ミスカムイ（1985年生、母アランフェス）

Miss Kamui

1985.05.06

ミスカムイ（1985年5月6日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。毛色は栃栗毛。種牡馬のハギノカムイオー（当時6歳）と交配したアランフェスが13歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者はロイヤルファーム（有）新冠支場。戦績は、中央平地9戦0勝2着1回、地方1戦0勝。

経歴

デビュー前

田中和夫厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（1988年）

3月27日、デビュー戦は佐藤照雄騎手を鞍上に据えて、4歳未出走（東京ダート1200m 晴/不良）に出走。馬体重は444kg。16頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。端をきる恰好となり、平均的なペースで集団を牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では息の長い末脚を発揮し、3着に入った。

4月16日、中2週で迎えた2戦目は、岡部幸雄騎手を鞍上に迎えて、4歳未出走（東京ダート1200m 晴/良）に出走。16頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではじわりじわりと長く脚を使ってゴールまで力闘したが、5着に終わった。

5月7日、中2週で迎えた3戦目は、柴田善臣騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（東京ダート1200m 曇/良）に出走。9頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではジリジリとしか伸びず5着に敗れた。

5月29日、中2週で迎えた4戦目は、4歳未勝利（東京ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は岡部幸雄騎手（1戦0勝）。13頭立ての5番人気で12番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では天資の負けじ心を発揮してゴールまで力戦したが、4着に終わった。

7月16日、中6週で迎えた5戦目は、古川寛和騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳未勝利（福島ダート1000m 雨/不良）に51kgの軽斤量で出走。12頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではじわりじわりと長く脚を使ってゴールまで頑張ったが、4着に終わった。

8月6日、中2週で迎えた6戦目は、4歳未勝利（福島ダート1000m 曇/不良）に出走。鞍上は佐藤照雄騎手（1戦0勝）。7頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではしぶとく脚を伸ばしたが、勝ったハレーマラドーナに詰め切れず、1馬身3/4差の2着となった。

8月28日、中2週で迎えた7戦目は、4歳未勝利（新潟ダート1200m 曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で佐藤照雄騎手（2戦0勝）。10頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず5着に敗れた。

10月9日、中5週で迎えた8戦目は、坂井千明騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（福島芝1200m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。10頭立ての3番人気で大外10番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では力強い脚運びでゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

11月12日、中4週で迎えた9戦目は、4歳未勝利（福島芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で坂井千明騎手（1戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて8番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では見所を作れず8着に敗れた。

4歳（1989年）

2月11日、約3か月の休み明けで迎えた10戦目は、橘眞樹騎手を鞍上に迎えて、一般C4二（川崎ダート1600m 晴/稍重）に出走。9頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。8着に終わった。