タマモワンカラット（2021年生、母チャームライト）

タマモワンカラット（2021年4月8日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名+ダイヤモンドの重量の単位」。毛色は青鹿毛。種牡馬のリアルインパクト（当時13歳）と交配したチャームライトが16歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は岡田牧場。主な勝ち鞍は2024年の馬渡谷ダッシュ(C1 C2)。

経歴

デビュー前

茶木太樹厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2023年）

11月25日、デビュー戦は国分恭介騎手を鞍上に据えて、2歳戦のメイクデビュー京都（京都ダート1200m 晴/良）に出走。馬体重は466kg。12頭立ての11番人気で3番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では決め手が足りず7着に終わった。

12月16日、中2週で迎えた2戦目は、川須栄彦騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定2歳戦の2歳未勝利（阪神ダート1400m 曇/稍重）に出走。16頭立ての15番人気で9番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず12着に終わった。

3歳（2024年）

2月25日、中9週で迎えた3戦目は、中井裕二騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（阪神芝1600m 外回り小雨/重）に出走。芝レースへの出走は初となった。18頭立ての17番人気で2番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では脚が上がってしまい18着に終わった。

3月9日、中1週で迎えた4戦目は、吉村誠之助騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（阪神ダート1200m 晴/良）に出走。16頭立ての15番人気で7番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は減速してしまい14着に終わった。

3月23日、中1週で迎えた5戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（阪神ダート1200m 雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で吉村誠之助騎手（1戦0勝）。16頭立ての15番人気で7番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後は脚勢が衰えて12着に終わった。

6月27日、約3か月の休養明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた6戦目は、3歳戦の馬渡谷ダッシュ（園田ダート820m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で吉村誠之助騎手（2戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。先手を奪う形となり、で馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では別次元の末脚を爆発させて悠々と抜け出し、最後は2着のユナピンクゴールドに3馬身半の差をつけて初勝利を挙げた。

7月19日、中2週で迎えた7戦目は、永井孝典騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C2一（園田ダート820m 晴/良）に出走。12頭立ての3番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを8番手で通過。直線では末脚がパッとせず10着に敗れた。

7月31日、中1週で迎えた8戦目は、佐々木世麗騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C2（園田ダート1230m 晴/良）に出走。12頭立ての5番人気で11番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では鋭い脚を使えず11着に敗れた。

8月22日、中2週で迎えた9戦目は、土方颯太騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C2（園田ダート1230m 晴/良）に出走。12頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では伸びが鈍く6着に終わった。

9月13日、中2週で迎えた10戦目は、3歳以上C3二（園田ダート820m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で土方颯太騎手（1戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では上がり1位タイの末脚を見せたが上位争いには絡めず4着に敗れた。

10月3日、中2週で迎えた11戦目は、不撓不屈ダッシュ（園田ダート820m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で土方颯太騎手（2戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では末脚に勢いがなく5着に敗れた。

10月17日、中1週で迎えた12戦目は、鴨宮祥行騎手を鞍上に迎えて、BLACK IMPACT～黒い衝撃～（園田ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。主導権を奪い、で一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では息長く末脚を伸ばして、最後は2着のセンテッドジュエルを3/4馬身振り切って勝利を手中に収めた。

11月7日、中2週で迎えた13戦目は、御影7ハロン（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で鴨宮祥行騎手（1戦1勝）。10頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。端をきる恰好となり、で集団を牽引。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを4番手で通過。最後は脚色が鈍り9着に敗れた。

11月25日、中2週で迎えた14戦目は、宮下瞳騎手を鞍上に迎えて、一般C7（名古屋ダート1500m 晴/良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。逃げを打つ形となり、で馬群を引っ張る。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを4番手で通過。最後は垂れてしまい9着に敗れた。

12月23日、中3週で馬体重を前走から16kg増やして迎えた15戦目は、大原浩司騎手を鞍上に迎えて、一般C9（名古屋ダート1500m 晴/良）に出走。11頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。逃げる恰好となり、でレースを牽引。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では末脚に勢いがなく10着に終わった。

4歳（2025年）

1月4日、中1週で迎えた16戦目は、木之前葵騎手を鞍上に迎えて、一般C14（名古屋ダート1500m 晴/良）に出走。11頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。端を取り切り、でレースを引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では伸びが劣勢になり5着に敗れた。

1月17日、中1週で迎えた17戦目は、一般C13（名古屋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は宮下瞳騎手（1戦0勝）。10頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。逃げを打ち、でレースを進める。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。直線では余力が残っておらず7着に終わった。

1月29日、中1週で迎えた18戦目は、矢田川特別（名古屋ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で宮下瞳騎手（2戦0勝）。11頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では全く伸びず11着に終わった。

2月12日、中1週で迎えた19戦目は、一般B5（名古屋ダート920m 小雪/良）に出走。鞍上は3戦連続で宮下瞳騎手（3戦0勝）。10頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では見せ場を作れず10着に終わった。

2月26日、中1週で迎えた20戦目は、一般C15（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で宮下瞳騎手（4戦0勝）。10頭立ての5番人気で11番ゲートからスタート。ハナを奪い、で一団を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は力尽きて9着に敗れた。

3月13日、中1週で迎えた21戦目は、一般C12（名古屋ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は5戦連続で宮下瞳騎手（5戦0勝）。11頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。端を奪い、で一団を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後はバタバタになってしまい10着に終わった。

3月27日、中1週で迎えた22戦目は、一般C15（名古屋ダート920m 曇/稍重）に出走。鞍上は木之前葵騎手（1戦0勝）。10頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。先手を取る形となり、で馬群を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では伸びを欠き5着に敗れた。

4月9日、中1週で迎えた23戦目は、一般C16（名古屋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は宮下瞳騎手（6戦0勝）。11頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では脚が残っておらず9着に敗れた。