タガノハイライト（2017年生、母タガノイノセンス）

タガノハイライト（2017年4月11日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名+見どころ」。毛色は青鹿毛。種牡馬のパイロ（当時12歳）と交配したタガノイノセンスが11歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は有限会社新冠タガノファーム。主な勝ち鞍は2020年の3歳以上1勝クラス(牝)。

経歴

デビュー前

斉藤崇史厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2019年）

9月22日、デビュー戦は団野大成騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（阪神ダート1400m 曇/良）に51kgの軽斤量で出走。馬体重は506kg。16頭立ての4番人気に推されて1番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では長くいい末脚でゴールまで走り切ったが、4着に終わった。

10月12日、中2週で迎えた2戦目は、2歳未勝利（京都ダート1400m 雨/不良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で団野大成騎手（1戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて4番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではスパッとキレる脚で追い上げたが、抜け出したダイシンイナリを捕まえ切れず、3馬身差の2着に敗北した。

3歳（2020年）

3月20日、約5か月半の休養明けで馬体重を前走から16kg増やして迎えた3戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（阪神ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で団野大成騎手（2戦0勝）。16頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。壮絶なハイペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線で前を交わして先頭に立つと、きっちりと終いの脚を伸ばして、最後は2着のグッドラックスターに3馬身半の差をつけて未勝利勝ちを決めた。

4月4日、中1週で迎えた4戦目は、3歳1勝クラス（阪神ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で団野大成騎手（3戦1勝）。16頭立ての1番人気に推されて12番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではやや伸びを欠き、3着に終わった。

6月7日、中8週で迎えた5戦目は、3歳以上1勝クラス（阪神ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で団野大成騎手（4戦1勝）。16頭立ての2番人気に推されて大外16番ゲートからスタート。端に立つ恰好となり、ハイペースで集団を牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚色が鈍り8着に敗れた。

8月30日、約3か月の間隔を開けて馬体重を前走から16kg増やして迎えた6戦目は、川須栄彦騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（小倉ダート1000m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。14頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったレジェモーに詰め切れず、2馬身差の2着に敗北した。

9月21日、中2週で迎えた7戦目は、牝馬限定の3歳以上1勝クラス（中京ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で川須栄彦騎手（1戦0勝）。16頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。ハナを切る形となり、スローペースで馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させてあっさりと抜け出し、最後は2着のエクスチェンジに3馬身の差をつけて2勝目を挙げた。

11月28日、中9週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた8戦目は、3歳以上2勝クラス（阪神ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で川須栄彦騎手（2戦1勝）。16頭立ての3番人気に推されて11番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では伸びあぐねて10着に敗れた。

12月19日、中2週で馬体重を前走から6kg絞って迎えた9戦目は、中井裕二騎手を鞍上に迎えて、3歳以上2勝クラスの大須特別（中京ダート1400m 晴/良）に出走。16頭立ての3番人気に推されて4番ゲートからスタート。端に立つ恰好となり、かなりのスローペースで集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の勝負根性でしぶとく走り抜いたが、シホノレジーナに交わされて1馬身3/4差の2着に敗北した。

4歳（2021年）

2月20日、中8週で馬体重を前走から18kg減らして迎えた10戦目は、4歳以上2勝クラス（阪神ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は団野大成騎手（5戦1勝）。16頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線ではじわじわとしか伸びず7着に敗れた。

3月14日、中2週で迎えた11戦目は、4歳以上2勝クラスの伊良湖特別（中京ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は川須栄彦騎手（3戦1勝）。15頭立ての3番人気に推されて12番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず9着に敗れた。

6月5日、約3か月の間隔を開けて馬体重を前走から12kg増やして迎えた12戦目は、3歳以上2勝クラス（中京ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は団野大成騎手（6戦1勝）。15頭立ての2番人気に推されて13番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始6番手を追走。最後はバテてしまい14着に敗れた。

8月22日、約2か月半の間隔を開けて迎えた13戦目は、田中純騎手を鞍上に迎えて、サードニクス賞（佐賀ダート1400m 曇/不良）に出走。9頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後は脚勢が悪くなり8着に敗れた。

9月5日、中1週で迎えた14戦目は、五ヶ瀬川特別（佐賀ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で田中純騎手（1戦0勝）。8頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では上がり2位の末脚を繰り出したが上位には食い込めず6着に敗れた。

9月26日、中2週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた15戦目は、竹吉徹騎手を鞍上に迎えて、SAGAリベンジャーズ（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。11頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを9番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず8着に敗れた。

10月9日、中1週で馬体重を前走から9kg絞って迎えた16戦目は、倉富隆一郎騎手を鞍上に迎えて、ガーベラ賞（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。11頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では決め手に欠いて10着に終わった。

10月24日、中1週で迎えた17戦目は、児島真二騎手を鞍上に迎えて、SAGAリベンジャーズ（佐賀ダート1300m 曇/良）に出走。10頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では末脚が冴えず9着に終わった。