ダンディニイガタ（2005年生、母ヒデノティアラ）

ダンディニイガタ（2005年4月24日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「紳士＋新潟」。毛色は鹿毛。種牡馬のトレジャーアイランド（当時9歳）と交配したヒデノティアラが10歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は斉藤恒雄。戦績は、中央平地1戦0勝、地方9戦3勝2着1回。主な勝ち鞍は2007年のセカンドトライ。

経歴

デビュー前

1歳のとき、原ファームから「北海道オータムセールサラブレッド1歳」に上場されたが主取りとなった。

花村通春厩舎（園田）へ入厩。

2歳（2007年）

5月30日、デビュー戦は渡瀬和幸騎手を鞍上に据えて、2歳戦のファーストトライ（園田ダート820m 雨/不良）に出走。馬体重は420kg。8頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではジリジリとしか伸びず4着に敗れた。

7月11日、中5週で迎えた2戦目は、2歳（姫路ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で渡瀬和幸騎手（1戦0勝）。7頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線に入ると、前で粘るサワノファインを豪快な末脚で交わし去り、最後は2馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

8月1日、中2週で迎えた3戦目は、2歳（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で渡瀬和幸騎手（2戦1勝）。10頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く6着に敗れた。

9月25日、中7週で迎えた4戦目は、川原正一騎手を鞍上に迎えて、2歳戦のキャリーアップ（園田ダート1400m 曇/稍重）に出走。8頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。主導権を奪う恰好となり、で集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では目を引く伸びを見せたが、トーコーシーザーにハナ差交わされて2着に甘んじた。

10月9日、中1週で迎えた5戦目は、2歳戦のキャリーアップ（園田ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で川原正一騎手（1戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では強烈な末脚を弾けさせてあっさりと抜け出し、最後は2着のユキノブロッサムに4馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。

10月24日、中1週で迎えた6戦目は、2歳戦のセカンドトライ（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で川原正一騎手（2戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では豪快に終いの脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のジュンに1馬身1/4の差をつけて勝利を手に入れた。

11月20日、中3週で迎えた7戦目は、2歳Jpn2の兵庫ジュニアグランプリ（園田ダート1400m 曇/良）に出走。重賞競走への出走は初となった。鞍上は渡瀬和幸騎手（3戦1勝）。11頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では他馬と同じような脚勢になり7着に終わった。

12月9日、中2週で迎えた8戦目は、木村健騎手を鞍上に迎えて、2歳500万下（阪神芝1400m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。9頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。ハナに立つ恰好となり、平均ペースで馬群を引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は垂れてしまい9着に終わった。

12月30日、中2週で迎えた9戦目は、吉村智洋騎手を鞍上に迎えて、2歳地方重賞の園田ジュニアカップ（園田ダート1700m 晴/重）に出走。12頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線ではじわじわとしか伸びず6着に敗れた。

3歳（2008年）

1月23日、中2週で迎えた10戦目は、坂本和也騎手を鞍上に迎えて、3歳T1（園田ダート1400m 曇/不良）に出走。10頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。競走中止となった。