ティマイオス（2012年生、母ニライカナイ）

ティマイオス（2012年1月28日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「哲学者・プラトン作の世界の創造について書かれた書籍名」。毛色は青鹿毛。種牡馬のゼンノロブロイ（当時12歳）と交配したニライカナイが9歳のときに産んだ4番仔が本馬である。産地は北海道安平町、生産者は追分ファーム。戦績は、中央平地5戦0勝、地方39戦3勝2着4回。主な勝ち鞍は2016年のヤマモモ特別(一般C3イ)。

経歴

デビュー前

社台サラブレッドクラブにて総額2,000万円（50万×40口）で一口馬主が募集された。

鹿戸雄一厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2014年）

11月30日、デビュー戦は蛯名正義騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（東京芝2000m 曇/良）に出走。馬体重は502kg。10頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では決め手が足りず10着に敗れた。

3歳（2015年）

1月31日、中8週で迎えた2戦目は、木幡初也騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京ダート2100m 晴/不良）に53kgの軽斤量で出走。ダート戦への出走は初となった。16頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では余力が残っておらず12着に敗れた。

4月12日、中9週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（福島ダート1150m 晴/稍重）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で木幡初也騎手（1戦0勝）。15頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では今一つ伸び切れず7着に終わった。

5月16日、中4週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（新潟ダート1200m 曇/不良）に53kgの軽斤量で出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は3戦連続で木幡初也騎手（2戦0勝）。15頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線では決め手に欠いて9着に敗れた。

7月19日、中8週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた5戦目は、田中勝春騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（福島ダート1700m 曇/稍重）に出走。15頭立ての12番人気で14番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線では脚が残っておらず15着に終わった。

8月30日、中5週で馬体重を前走から6kg戻して迎えた6戦目は、赤岡修次騎手を鞍上に迎えて、3歳（高知ダート1300m 曇/不良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では末脚を伸ばせず5着に敗れた。

9月13日、中1週で迎えた7戦目は、3歳（高知ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で赤岡修次騎手（1戦0勝）。11頭立ての3番人気で大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線ではもうワンパンチ足りず、4着に終わった。

9月22日、連闘で馬体重を前走から16kg減らして迎えた8戦目は、佐原秀泰騎手を鞍上に迎えて、3歳（高知ダート1300m 曇/良）に出走。10頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。端を取り切り、でレースを引っ張る。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。直線では伸びが劣勢になり6着に終わった。

10月12日、中2週で迎えた9戦目は、嬉勝則騎手を鞍上に迎えて、一般C3 16（高知ダート1300m 晴/良）に出走。12頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では末脚がパッとせず7着に敗れた。

10月17日、連闘で迎えた10戦目は、一般C3ニ（高知ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で嬉勝則騎手（1戦0勝）。11頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では驚異的な末脚を爆発させて、最後は2着のビヨンドザワルツをクビ差振り切って待望の初勝利を挙げた。

10月24日、連闘で迎えた11戦目は、津野山神楽特別（高知ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で嬉勝則騎手（2戦1勝）。10頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るモズアドバンスを上がり2位の末脚でハナ差だけ差し切って優勝

11月7日、中1週で迎えた12戦目は、一般C3 11（高知ダート1300m 雨/重）に出走。鞍上は4戦連続で嬉勝則騎手（3戦2勝）。11頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線ではジリ脚になってしまい8着に終わった。

11月14日、連闘で迎えた13戦目は、一般C3ロ（高知ダート1300m 雨/不良）に出走。鞍上は5戦連続で嬉勝則騎手（4戦2勝）。12頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では脚勢がやや衰え、4着に終わった。

11月22日、連闘で迎えた14戦目は、6周年記念特別（高知ダート1300m 曇/重）に出走。鞍上は6戦連続で嬉勝則騎手（5戦2勝）。11頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では弾けるような伸びを見せたが、クインズメモリアにアタマ差交わされて2着に惜敗した。

12月5日、中1週で迎えた15戦目は、高知けいば有難う特別（高知ダート1300m 晴/不良）に出走。鞍上は7戦連続で嬉勝則騎手（6戦2勝）。12頭立ての5番人気で11番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では見せ場なく7着に敗れた。

12月20日、中1週で迎えた16戦目は、しんじさん有難う特別（高知ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で嬉勝則騎手（7戦2勝）。12頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで力走し、4着を確保した。

12月31日、中1週で迎えた17戦目は、年末年始は馬次第特別（高知ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は9戦連続で嬉勝則騎手（8戦2勝）。12頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線ではビュッと切れる脚で猛追したが、抜け出したリガドールにアタマ差届かず2着に甘んじた。

4歳（2016年）

1月10日、中0週で迎えた18戦目は、木下智史新春第二特別（高知ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は10戦連続で嬉勝則騎手（9戦2勝）。12頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。直線では伸びが鈍く5着に敗れた。

1月19日、連闘で迎えた19戦目は、一般C3-9（高知ダート1300m 小雪/不良）に出走。鞍上は11戦連続で嬉勝則騎手（10戦2勝）。9頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線ではスパッと切れる脚で猛進したが、セイマイスターに交わされて2馬身差の2着となった。

2月1日、中1週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた20戦目は、一般C3-8（高知ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は12戦連続で嬉勝則騎手（11戦2勝）。10頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では力感溢れる脚運びでゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

2月28日、中3週で馬体重を前走から13kg絞って迎えた21戦目は、一般C3-8（高知ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は13戦連続で嬉勝則騎手（12戦2勝）。11頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では物凄い伸び脚を見せたが、勝ったクロフネエアロールにねじ伏せられて1馬身半差の2着に敗北した。

3月13日、中1週で迎えた22戦目は、しばてん踊り特別（高知ダート1300m 雨/重）に出走。鞍上は14戦連続で嬉勝則騎手（13戦2勝）。12頭立ての2番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを3番手で通過。直線では終いの伸びを欠き、4着に終わった。

3月20日、連闘で迎えた23戦目は、高知県馬事協議会特別（高知ダート1300m 晴/不良）に出走。鞍上は15戦連続で嬉勝則騎手（14戦2勝）。11頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではイマイチ伸び切れず5着に敗れた。

4月9日、中2週で迎えた24戦目は、一般C3-9（高知ダート1300m 晴/不良）に出走。鞍上は16戦連続で嬉勝則騎手（15戦2勝）。12頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では見せ場なく6着に敗れた。

4月24日、中1週で迎えた25戦目は、一般C3-8（高知ダート1300m 曇/重）に出走。鞍上は17戦連続で嬉勝則騎手（16戦2勝）。10頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり6着に敗れた。

5月7日、中1週で迎えた26戦目は、一般C3-8（高知ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は18戦連続で嬉勝則騎手（17戦2勝）。9頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

5月28日、中2週で迎えた27戦目は、一般C3-7（高知ダート1300m 小雨/不良）に出走。鞍上は19戦連続で嬉勝則騎手（18戦2勝）。10頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず7着に敗れた。

6月4日、連闘で迎えた28戦目は、ヤマモモ特別（高知ダート1300m 雨/重）に出走。鞍上は20戦連続で嬉勝則騎手（19戦2勝）。11頭立ての4番人気で12番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではきちんと終いの脚を伸ばして先頭をうかがい、最後は2着のナンカイオチヨを3/4馬身振り切って先頭ゴールを果たした。

6月11日、連闘で馬体重を前走から10kg増やして迎えた29戦目は、一般C3-7（高知ダート1300m 曇/重）に出走。鞍上は21戦連続で嬉勝則騎手（20戦3勝）。11頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず5着に敗れた。

6月19日、連闘で馬体重を前走から9kg絞って迎えた30戦目は、一般C3-3（高知ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は22戦連続で嬉勝則騎手（21戦3勝）。9頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではジリジリとしか伸びず5着に終わった。

6月26日、連闘で迎えた31戦目は、一般C3ニ（高知ダート1300m 晴/不良）に出走。鞍上は23戦連続で嬉勝則騎手（22戦3勝）。12頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では鋭い脚を使えず6着に敗れた。

7月3日、連闘で迎えた32戦目は、一般C3-4（高知ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は24戦連続で嬉勝則騎手（23戦3勝）。10頭立ての8番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず8着に終わった。

7月18日、中1週で迎えた33戦目は、一般C3-3（高知ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は25戦連続で嬉勝則騎手（24戦3勝）。12頭立ての11番人気で11番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず10着に終わった。

8月7日、中2週で迎えた34戦目は、一般C3-3（高知ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は26戦連続で嬉勝則騎手（25戦3勝）。10頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では伸びあぐねて6着に終わった。

8月14日、連闘で迎えた35戦目は、一般C3ニ（高知ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は27戦連続で嬉勝則騎手（26戦3勝）。12頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では今一つ末脚が切れず5着に敗れた。

8月21日、連闘で迎えた36戦目は、一般C3-4（高知ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は28戦連続で嬉勝則騎手（27戦3勝）。10頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず5着に終わった。

9月4日、中1週で迎えた37戦目は、一般C3-3（高知ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は29戦連続で嬉勝則騎手（28戦3勝）。12頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい8着に終わった。

9月10日、連闘で迎えた38戦目は、一般C3ホ（高知ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は30戦連続で嬉勝則騎手（29戦3勝）。12頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず11着に終わった。

9月24日、中1週で迎えた39戦目は、ファイナルレース（高知ダート1300m 曇/重）に出走。鞍上は31戦連続で嬉勝則騎手（30戦3勝）。9頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではじりじりとしか伸びず5着に敗れた。

10月9日、中1週で馬体重を前走から11kg減らして迎えた40戦目は、一般C3-2（高知ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は32戦連続で嬉勝則騎手（31戦3勝）。10頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず9着に終わった。

10月16日、連闘で迎えた41戦目は、能條愛未誕生日特別（高知ダート1300m 雨/稍重）に出走。鞍上は33戦連続で嬉勝則騎手（32戦3勝）。12頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では脚を伸ばせず11着に敗れた。

10月23日、連闘で迎えた42戦目は、ぼっちり特別（高知ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は34戦連続で嬉勝則騎手（33戦3勝）。11頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始11番手を追走。直線では目立つような脚を使えず11着に終わった。

11月6日、中1週で迎えた43戦目は、一般C3-2（高知ダート1300m 曇/重）に出走。鞍上は35戦連続で嬉勝則騎手（34戦3勝）。11頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では速い脚を使えず10着に終わった。

11月22日、中1週で迎えた44戦目は、大山ルビー特別（高知ダート1300m 晴/不良）に出走。鞍上は36戦連続で嬉勝則騎手（35戦3勝）。12頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず9着に敗れた。