ブイタウン（1985年生、母ホリクイン）

経歴

デビュー前

2歳（1987年）

7月12日、デビュー戦は熊沢重文騎手を鞍上に据えて、アラ系3歳未勝利（中京ダート1000m 曇/良）に出走。馬体重は380kg。9頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では上がり1位タイの末脚を繰り出したが上位には届かず4着に終わった。

8月2日、中2週で迎えた2戦目は、田島良保騎手を鞍上に迎えて、アラ系3歳未勝利（小倉ダート1000m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。11頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では速い脚を使えず5着に敗れた。

8月15日、中1週で迎えた3戦目は、アラ系3歳未勝利（小倉ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は熊沢重文騎手（1戦0勝）。6頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るアヤノセンプーを上がり1位タイの末脚でクビ差だけ差し切って初白星を挙げた。

9月26日、中5週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた4戦目は、アラ系3歳オープン（阪神ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で熊沢重文騎手（2戦1勝）。15頭立ての11番人気で8番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では非凡な末脚を披露し、3着に入り込んだ。

11月7日、中5週で迎えた5戦目は、アラ系3歳300万下（京都ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で熊沢重文騎手（3戦1勝）。13頭立ての4番人気で12番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着に入った。

11月28日、中2週で迎えた6戦目は、小谷内秀夫騎手を鞍上に迎えて、アラ系3歳300万下のアラブ3歳特別（中京ダート1700m 曇/稍重）に出走。14頭立ての3番人気に推されて9番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では途轍もない末脚を爆発させて先頭に立ち、最後は2着のゼネラルエースを半馬身振り切って勝利を手に入れた。

3歳（1988年）

1月9日、中5週で迎えた7戦目は、銀杯（京都ダート1800m 曇/稍重）に牝馬ながら50kgの斤量を背負って出走。鞍上は2戦連続で小谷内秀夫騎手（1戦1勝）。10頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず9着に終わった。

1月30日、中2週で迎えた8戦目は、アラ系4歳以上オープン（小倉芝2000m 晴/良）に牝馬ながら51kgの斤量を背負って出走。芝レースへの出走及び長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は3戦連続で小谷内秀夫騎手（2戦1勝）。9頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい9着に終わった。

2月14日、中1週で迎えた9戦目は、3歳オープンのシュンエイ記念（小倉芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で小谷内秀夫騎手（3戦1勝）。12頭立ての11番人気で9番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず7着に終わった。

3月5日、中2週で迎えた10戦目は、アラ系4歳以上700万下（中京ダート1700m 曇/良）に牝馬ながら53kgの斤量を背負って出走。鞍上は5戦連続で小谷内秀夫騎手（4戦1勝）。8頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では天授の負けん気を発揮してゴールまで頑張り、3着に入り込んだ。

3月19日、中1週で迎えた11戦目は、アラ系4歳以上700万下（中京ダート1700m 晴/重）に牝馬ながら53kgの斤量を背負って出走。鞍上は6戦連続で小谷内秀夫騎手（5戦1勝）。8頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では堅実に脚を伸ばしたが、勝ったリンボートップに詰め切れず、2馬身半差の2着となった。

4月9日、中2週で迎えた12戦目は、アラ系4歳以上オープン（阪神ダート1800m 晴/重）に牝馬ながら53kgの斤量を背負って出走。鞍上は7戦連続で小谷内秀夫騎手（6戦1勝）。5頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではじわじわとしか伸びず4着に終わった。

5月1日、中2週で迎えた13戦目は、安達昭夫騎手を鞍上に迎えて、アラ系4歳以上700万下（新潟ダート1200m 晴/稍重）に出走。7頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではしぶとく伸び続けたが、抜け出したセッテメダリオンに3/4馬身届かず2着となった。

5月15日、中1週で迎えた14戦目は、アラ系4歳以上700万下（新潟ダート1700m 曇/稍重）に牝馬ながら53kgの斤量を背負って出走。鞍上は2戦連続で安達昭夫騎手（1戦0勝）。6頭立ての2番人気で3番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では末脚に勢いがなく4着に敗れた。

6月25日、中5週で迎えた15戦目は、岡潤一郎騎手を鞍上に迎えて、アラ系4歳以上700万下のアラブ特別（札幌ダート1800m 晴/良）に出走。13頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では天稟の負けん性を発揮してゴールまで力走し、4着に入り込んだ。

7月10日、中1週で迎えた16戦目は、アラ系4歳以上700万下（札幌ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で岡潤一郎騎手（1戦0勝）。11頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では決め手に欠いて5着に敗れた。

7月23日、中1週で迎えた17戦目は、アラ系4歳以上700万下（札幌ダート2000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で岡潤一郎騎手（2戦0勝）。8頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではしぶとく脚を伸ばしたが、伸びてきたポットカオリ決め手に屈してハナ差の2着に惜敗した。

8月13日、中2週で迎えた18戦目は、武豊騎手を鞍上に迎えて、アラ系4歳以上700万下のアラブ特別（函館芝1700m 晴/良）に出走。9頭立ての6番人気で大外9番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く9着に終わった。

8月27日、中1週で迎えた19戦目は、アラ系4歳以上700万下（函館芝1800m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で武豊騎手（1戦0勝）。7頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く6着に終わった。