プラティナマリア（2019年生、母プリンセスゴールド）

プラティナマリア（2019年4月15日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「白金の髪(ギリシャ語)。本馬の髪の色から」。毛色は栗毛。種牡馬のエピファネイア（当時9歳）と交配したプリンセスゴールドが18歳のときに産んだ11番仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は折手牧場。主な勝ち鞍は2022年の一般C20。

経歴

デビュー前

ユニオンオーナーズクラブにて総額1,400万円（7万×200口）で一口馬主が募集された。

橋口慎介厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2021年）

11月21日、デビュー戦は松山弘平騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の2歳新馬（阪神芝1600m 外回り晴/良）に出走。馬体重は450kg。16頭立ての6番人気で14番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線では上がり3位の末脚を見せたが上位争いには絡めず6着に敗れた。

12月18日、中3週で迎えた2戦目は、幸英明騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の2歳未勝利（阪神芝1800m 外回り晴/稍重）に出走。14頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では末脚が冴えず8着に敗れた。

3歳（2022年）

2月26日、中9週で迎えた3戦目は、鮫島克駿騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（小倉芝1800m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての4番人気に推されて2番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では強靭な末脚を披露したが、4着に終わった。

3月27日、中3週で迎えた4戦目は、松若風馬騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（阪神芝1600m 外回り晴/稍重）に出走。17頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では天稟の負けん気を発揮してゴールまで力走し、4着に入った。

4月24日、中3週で迎えた5戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（阪神芝1600m 外回り小雨/稍重）に出走。鞍上は鮫島克駿騎手（1戦0勝）。18頭立ての4番人気に推されて14番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、馬場の外目を回って6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では脚が残っておらず8着に敗れた。

7月9日、約2か月半の間隔を開けて馬体重を前走から12kg増やして迎えた6戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（函館芝1800m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で鮫島克駿騎手（2戦0勝）。14頭立ての4番人気で11番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、終始4番手を追走。最後は脚勢が悪くなり13着に敗れた。

8月27日、中6週で馬体重を前走から10kg絞って迎えた7戦目は、斎藤新騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（札幌芝1500m 曇/良）に出走。13頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では見せ場を作れず6着に終わった。

11月9日、約2か月半の間隔を開けて馬体重を前走から8kg戻して迎えた8戦目は、大畑雅章騎手を鞍上に迎えて、一般C20（名古屋ダート1500m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。12頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線に入ると、前で粘るコパノアダムスを鬼脚で交わし去り、最後は2馬身半の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

11月17日、連闘で迎えた9戦目は、一般C20（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で大畑雅章騎手（1戦1勝）。7頭立ての圧倒的1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るツキニホエルを次元の違う末脚で交わし去り、最後は4馬身の差をつけて断トツ人気に応えた。

4歳（2023年）

2月11日、約3か月の間隔を開けて迎えた10戦目は、4歳以上1勝クラス（東京ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は松山弘平騎手（1戦0勝）。16頭立ての9番人気で14番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後は力尽きて16着に終わった。

5月28日、約3か月半の休養明けで馬体重を前走から12kg増やして迎えた11戦目は、小林勝太騎手を鞍上に迎えて、4歳以上1勝クラス（東京ダート1400m 晴/良）に出走。16頭立ての15番人気で15番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後はバテてしまい16着に終わった。

8月6日、中9週で迎えた12戦目は、牝馬限定の3歳以上1勝クラス（札幌芝1200m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で小林勝太騎手（1戦0勝）。16頭立ての16番人気で10番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始7番手を追走。最後は脚を失くしてしまい13着に終わった。

2023年8月9日付で中央競馬の競走馬登録を抹消した。