マキバベスト（1997年生、母メリーリーフ）

経歴

デビュー前

1歳のとき、川端牧場から「北海道8月市場サラブレッド2歳」に上場され、新田知也によって472.5万円で落札された。

斎藤宏厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2000年）

4月29日、デビュー戦は大西直宏騎手を鞍上に据えて、4歳未出走（福島ダート1000m 曇/稍重）に出走。馬体重は482kg。12頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを7番手で通過。直線では稲妻の如き末脚を披露し、3着に入った。

5月21日、中2週で迎えた2戦目は、武豊騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（東京ダート1600m 晴/不良）に出走。16頭立ての2番人気に推されて14番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では異次元の末脚を弾けさせて前にいた9頭を次々と抜き去り、最後は2着のシャネルシェーバーに2馬身半の差をつけて未勝利勝ちを決めた。

5月28日、連闘で迎えた3戦目は、4歳500万下（東京ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で武豊騎手（1戦1勝）。16頭立ての6番人気で12番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線では上がり3位タイの伸び脚を披露したが上位には食い込めず8着に敗れた。

7月8日、中5週で迎えた4戦目は、石崎隆之騎手を鞍上に迎えて、4歳500万下（東京芝1600m 晴/不良）に出走。芝レースへの出走は初となった。16頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは15番手で通過。直線では閃光のような末脚を発揮し、4着に入った。

7月22日、中1週で迎えた5戦目は、4歳以上500万下の夏井川特別（福島芝1700m 曇/良）に出走。鞍上は大西直宏騎手（1戦0勝）。14頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを9番手で通過。直線では息の長い末脚を繰り出し、4着に入り込んだ。

8月13日、中2週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた6戦目は、田中勝春騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下の幕張特別（中山芝1800m 小雨/稍重）に出走。15頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線ではジワジワとしか伸びず7着に終わった。

6歳（2003年）

9月2日、約37か月の休み明けで迎えた7戦目は、三浦誠騎手を鞍上に迎えて、一般C6ニ（上山ダート1250m 晴/不良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。4着に敗れた。

9月16日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた8戦目は、一般C6ニ（上山ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で三浦誠騎手（1戦0勝）。7頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。4着に敗れた。

10月7日、中2週で馬体重を前走から15kg戻して迎えた9戦目は、庄司大輔騎手を鞍上に迎えて、一般C6ニ（上山ダート1300m 晴/良）に出走。10頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。9着に敗れた。

10月28日、中2週で馬体重を前走から10kg絞って迎えた10戦目は、菊地富貴子誕生日記念（上山ダート1300m 小雨/良）に出走。鞍上は三浦誠騎手（2戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。5着に敗れた。

11月9日、中1週で馬体重を前走からさらに10kg減らして迎えた11戦目は、まだまだ元気・阿部瑠美子杯（上山ダート1300m 小雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で三浦誠騎手（3戦0勝）。10頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。最後は、勝ったブルームウイナーから1馬身差の2着となった。