ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は渡辺正彦騎手（8戦1勝）。11頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。競走中止となった。