ダイワプリマベラ（2000年生、母ダイワドンスター）

ダイワプリマベラ（2000年3月8日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名＋春（西）」。毛色は鹿毛。種牡馬のヤマニンゼファー（当時12歳）と交配したダイワドンスターが12歳のときに産んだ5番仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は（有）幌村牧場。戦績は、中央平地12戦0勝、地方9戦1勝。主な勝ち鞍は2004年の一般C1。

経歴

デビュー前

蛯名信広厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2003年）

3月8日、デビュー戦は田面木博公騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（中山ダート1200m 晴/重）に出走。馬体重は436kg。16頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。激烈なハイペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では終いの伸びを欠き、5着に終わった。

3月30日、中2週で迎えた2戦目は、菊沢隆徳騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（中京ダート1000m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての4番人気に推されて7番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は脚勢が鈍り13着に敗れた。

4月12日、中1週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（中山ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で菊沢隆徳騎手（1戦0勝）。16頭立ての11番人気で10番ゲートからスタート。ハナを切る恰好となり、やや速いペースで馬群を引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後はタレてしまい10着に終わった。

5月3日、中2週で迎えた4戦目は、北村宏司騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（新潟芝1000m 晴/良）に出走。芝レースへの出走及び長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。3着に入った。

5月25日、中2週で迎えた5戦目は、3歳未勝利（新潟芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で北村宏司騎手（1戦0勝）。15頭立ての4番人気で14番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではゴールまでじわりじわりと伸びたが、5着に終わった。

7月5日、中5週で迎えた6戦目は、中舘英二騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（福島芝1200m 曇/良）に出走。16頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。直線では伸びが劣勢になり7着に敗れた。

7月19日、中1週で迎えた7戦目は、五十嵐雄祐騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（新潟芝1000m 曇/良）に51kgの軽斤量で出走。17頭立ての4番人気に推されて5番ゲートからスタート。6着に終わった。

8月17日、中3週で迎えた8戦目は、柴田善臣騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（新潟芝1000m 小雨/良）に出走。18頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。7着に敗れた。

9月6日、中2週で迎えた9戦目は、長谷川浩大騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（新潟芝1800m 外回り曇/稍重）に51kgの軽斤量で出走。18頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。ハナを奪う形となり、やや緩いペースで馬群を先導。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は減速してしまい11着に終わった。

10月4日、中3週で迎えた10戦目は、大庭和弥騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中山芝1600m 外回り曇/良）に出走。16頭立ての11番人気で3番ゲートからスタート。敢然と端を奪い、若干遅いペースでレースを進める。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では余力が残っておらず12着に終わった。

10月26日、中2週で迎えた11戦目は、牝馬限定の3歳以上500万下（東京ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は菊沢隆徳騎手（2戦0勝）。12頭立ての11番人気で4番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず10着に終わった。

12月14日、中6週で馬体重を前走から14kg減らして迎えた12戦目は、加藤士津八騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳以上500万下（中京ダート1000m 晴/重）に51kgの軽斤量で出走。14頭立ての14番人気で15番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では伸びが鈍く14着に終わった。

4歳（2004年）

4月5日、約4か月の休み明けで馬体重を前走から10kg戻して迎えた13戦目は、菅原順騎手を鞍上に迎えて、田瀬湖特別（水沢ダート1800m 晴/良）に出走。8頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。4着に敗れた。

4月19日、中1週で迎えた14戦目は、一般C2（水沢ダート1600m 小雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で菅原順騎手（1戦0勝）。11頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。7着に終わった。

5月5日、中1週で迎えた15戦目は、一般C1（水沢ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で菅原順騎手（2戦0勝）。10頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。5着に敗れた。

5月17日、中1週で迎えた16戦目は、村上忍騎手を鞍上に迎えて、一般C1（盛岡ダート1200m 雨/稍重）に出走。11頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。最後は、2着のキッズキッズに1馬身の差をつけて待望の初白星を挙げた。

5月31日、中1週で迎えた17戦目は、一般B3（盛岡ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は菅原順騎手（3戦0勝）。12頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。3着に入った。

6月14日、中1週で迎えた18戦目は、須田英之騎手を鞍上に迎えて、一般B3（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。7着に敗れた。

6月28日、中1週で迎えた19戦目は、一般B3（水沢ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は菅原順騎手（4戦0勝）。9頭立ての5番人気で大外9番ゲートからスタート。3着に終わった。

7月12日、中1週で迎えた20戦目は、小林俊彦騎手を鞍上に迎えて、一般B3 C1（水沢ダート1400m 曇/重）に出走。11頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。7着に敗れた。

7月24日、中1週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた21戦目は、一般B3 C1（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は菅原順騎手（5戦0勝）。12頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。12着に敗れた。