ニホンピロリズム（1990年生、母ニホンピロオーロラ）

ニホンピロリズム（1990年3月22日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は芦毛。種牡馬のテンパレートシル（当時6歳）と交配したニホンピロオーロラが9歳のときに産んだ4番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は佐々木節哉。戦績は、中央平地5戦1勝、地方6戦0勝。主な勝ち鞍は1993年の4歳未出走。

経歴

デビュー前

田中耕太郎厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（1993年）

4月25日、デビュー戦は安田富男騎手を鞍上に据えて、4歳未出走（新潟芝1400m 外回り曇/稍重）に出走。馬体重は440kg。13頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。主導権を握る恰好となり、平均ペースで集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のテンカムテキに1馬身3/4の差をつけて初勝利を挙げた。

5月16日、中2週で迎えた2戦目は、清水英次騎手を鞍上に迎えて、4歳500万下のわらび賞（新潟芝1600m 外回り晴/良）に出走。14頭立ての3番人気に推されて8番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。最後は脚色が鈍り11着に敗れた。

6月5日、中2週で迎えた3戦目は、南井克巳騎手を鞍上に迎えて、4歳500万下（阪神芝1400m 曇/良）に出走。18頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では末脚にキレが無く10着に敗れた。

6月19日、中1週で迎えた4戦目は、角田晃一騎手を鞍上に迎えて、4歳500万下（京都ダート1200m 雨/重）に出走。ダート戦への出走は初となった。14頭立ての11番人気で2番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後は脚勢が鈍り14着に終わった。

7月4日、中1週で迎えた5戦目は、熊沢重文騎手を鞍上に迎えて、4歳500万下のえのき賞（京都芝1200m 曇/稍重）に出走。10頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では鋭い脚を使えず6着に終わった。

4歳（1994年）

10月10日、約15か月半の休養明けで迎えた6戦目は、松島壽騎手を鞍上に迎えて、りんどう賞（荒尾ダート1500m 曇/重）に出走。8頭立ての2番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。5着に敗れた。

10月30日、中2週で迎えた7戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で松島壽騎手（1戦0勝）。6頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。4着に終わった。

11月20日、中2週で迎えた8戦目は、山下慎一騎手を鞍上に迎えて、りんどう賞（荒尾ダート1500m 晴/良）に出走。9頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。6着に終わった。

12月11日、中2週で迎えた9戦目は、川口道助騎手を鞍上に迎えて、りんどう賞（荒尾ダート1500m 曇/重）に出走。9頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。6着に終わった。

5歳（1995年）

1月3日、中2週で迎えた10戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 小雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で川口道助騎手（1戦0勝）。9頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。7着に終わった。

1月15日、中1週で迎えた11戦目は、フエニツクス特別（荒尾ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は山下慎一騎手（1戦0勝）。9頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。5着に終わった。