オリオンザナイト（2005年生、母ザピンキーギャル）

オリオンザナイト（2005年3月13日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は黒鹿毛。種牡馬のオリオンザサンクス（当時9歳）と交配したザピンキーギャルが5歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は荒木貴宏。戦績は、地方11戦5勝2着1回。2008年の九州ダービー栄城賞(KJ1)に勝利した他、2007年のウィナーズチャレンジを制するなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

伊藤隆志厩舎（北海道）へ入厩。

2歳（2007年）

7月4日、デビュー戦は五十嵐冬樹騎手を鞍上に据えて、2歳戦のフレッシュチャレンジ（旭川ダート1000m 晴/良）に出走。馬体重は470kg。10頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。5着に敗れた。

7月10日、連闘で迎えた2戦目は、2歳戦のルーキーチャレンジ（旭川ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で五十嵐冬樹騎手（1戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のビービーバイラに5馬身の差をつけて初白星を挙げた。

7月31日、中2週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた3戦目は、佐々木国明騎手を鞍上に迎えて、2歳オープンのウィナーズチャレンジ（旭川ダート1000m 晴/良）に出走。9頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のオーサンイチバンに4馬身の差をつけて2勝目をゲットした。

8月15日、中1週で迎えた4戦目は、宮崎光行騎手を鞍上に迎えて、2歳オープンのサマーチャレンジII（旭川ダート1000m 曇/良）に出走。11頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、勝ったカミヒコーキから半馬身差の2着に敗北した。

3歳（2008年）

2月16日、約6か月の休養明けで馬体重を前走から36kg増やして迎えた5戦目は、北村欣也騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のひなまつり特別（佐賀ダート1750m 晴/良）に出走。10頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。最後は失速してしまい最後はティーエスビギンズと並んで8着同着となった。

3月9日、中2週で迎えた6戦目は、3歳戦の桜まつり特別（佐賀ダート1750m 雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で北村欣也騎手（1戦0勝）。10頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では伸びあぐねて8着に敗れた。

4月12日、中4週で迎えた7戦目は、3歳戦のかささぎ特別（佐賀ダート1750m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で北村欣也騎手（2戦0勝）。11頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。果敢にハナを切り、で集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のアイティーバトルに1馬身の差をつけて3勝目をマークした。

5月6日、中2週で迎えた8戦目は、3歳以上C1-2（佐賀ダート1400m 晴/良）に56kgの斤量を背負って出走。鞍上は4戦連続で北村欣也騎手（3戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。主導権を握る形となり、で馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のウォルフガングに1馬身半の差をつけて4勝目をつかんだ。

6月1日、中3週で迎えた9戦目は、3歳KJ1の九州ダービー栄城賞（佐賀ダート2000m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で北村欣也騎手（4戦2勝）。12頭立ての4番人気で大外12番ゲートからスタート。果敢に端を奪い、で一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のフサイチサガントスに1馬身の差をつけて優勝

10月12日、約4か月半の休養明けで馬体重を前走から17kg増やして迎えた10戦目は、コスモス特別（佐賀ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で北村欣也騎手（5戦3勝）。9頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。端に立つ恰好となり、で集団を牽引。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。最後は脚色が鈍り9着に敗れた。

4歳（2009年）

1月3日、約3か月の間隔を開けて馬体重を前走からさらに10kg増やして迎えた11戦目は、門松特別（佐賀ダート1750m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で北村欣也騎手（6戦3勝）。9頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では見せ場を作れず5着に終わった。