ニホンピロレジーナ（2007年生、母ニホンピロアミーカ）

ニホンピロレジーナ（2007年3月25日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名＋女王（伊）」。毛色は栗毛。種牡馬のプリサイスエンド（当時10歳）と交配したニホンピロアミーカが7歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は佐々木直孝。戦績は、地方11戦2勝2着1回。主な勝ち鞍は2010年の3歳以上C2。

経歴

デビュー前

西川精治厩舎（園田）へ入厩。

3歳（2010年）

7月15日、デビュー戦は西川進也騎手を鞍上に据えて、3歳以上C3三（園田ダート1400m 曇/不良）に出走。馬体重は468kg。12頭立ての圧倒的1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させてあっさりと抜け出し、最後は2着のランランボーイに4馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

8月4日、中2週で迎えた2戦目は、3歳以上C2二（園田ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で西川進也騎手（1戦1勝）。11頭立ての圧倒的1番人気に推されて10番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では目覚ましい伸び脚で猛進したが、伸びてきたエビアンストーン決め手に屈してアタマ差の2着に甘んじた。

8月24日、中2週で迎えた3戦目は、3歳以上C2（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で西川進也騎手（2戦1勝）。11頭立ての圧倒的1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では自慢の末脚を炸裂させて先頭に立ち、最後は2着のシャークラヴソングに2馬身半の差をつけて圧倒的人気に応えた。

9月23日、中3週で迎えた4戦目は、木村健騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C2（園田ダート1400m 雨/重）に出走。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず4着に敗れた。

10月13日、中2週で迎えた5戦目は、3歳以上C1二（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は西川進也騎手（3戦2勝）。10頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では上がり2位の伸び脚を披露したが上位争いには絡めず8着に終わった。

12月30日、約2か月半の間隔を開けて迎えた6戦目は、3歳以上C1（園田ダート1400m 雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で西川進也騎手（4戦2勝）。6頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではジリジリとしか伸びず5着に終わった。

4歳（2011年）

1月13日、中1週で迎えた7戦目は、4歳以上C1（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で西川進也騎手（5戦2勝）。12頭立ての11番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを7番手で通過。直線では天授の勝負根性でゴールまで頑張り、4着に入り込んだ。

2月2日、中2週で迎えた8戦目は、4歳以上C1（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で西川進也騎手（6戦2勝）。12頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始11番手を追走。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで力走し、4着に入り込んだ。

2月24日、中2週で迎えた9戦目は、4歳以上C1一（園田ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で西川進也騎手（7戦2勝）。10頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では他馬と同じ脚色になってしまい8着に終わった。

3月15日、中2週で迎えた10戦目は、4歳以上C1（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で西川進也騎手（8戦2勝）。12頭立ての9番人気で11番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始11番手を追走。直線では上がり3位の伸び脚を披露したが上位争いには参加できず11着に終わった。

3月29日、中1週で迎えた11戦目は、4歳以上C1（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で西川進也騎手（9戦2勝）。12頭立ての12番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始12番手を追走。直線では上がり1位の末脚を繰り出したが上位争いには参加できず9着に終わった。