フタイテンホイール（2022年生、母フェリスホイール）

フタイテンホイール（2022年4月7日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「不退転+母名の一部」。毛色は鹿毛。種牡馬のモンテロッソ（当時15歳）と交配したフェリスホイールが17歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者は大北牧場。主な勝ち鞍は2024年の岩手デビュー限定 IWATE LIMITE(D)。

経歴

デビュー前

齋藤雄一厩舎（岩手）へ入厩。

2歳（2024年）

5月19日、デビュー戦は山本政聡騎手を鞍上に据えて、2歳戦のファーストステップ（盛岡ダート1000m 晴/良）に出走。馬体重は432kg。7頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち味のファイティングスピリットで最後まで奮闘したが、勝ったポマイカイに詰め切れず、約10馬身差の2着に敗北した。

7月16日、中7週で馬体重を前走から18kg減らして迎えた2戦目は、2歳（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で山本政聡騎手（1戦0勝）。12頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを3番手で通過。直線では力強いフットワークでゴールまで走り切り、3着に入った。

7月31日、中1週で迎えた3戦目は、鈴木祐騎手を鞍上に迎えて、2歳M3の若鮎賞（盛岡ダート1600m 曇/稍重）に出走。10頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では上がり1位タイの伸び脚を披露したが上位には届かず4着に終わった。

8月13日、中1週で迎えた4戦目は、2歳戦の岩手デビュー限定 IWATE LIMITE（盛岡ダート1400m 小雨/不良）に出走。鞍上は山本政聡騎手（2戦0勝）。10頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るポマイカイを次元の違う末脚で半馬身差し切って初勝利を挙げた。

10月20日、中9週で迎えた5戦目は、石田拓郎騎手を鞍上に迎えて、2歳1勝クラス（東京芝1400m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。8頭立ての6番人気で大外8番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く7着に終わった。

11月17日、中3週で迎えた6戦目は、松岡正海騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定2歳1勝クラスの赤松賞（東京芝1600m 晴/良）に出走。7頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを4番手で通過。最後はタレてしまい7着に終わった。

3歳（2025年）

1月6日、中6週で迎えた7戦目は、菊沢一樹騎手を鞍上に迎えて、3歳1勝クラス（中山芝2000m 小雨/良）に出走。12頭立ての12番人気で9番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では鋭い脚を使えず11着に終わった。

1月18日、中1週で迎えた8戦目は、牝馬限定3歳1勝クラスの菜の花賞（中山芝1600m 外回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で菊沢一樹騎手（1戦0勝）。16頭立ての16番人気で7番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では全く伸びず9着に終わった。

2月1日、中1週で迎えた9戦目は、原優介騎手を鞍上に迎えて、3歳オープンのクロッカスステークス（東京芝1400m 晴/良）に出走。7頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では決め手に欠いて7着に終わった。

2月15日、中1週で迎えた10戦目は、3歳1勝クラス（東京芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で原優介騎手（1戦0勝）。12頭立ての12番人気で大外12番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では末脚がパッとせず11着に終わった。

3月23日、中4週で馬体重を前走から11kg減らして迎えた11戦目は、牝馬限定3歳M2のあやめ賞（水沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は山本政聡騎手（3戦1勝）。12頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで頑張ったが、4着に終わった。

4月6日、中1週で迎えた12戦目は、3歳B1（水沢ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で山本政聡騎手（4戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず4着に敗れた。

4月20日、中1週で迎えた13戦目は、牝馬限定3歳M1の日高賞（水沢ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で山本政聡騎手（5戦1勝）。11頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では今一つ伸び切れず7着に敗れた。

5月11日、中2週で迎えた14戦目は、3歳A（盛岡ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は鈴木祐騎手（1戦0勝）。7頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを4番手で通過。直線では伸びあぐねて5着に終わった。

5月25日、中1週で迎えた15戦目は、3歳M3のイーハトーブマイル（盛岡ダート1600m 雨/不良）に出走。鞍上は山本政聡騎手（6戦1勝）。10頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では末脚が冴えず6着に終わった。

6月8日、中1週で迎えた16戦目は、高松亮騎手を鞍上に迎えて、3歳M1の東北優駿（水沢ダート2000m 曇/良）に出走。10頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい5着に終わった。

6月22日、中1週で迎えた17戦目は、大坪慎騎手を鞍上に迎えて、3歳M3のウイナーカップ（水沢ダート1400m 曇/良）に出走。10頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では上がり2位の末脚を見せたが上位には届かず8着に終わった。

7月6日、中1週で迎えた18戦目は、3歳M3のサファイア賞（盛岡芝1700m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で大坪慎騎手（1戦0勝）。12頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では長くいい脚を使ってゴールまで走り切ったが、4着に終わった。

7月22日、中1週で迎えた19戦目は、3歳戦のオニキス賞（盛岡芝1700m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で大坪慎騎手（2戦0勝）。12頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では伸びあぐねて5着に敗れた。

8月3日、中1週で迎えた20戦目は、3歳M1のひまわり賞（盛岡ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で大坪慎騎手（3戦0勝）。11頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始11番手を追走。直線ではキレのある末脚を披露し、4着に入り込んだ。

8月19日、中1週で迎えた21戦目は、3歳戦のアンバー賞（盛岡芝1700m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で大坪慎騎手（4戦0勝）。12頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では全く伸びず5着に敗れた。

9月2日、中1週で迎えた22戦目は、3歳Jpn2の不来方賞（盛岡ダート2000m 曇/不良）に出走。重賞競走への出走は初となった。鞍上は6戦連続で大坪慎騎手（5戦0勝）。12頭立ての12番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く12着に終わった。

9月14日、中1週で迎えた23戦目は、高橋悠里騎手を鞍上に迎えて、3歳A（水沢ダート1600m 晴/重）に出走。12頭立ての11番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始11番手を追走。直線では上がり1位の末脚を繰り出したが上位争いには参加できず7着に終わった。

9月28日、中1週で迎えた24戦目は、牝馬限定3歳M1のオータムティアラ（水沢ダート1900m 曇/良）に出走。鞍上は大坪慎騎手（6戦0勝）。12頭立ての8番人気で11番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では他馬と同じ脚色になってしまい6着に終わった。

10月19日、中2週で迎えた25戦目は、関本玲花騎手を鞍上に迎えて、3歳M2のトパーズカップ（盛岡ダート1800m 曇/重）に出走。12頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始12番手を追走。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい10着に終わった。

10月27日、連闘で迎えた26戦目は、一般B1（盛岡芝1700m 雨/稍重）に出走。鞍上は山本政聡騎手（7戦1勝）。11頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず7着に終わった。

11月10日、中1週で迎えた27戦目は、一般B2二（盛岡ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で山本政聡騎手（8戦1勝）。11頭立ての5番人気で大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では脚が残っておらず9着に敗れた。

11月26日、中1週で迎えた28戦目は、一般B2三（水沢ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で山本政聡騎手（9戦1勝）。11頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く7着に敗れた。