ガルルヒーロー（2000年生、母ラッキーリアル）

Garuru Hero

2000.05.25

ガルルヒーロー（2000年5月25日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のハウスバスター（当時13歳）と交配したラッキーリアルが9歳のときに産んだ4番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は（有）日優牧場。戦績は、地方8戦4勝。主な勝ち鞍は2003年のかきつばた特別。

経歴

デビュー前

1歳のとき、日優牧場から「北海道9月市場サラブレッド1歳」に上場されたが主取りとなった。2歳のとき、セブンホースクラブから「北海道5月トレーニングセールサラブレッド2歳」に上場されたが主取りとなった。

辻野豊厩舎（小林）へ入厩。

2歳（2002年）

12月28日、デビュー戦は今野忠成騎手を鞍上に据えて、2歳（大井ダート1000m 晴/良）に出走。馬体重は532kg。12頭立ての3番人気に推されて5番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では伸びが劣勢になり5着に敗れた。

3歳（2003年）

1月14日、中1週で馬体重を前走から15kg減らして迎えた2戦目は、石崎隆之騎手を鞍上に迎えて、3歳（大井ダート1190m 晴/良）に出走。12頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。前に出て、ややスローペースでレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のヘリオスダイナに4馬身の差をつけて初白星を挙げた。

2月19日、中4週で迎えた3戦目は、3歳（大井ダート1390m 晴/重）に出走。鞍上は今野忠成騎手（1戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では末脚が続かず、3着に終わった。

3月16日、中3週で迎えた4戦目は、3歳（大井ダート1590m 内回り 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で今野忠成騎手（2戦0勝）。14頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて、最後は2着のスナッグランナーを3/4馬身振り切って優勝

4月26日、中5週で馬体重を前走から11kg減らして迎えた5戦目は、3歳戦のアイリス特別（大井ダート1690m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で今野忠成騎手（3戦1勝）。13頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るアヅマディフィートを次元の違う末脚でクビ差だけ差し切って制した。

5月28日、中4週で馬体重を前走から7kg戻して迎えた6戦目は、3歳戦のかきつばた特別（大井ダート1790m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で今野忠成騎手（4戦2勝）。6頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るインターホークを鬼脚で交わし去り、最後は3馬身の差をつけて勝利を手中に収めた。

4歳（2004年）

5月22日、約12か月の休養明けで迎えた7戦目は、いるか座特別（大井ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は5戦連続で今野忠成騎手（5戦3勝）。14頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では伸びを欠き6着に敗れた。

6月3日、中1週で迎えた8戦目は、たて座特別（大井ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で今野忠成騎手（6戦3勝）。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。最後は力尽きて10着に敗れた。