ドウカンローレル（1994年生、母ドウカングレート）

ドウカンローレル（1994年5月23日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は栗毛。種牡馬のドウカンヤシマ（当時14歳）と交配したドウカングレートが15歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は棚川克昌。戦績は、中央平地5戦0勝2着1回、地方24戦8勝2着2回。主な勝ち鞍は1998年の一般C2。

経歴

デビュー前

池上昌弘厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（1997年）

8月3日、デビュー戦は東信二騎手を鞍上に据えて、4歳未勝利（札幌ダート1000m 晴/良）に出走。馬体重は462kg。12頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では見所を作れず7着に終わった。

10月26日、約3か月の間隔を開けて迎えた2戦目は、4歳未勝利（福島ダート1000m 小雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で東信二騎手（1戦0勝）。12頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では弾けるように急駛したが、抜け出したキーポイントを差し切れず、2馬身半差の2着となった。

11月2日、連闘で迎えた3戦目は、4歳未勝利（福島ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で東信二騎手（2戦0勝）。12頭立ての4番人気で大外12番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを7番手で通過。直線では息の長い末脚を発揮したが、4着に終わった。

11月22日、中2週で迎えた4戦目は、池田鉄平騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（中京ダート1000m 小雨/不良）に52kgの軽斤量で出走。長時間の輸送競馬は初となった。12頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では上がり1位の末脚を見せたが上位争いには加われず5着に終わった。

12月7日、中1週で迎えた5戦目は、4歳以上500万下（中京ダート1700m 曇/稍重）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で池田鉄平騎手（1戦0勝）。16頭立ての15番人気で大外16番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。最後はタレてしまい11着に終わった。

4歳（1998年）

2月25日、約2か月半の間隔を開けて迎えた6戦目は、内田利雄騎手を鞍上に迎えて、一般C4チ（足利ダート1400m 雨/不良）に出走。9頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のミナミカイドウに9馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

3月21日、中2週で迎えた7戦目は、平沢則雄騎手を鞍上に迎えて、一般C4イ（宇都宮ダート1400m 曇/良）に出走。11頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。最後は、2着のマイネルアンカーに6馬身の差をつけて勝利を手に入れた。

4月4日、中1週で迎えた8戦目は、一般C4（宇都宮ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は内田利雄騎手（1戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、勝ったグレートエスケープから1馬身差の2着に敗北した。

4月21日、中1週で迎えた9戦目は、早川順一騎手を鞍上に迎えて、霧降賞（宇都宮ダート1900m 晴/良）に出走。9頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。9着に敗れた。

5月1日、中0週で迎えた10戦目は、一般C4（宇都宮ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は内田利雄騎手（2戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。最後は、2着のプラウドビートに2馬身の差をつけて3勝目を獲得した。

5月21日、中2週で迎えた11戦目は、一般C3（宇都宮ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で内田利雄騎手（3戦2勝）。9頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のサテライトマッキーに1馬身半の差をつけて4勝目を挙げた。

6月7日、中1週で迎えた12戦目は、光徳賞（宇都宮ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で内田利雄騎手（4戦3勝）。9頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。4着に敗れた。

7月12日、中4週で迎えた13戦目は、光徳賞（宇都宮ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で内田利雄騎手（5戦3勝）。10頭立ての3番人気で大外10番ゲートからスタート。10着に敗れた。

7月26日、中1週で迎えた14戦目は、一般C3（宇都宮ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は5戦連続で内田利雄騎手（6戦3勝）。12頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のトミクロスに2馬身の差をつけて5勝目を奪取した。

8月8日、中1週で迎えた15戦目は、一般C2（宇都宮ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で内田利雄騎手（7戦4勝）。10頭立ての3番人気で大外10番ゲートからスタート。最後は、2着のミナミノヌーボーに半馬身の差をつけて優勝

9月1日、中2週で迎えた16戦目は、一般C2（足利ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は7戦連続で内田利雄騎手（8戦5勝）。10頭立ての2番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。4着に敗れた。

10月6日、中4週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた17戦目は、竜頭賞（宇都宮ダート1500m 雨/重）に出走。鞍上は8戦連続で内田利雄騎手（9戦5勝）。10頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。3着に終わった。

10月19日、中1週で迎えた18戦目は、粂川京利騎手を鞍上に迎えて、一般C2（宇都宮ダート1500m 晴/稍重）に出走。10頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。9着に敗れた。

11月1日、中1週で迎えた19戦目は、一般C2（宇都宮ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は内田利雄騎手（10戦5勝）。11頭立ての2番人気に推されて大外11番ゲートからスタート。7着に敗れた。

12月3日、中4週で迎えた20戦目は、一般C2（宇都宮ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で内田利雄騎手（11戦5勝）。11頭立ての3番人気で10番ゲートからスタート。10着に敗れた。

5歳（1999年）

6月26日、約7か月の休養明けで迎えた21戦目は、一般C3ニ C4イ（宇都宮ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で内田利雄騎手（12戦5勝）。10頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、勝ったグレシアンウイナーからアタマ差の2着に甘んじた。

7月22日、中3週で迎えた22戦目は、一般C3イ（宇都宮ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は4戦連続で内田利雄騎手（13戦5勝）。9頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のキングロベルトに8馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。

8月13日、中2週で迎えた23戦目は、光徳賞（宇都宮ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で内田利雄騎手（14戦6勝）。10頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。3着に終わった。

8月27日、中1週で迎えた24戦目は、光徳賞（宇都宮ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で内田利雄騎手（15戦6勝）。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、2着のハイフレンドキットに2馬身半の差をつけて勝利を手中に収めた。

9月12日、中1週で迎えた25戦目は、竜頭賞（宇都宮ダート1900m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で内田利雄騎手（16戦7勝）。10頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。3着に終わった。

6歳（2000年）

4月10日、約7か月の休み明けで馬体重を前走から22kg増やして迎えた26戦目は、一般C2ロ C3イ（宇都宮ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は8戦連続で内田利雄騎手（17戦7勝）。12頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。7着に敗れた。

4月21日、中1週で迎えた27戦目は、一般C2ロ（宇都宮ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は9戦連続で内田利雄騎手（18戦7勝）。12頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。4着に終わった。

5月6日、中1週で迎えた28戦目は、一般C2ロ（宇都宮ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は10戦連続で内田利雄騎手（19戦7勝）。8頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。4着に敗れた。

5月31日、中3週で迎えた29戦目は、一般C1イ C2イ（宇都宮ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は11戦連続で内田利雄騎手（20戦7勝）。12頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。8着に敗れた。