スーパーファントム（1998年生、母キタノフアントム）

1998.03.25

スーパーファントム（1998年3月25日）は、日本の競走馬。牝馬。品種はアングロアラブで、毛色は栗毛。種牡馬のスマノヒツト（当時17歳）と交配したキタノフアントムが14歳のときに産んだ6番仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は水丸牧場。戦績は、地方10戦4勝2着2回。主な勝ち鞍は2001年のアラ系3歳。

経歴

デビュー前

1歳のとき、水丸牧場から「北海道9月市場アングロアラブ2歳」に上場されたが主取りとなった。

大倉護厩舎（笠松）へ入厩。

3歳（2001年）

2月28日、デビュー戦は坂口重政騎手を鞍上に据えて、アラ系3歳（笠松ダート800m 雨/稍重）に出走。馬体重は480kg。8頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。端を奪い、で一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では鬼脚を爆発させて先頭に躍り出て、最後は2着のミスセレソンに2馬身の差をつけて初白星を挙げた。

5月17日、約2か月半の間隔を開けて迎えた2戦目は、アラ系3歳（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で坂口重政騎手（1戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。ハナに立ち、で集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では決め手が足りず、3着に終わった。

6月22日、中4週で迎えた3戦目は、アラ系3歳（笠松ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で坂口重政騎手（2戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。端を奪い、で一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭に躍り出て、最後は2着のショウハイシルクに2馬身の差をつけて優勝

7月27日、中4週で迎えた4戦目は、アラ系3歳（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で坂口重政騎手（3戦2勝）。8頭立ての1番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では脚が残っておらず7着に敗れた。

8月31日、中4週で迎えた5戦目は、アラ系3歳（笠松ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は5戦連続で坂口重政騎手（4戦2勝）。9頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。端に立ち、で一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では矢のような伸びを見せたが、クラメビウスに交わされて1馬身差の2着に敗北した。

9月25日、中3週で迎えた6戦目は、アラ系3歳（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で坂口重政騎手（5戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。先頭に立つ格好となり、でレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではグイグイと終いの脚を伸ばして、最後は2着のゴンゲンモネックに1馬身半の差をつけて先頭ゴールを果たした。

10月17日、中2週で迎えた7戦目は、アラ系3歳（笠松ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は7戦連続で坂口重政騎手（6戦3勝）。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では豪快に終いの脚を伸ばして先頭に立ち、最後は2着のグレードキンパイをクビ差振り切って4勝目を獲得した。

11月27日、中5週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた8戦目は、唐津洋介騎手を鞍上に迎えて、アラ系3歳（笠松ダート1400m 曇/稍重）に出走。10頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。最後はガス欠状態になり8着に終わった。

4歳（2002年）

1月25日、中7週で迎えた9戦目は、アラ系一般A12（笠松ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は坂口重政騎手（7戦4勝）。9頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったミンキーに詰め切れず、5馬身差の2着となった。

2月27日、中4週で迎えた10戦目は、アラ系一般A12（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で坂口重政騎手（8戦4勝）。9頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。先頭に立つ格好となり、でレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では速い脚を持続できず、3着に終わった。