メモリーグラッド（1986年生、母ハシラベンダー）

Memory Glad

1986.03.21

メモリーグラッド（1986年3月21日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のグランデイ（当時14歳）と交配したハシラベンダーが12歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は（有）谷川牧場。戦績は、中央平地4戦1勝2着1回。主な勝ち鞍は1990年の5歳以上500万下(牝)。

経歴

デビュー前

菅谷禎高厩舎（栗東）へ入厩。

4歳（1990年）

3月24日、デビュー戦は菅谷正巳騎手を鞍上に据えて、5歳以上500万下（中京ダート2300m 雨/良）に出走。馬体重は490kg。12頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを3番手で通過。直線では力強い脚運びでゴールまで走り切り、3着に入った。

4月22日、中3週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた2戦目は、久保敏文騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下（福島ダート1700m 小雨/不良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。12頭立ての3番人気に推されて8番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では末脚が振るわず9着に敗れた。

4月29日、連闘で馬体重を前走から8kg絞って迎えた3戦目は、牝馬限定の5歳以上500万下（福島ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で久保敏文騎手（1戦0勝）。9頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では目の覚めるような末脚を弾けさせて先頭を奪い、最後は2着のヘルメスベリーに2馬身半の差をつけて初勝利を挙げた。

5歳（1991年）

5月5日、約12か月半の休み明けで迎えた4戦目は、牝馬限定の5歳以上500万下（京都ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は菅谷正巳騎手（1戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。直線では目を引く伸び脚で猛進したが、伸びてきたシバヒメスズカ決め手に屈してクビ差の2着に甘んじた。