ニホンリバー（1985年生、母ヒツテイングリバー）

Nihon River

1985.03.09

ニホンリバー（1985年3月9日）は、日本の競走馬。牝馬。品種はアングロアラブで、毛色は鹿毛。種牡馬のモンクール（当時17歳）と交配したヒツテイングリバーが14歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は青森県、生産者は細越 定吉。戦績は、中央平地9戦1勝。主な勝ち鞍は1987年のアラ系3歳未勝利。

経歴

デビュー前

鴨田次男厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（1987年）

7月4日、デビュー戦は柴田善臣騎手を鞍上に据えて、アラ系3歳未勝利（福島芝1000m 晴/稍重）に出走。馬体重は462kg。7頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では今一つ末脚が切れず7着に終わった。

7月12日、連闘で馬体重を前走から12kg減らして迎えた2戦目は、アラ系3歳未勝利（福島芝1000m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で柴田善臣騎手（1戦0勝）。9頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では切れる脚を使えず5着に終わった。

8月2日、中2週で迎えた3戦目は、蛯名正義騎手を鞍上に迎えて、アラ系3歳未勝利（新潟芝1200m 晴/良）に50kgの軽斤量で出走。長時間の輸送競馬は初となった。12頭立ての3番人気に推されて5番ゲートからスタート。ハナに立つ恰好となり、やや速いペースで馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させてすんなりと抜け出し、最後は2着のキヨハマカゼに3馬身半の差をつけて未勝利戦を制した。

10月18日、約2か月半の間隔を開けて迎えた4戦目は、2歳オープンのアラブ3歳ステークス（福島芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で蛯名正義騎手（1戦1勝）。7頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は一杯になって6着に敗れた。

11月14日、中3週で迎えた5戦目は、津留千彰騎手を鞍上に迎えて、アラ系3歳300万下（福島芝1000m 晴/良）に出走。7頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。果敢にハナを切り、平均的なペースで集団を引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、馬群に飲まれ3着に敗れた。

12月12日、中3週で迎えた6戦目は、アラ系3歳オープン（中山芝1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で津留千彰騎手（1戦0勝）。7頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい5着に終わった。

3歳（1988年）

1月6日、中3週で迎えた7戦目は、アラ系4歳以上300万下（中山ダート1800m 晴/不良）に牝馬ながら53kgの斤量を背負って出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は3戦連続で津留千彰騎手（2戦0勝）。12頭立ての10番人気で大外12番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず8着に終わった。

1月17日、中1週で迎えた8戦目は、アラ系4歳以上300万下（中山ダート1200m 曇/良）に牝馬ながら53kgの斤量を背負って出走。鞍上は4戦連続で津留千彰騎手（3戦0勝）。9頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。苛烈なペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では他馬と同じような脚色になり9着に終わった。

1月30日、中1週で迎えた9戦目は、アラ系4歳以上300万下（東京ダート1400m 晴/良）に牝馬ながら53kgの斤量を背負って出走。鞍上は柴田善臣騎手（2戦0勝）。9頭立ての8番人気で大外9番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では見せ場なく9着に終わった。