アヴェントゥリーナ（2012年生、母サビアーレ）

アヴェントゥリーナ（2012年2月25日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「金色のガラスを溶かしこんで作ったビーズの総称。父名、母名より連想」。毛色は栗毛。種牡馬のステイゴールド（当時18歳）と交配したサビアーレが13歳のときに産んだ7番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は矢野牧場。戦績は、中央平地7戦0勝、地方6戦1勝。主な勝ち鞍は2015年の3歳以上C2 25。

経歴

デビュー前

ユニオンオーナーズクラブにて総額1,500万円（7.5万×200口）で一口馬主が募集された。

田所秀孝厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2014年）

10月12日、デビュー戦はD.ペロヴィッチ騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（京都芝1800m 外回り晴/良）に出走。馬体重は438kg。9頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、終始4番手を追走。最後は失速してしまい8着に終わった。

10月26日、中1週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた2戦目は、高倉稜騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の2歳未勝利（福島芝1800m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての11番人気で7番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを14番手で通過。直線では伸びが劣勢になり16着に終わった。

11月23日、中3週で馬体重を前走からさらに10kg減らして迎えた3戦目は、和田翼騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（京都芝1600m 晴/良）に出走。16頭立ての15番人気で4番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では脚が残っておらず11着に終わった。

3歳（2015年）

3月22日、約4か月の休養明けで馬体重を前走から18kg戻して迎えた4戦目は、加藤祥太騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中京芝1400m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。18頭立ての13番人気で3番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では伸びを欠き9着に終わった。

4月18日、中3週で迎えた5戦目は、3歳未勝利（阪神芝1800m 外回り晴/良）に出走。鞍上は和田翼騎手（1戦0勝）。18頭立ての12番人気で9番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを14番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず9着に終わった。

6月13日、中7週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた6戦目は、3歳未勝利（阪神芝1200m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は加藤祥太騎手（1戦0勝）。15頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では決め手が足りず9着に終わった。

7月12日、中3週で迎えた7戦目は、3歳未勝利（中京ダート1800m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は和田翼騎手（2戦0勝）。16頭立ての11番人気で4番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを8番手で通過。最後はスピードが落ちてしまい14着に終わった。

9月2日、中6週で迎えた8戦目は、丸野勝虎騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の鈴蘭賞（笠松ダート1400m 晴/重）に出走。10頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では目立つような脚を使えず7着に終わった。

10月10日、中4週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた9戦目は、倉富隆一郎騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C2 32（佐賀ダート1300m 曇/良）に出走。7頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では全く伸びず4着に敗れた。

10月25日、中1週で迎えた10戦目は、田中純騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C2-30（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。8頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では伸びあぐねて5着に敗れた。

10月31日、連闘で迎えた11戦目は、3歳以上C2 42（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で田中純騎手（1戦0勝）。7頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では上がり2位タイの末脚を繰り出したが上位争いには絡めず5着に敗れた。

11月15日、中1週で迎えた12戦目は、3歳以上C2 25（佐賀ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で田中純騎手（2戦0勝）。9頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では強烈な末脚を爆発させて先頭に立ち、最後は2着のケージーマドンナに1馬身半の差をつけて待望の初白星を挙げた。

12月5日、中2週で迎えた13戦目は、3歳以上C2 19（佐賀ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は4戦連続で田中純騎手（3戦1勝）。7頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では脚が残っておらず7着に敗れた。