コウユーモジョカー（2022年生、母アイディンビュー）

コウユーモジョカー（2022年3月29日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名+かわいい(鹿児島弁)」。毛色は栗毛。種牡馬のケイムホーム（当時23歳）と交配したアイディンビューが13歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は鹿児島県、生産者は長谷川牧場。2024年のひまわり賞(オープン)で4着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

斉藤崇史厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2024年）

6月30日、デビュー戦は団野大成騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（小倉芝1200m 曇/稍重）に出走。馬体重は450kg。13頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。端に立つ恰好となり、壮絶なハイペースで集団を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線ではあとひと押しが足りず、3着に終わった。

7月7日、連闘で迎えた2戦目は、2歳未勝利（小倉芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で団野大成騎手（1戦0勝）。18頭立ての4番人気に推されて5番ゲートからスタート。主導権を奪う恰好となり、壮絶なハイペースで集団を先導。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では驚異的な末脚を弾けさせて、最後は2着のレーニスに1馬身の差をつけて未勝利勝ちを決めた。

7月20日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた3戦目は、2歳オープンのひまわり賞（小倉芝1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で団野大成騎手（2戦1勝）。18頭立ての4番人気に推されて2番ゲートからスタート。果敢に端をきり、かなり厳しいペースで一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではもうワンパンチ足りず、4着に終わった。

10月20日、約3か月の休み明けで馬体重を前走から14kg戻して迎えた4戦目は、岩田康誠騎手を鞍上に迎えて、2歳1勝クラスのなでしこ賞（京都ダート1400m 晴/稍重）に出走。ダート戦への出走は初となった。11頭立ての11番人気で2番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では目立つような脚を使えず8着に終わった。

11月9日、中2週で迎えた5戦目は、西村淳也騎手を鞍上に迎えて、2歳1勝クラスのオキザリス賞（東京ダート1400m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての16番人気で11番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では見せ場を作れず15着に終わった。