トサノミナコ（1998年生、母ワイエムシラオキ）

トサノミナコ（1998年3月23日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。毛色は栗毛。種牡馬のキンググローリアス（当時12歳）と交配したワイエムシラオキが13歳のときに産んだ6番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は谷藤弘美。戦績は、中央平地1戦0勝、地方26戦1勝2着2回。主な勝ち鞍は2000年のアタックチャレンジ。

経歴

デビュー前

1歳のとき、谷藤敬三から「北海道8月セレクト市場サラブレッド2歳」と「北海道10月市場サラブレッド2歳」に上場されたがいずれも主取りとなった。

谷口常信厩舎（北海道）へ入厩。

2歳（2000年）

5月4日、デビュー戦は藤倉寛幸騎手を鞍上に据えて、2歳戦のフレッシュチャレンジ（札幌(地)ダート1000m 晴/良）に出走。馬体重は450kg。9頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。7着に敗れた。

5月10日、連闘で迎えた2戦目は、2歳戦のフレッシュチャレンジ（札幌(地)ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で藤倉寛幸騎手（1戦0勝）。10頭立ての3番人気で大外10番ゲートからスタート。5着に敗れた。

5月25日、中1週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた3戦目は、2歳戦のアタックチャレンジ（札幌(地)ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で藤倉寛幸騎手（2戦0勝）。9頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。最後は、2着のラッキースターに3馬身の差をつけて初白星を挙げた。

5月31日、連闘で迎えた4戦目は、3歳（札幌(地)ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で藤倉寛幸騎手（3戦1勝）。7頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。6着に終わった。

6月14日、中1週で迎えた5戦目は、3歳（札幌(地)ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で藤倉寛幸騎手（4戦1勝）。9頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。3着を確保した。

7月4日、中2週で迎えた6戦目は、3歳（旭川ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で藤倉寛幸騎手（5戦1勝）。9頭立ての4番人気で大外9番ゲートからスタート。5着に敗れた。

7月19日、中1週で迎えた7戦目は、2歳オープンのサマーチャレンジ2（旭川ダート1000m 晴/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で藤倉寛幸騎手（6戦1勝）。11頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。5着に終わった。

7月26日、連闘で迎えた8戦目は、2歳オープンのサマーチャレンジ3（旭川ダート1000m 雨/不良）に出走。鞍上は8戦連続で藤倉寛幸騎手（7戦1勝）。11頭立ての8番人気で大外11番ゲートからスタート。11着に終わった。

8月12日、中1週で迎えた9戦目は、3歳500万下（札幌芝1000m 晴/稍重）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は9戦連続で藤倉寛幸騎手（8戦1勝）。8頭立ての8番人気で大外8番ゲートからスタート。ハナを切る恰好となり、後続との差を2馬身以上キープして、やや速いペースで馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後はタレてしまい6着に終わった。

8月23日、中1週で迎えた10戦目は、2歳オープンのサマーチャレンジ7（旭川ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で藤倉寛幸騎手（9戦1勝）。14頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。14着に終わった。

9月13日、中2週で迎えた11戦目は、3歳（旭川ダート1000m 曇/稍重）に出走。鞍上は11戦連続で藤倉寛幸騎手（10戦1勝）。10頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。7着に終わった。

9月27日、中1週で迎えた12戦目は、3歳（旭川ダート1000m 雨/不良）に出走。鞍上は12戦連続で藤倉寛幸騎手（11戦1勝）。9頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。9着に終わった。

10月5日、連闘で迎えた13戦目は、3歳（門別ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は13戦連続で藤倉寛幸騎手（12戦1勝）。13頭立ての13番人気で12番ゲートからスタート。11着に終わった。

10月19日、中1週で迎えた14戦目は、3歳（門別ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は14戦連続で藤倉寛幸騎手（13戦1勝）。9頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。8着に終わった。

11月2日、中1週で迎えた15戦目は、3歳（門別ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は15戦連続で藤倉寛幸騎手（14戦1勝）。11頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。10着に終わった。

11月16日、中1週で迎えた16戦目は、服部茂史騎手を鞍上に迎えて、3歳（門別ダート1700m 晴/稍重）に出走。11頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。3着を確保した。

3歳（2001年）

1月31日、約2か月半の間隔を開けて馬体重を前走から13kg減らして迎えた17戦目は、佐宗応和騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳ハンデ戦のひなぎく特別（大井ダート1600m 内回り曇/稍重）に出走。11頭立ての5番人気で大外11番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では伸びが劣勢になり11着に敗れた。

3月12日、中5週で馬体重を前走から13kg戻して迎えた18戦目は、佐藤祐樹騎手を鞍上に迎えて、3歳（船橋ダート1500m 晴/良）に出走。11頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではスパッと切れる脚で猛追したが、抜け出したトウカイオトメに半馬身届かず2着となった。

4月3日、中2週で馬体重を前走からさらに10kg増やして迎えた19戦目は、3歳（船橋ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で佐藤祐樹騎手（1戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。逃げる恰好となり、ややハイペースでレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の豊富なスタミナで最後まで止まることなく走り抜いたが、ダイタクダイヤに交わされて1馬身半差の2着に敗北した。

4月18日、中1週で馬体重を前走から8kg絞って迎えた20戦目は、3歳（船橋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で佐藤祐樹騎手（2戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。最後はバテてしまい6着に敗れた。

5月8日、中2週で迎えた21戦目は、内田博幸騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳ハンデ戦のひなげし特別（大井ダート1600m 内回り雨/不良）に出走。14頭立ての6番人気で大外14番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は一杯になって14着に敗れた。

5月31日、中2週で迎えた22戦目は、的場文男騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のベコニア特別（船橋ダート1600m 曇/不良）に出走。10頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。最後は脚色が鈍り10着に終わった。

6月27日、中3週で迎えた23戦目は、3歳（船橋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は佐藤祐樹騎手（3戦0勝）。7頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい5着に終わった。

7月16日、中2週で迎えた24戦目は、3歳（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は内田博幸騎手（1戦0勝）。10頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では脚が残っておらず5着に敗れた。

7月30日、中1週で迎えた25戦目は、3歳戦の朝顔特別（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は佐藤祐樹騎手（4戦0勝）。14頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではいいところがなく10着に終わった。

8月20日、中2週で迎えた26戦目は、3歳（船橋ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で佐藤祐樹騎手（5戦0勝）。10頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では鋭い脚を使えず10着に終わった。

8月30日、中0週で馬体重を前走から17kg減らして迎えた27戦目は、3歳（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で佐藤祐樹騎手（6戦0勝）。10頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。10着に終わった。