ワンダープレッセル（2005年生、母ワンダーワーロック）

ワンダープレッセル（2005年5月5日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。馬名の意味は「冠名＋人名」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のデヒア（当時14歳）と交配したワンダーワーロックが17歳のときに産んだ6番仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は（有）米田牧場。戦績は、中央平地3戦0勝、地方8戦3勝2着1回。主な勝ち鞍は2009年の水仙特設(一般C17)。

経歴

デビュー前

武邦彦厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2008年）

2月2日、デビュー戦は田村太雅騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（京都芝2000m 曇/良）に51kgの軽斤量で出走。馬体重は478kg。15頭立ての15番人気で4番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを15番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず15着に終わった。

8月6日、約6か月の休み明けで馬体重を前走から20kg増やして迎えた2戦目は、坂下秀樹騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のヒヤデス特別（旭川ダート1600m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。10頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。3着に入り込んだ。

9月3日、中3週で迎えた3戦目は、3歳戦のアストレア特別（旭川ダート1600m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で坂下秀樹騎手（1戦0勝）。9頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。4着に敗れた。

9月20日、中1週で迎えた4戦目は、丸田恭介騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（札幌ダート1700m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。12頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい8着に終わった。

9月27日、連闘で迎えた5戦目は、竹之下智昭騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（札幌ダート1700m 曇/良）に出走。12頭立ての12番人気で2番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを10番手で通過。直線では末脚に勢いがなく11着に終わった。

11月22日、中7週で迎えた6戦目は、林陽介騎手を鞍上に迎えて、一般C25（荒尾ダート950m 晴/良）に出走。9頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。4着に敗れた。

12月10日、中2週で迎えた7戦目は、尾林幸彦騎手を鞍上に迎えて、一般C24（荒尾ダート1300m 晴/重）に出走。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。3着に終わった。

12月23日、中1週で迎えた8戦目は、一般C24（荒尾ダート1300m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で尾林幸彦騎手（1戦0勝）。7頭立ての圧倒的1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のシーオーバーに6馬身の差をつけて待望の初白星を挙げた。

12月31日、連闘で迎えた9戦目は、一般C27（荒尾ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で尾林幸彦騎手（2戦1勝）。7頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、勝ったトロアアンジェから半馬身差の2着に敗北した。

4歳（2009年）

1月14日、中1週で迎えた10戦目は、新春特設（荒尾ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で尾林幸彦騎手（3戦1勝）。10頭立ての4番人気で大外10番ゲートからスタート。最後は、2着のトシイチロマンに3/4馬身の差をつけて2勝目を奪取した。

1月28日、中1週で迎えた11戦目は、水仙特設（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で尾林幸彦騎手（4戦2勝）。9頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。最後は、2着のサチノオリーブに半馬身の差をつけて制した。