トミケンバアシス（2010年生、母クイーンブルー）

トミケンバアシス（2010年2月17日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋奥深い（ギリシャ語）」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のシンボリクリスエス（当時11歳）と交配したクイーンブルーが9歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は（株）カネツ牧場。戦績は、中央平地1戦0勝、地方11戦2勝。主な勝ち鞍は2013年の3歳。

経歴

デビュー前

1歳のとき、カネツ牧場から「北海道セレクションセールサラブレッド1歳」に上場されたが主取りとなった。同年、カネツ牧場から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、富樫賢二によって441万円で落札された。

黒岩陽一厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2013年）

1月14日、デビュー戦は木幡初広騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（中山ダート1800m 雪/重）に出走。馬体重は460kg。16頭立ての16番人気で大外16番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを16番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず16着に終わった。

4月15日、約3か月の休養明けで馬体重を前走から13kg増やして迎えた2戦目は、斎藤雄一騎手を鞍上に迎えて、3歳C2三（水沢ダート1300m 晴/良）に出走。9頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず5着に終わった。

5月8日、中2週で馬体重を前走から13kg絞って迎えた3戦目は、井上幹太騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C4-5（門別ダート1200m 晴/良）に出走。10頭立ての6番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では他馬と同じような脚色になり10着に終わった。

5月31日、中2週で迎えた4戦目は、向山牧騎手を鞍上に迎えて、3歳（笠松ダート1400m 晴/重）に出走。10頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて、最後は2着のマイネルガーラに1馬身半の差をつけて初白星を挙げた。

6月14日、中1週で迎えた5戦目は、3歳（笠松ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で向山牧騎手（1戦1勝）。9頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では末脚を伸ばせず5着に敗れた。

6月28日、中1週で迎えた6戦目は、3歳（笠松ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で向山牧騎手（2戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では見せ場なく5着に敗れた。

7月12日、中1週で迎えた7戦目は、3歳（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で向山牧騎手（3戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。ハナを切り、で集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では驚異的な末脚を爆発させて、最後は2着のダイゴヒリュウをアタマ差振り切って2勝目をマークした。

7月22日、中0週で迎えた8戦目は、3歳（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で向山牧騎手（4戦2勝）。9頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではジリジリとしか伸びず6着に終わった。

8月12日、中2週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた9戦目は、3歳戦の円葵ちゃん誕生日記念（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で向山牧騎手（5戦2勝）。10頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線ではジリジリとしか伸びず9着に終わった。

8月26日、中1週で迎えた10戦目は、3歳（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で向山牧騎手（6戦2勝）。10頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では決め手が足りず10着に終わった。

9月12日、中1週で迎えた11戦目は、山下雅之騎手を鞍上に迎えて、3歳（笠松ダート1400m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。10頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では他馬と同じような脚色になり9着に終わった。

9月26日、中1週で迎えた12戦目は、大原浩司騎手を鞍上に迎えて、3歳（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線ではジワジワとしか伸びず9着に終わった。