フサイチスイート（1996年生、母フサイチイッコー）

Fusaichi Sweet

1996.05.01

フサイチスイート（1996年5月1日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のリンドシェーバー（当時8歳）と交配したフサイチイッコーが11歳のときに産んだ5番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者は（有）村下牧場。戦績は、中央平地7戦0勝。

経歴

デビュー前

大根田裕也厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（1998年）

12月13日、デビュー戦は土肥幸広騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（阪神芝1400m 晴/良）に出走。馬体重は448kg。9頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは、馬場の外目を通りながら4番手で通過。直線では末脚がパッとせず7着に終わった。

12月26日、中1週で迎えた2戦目は、塩村克己騎手を鞍上に迎えて、3歳新馬（阪神芝1600m 晴/良）に出走。16頭立ての11番人気で9番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始2番手を追走。直線では天性の闘争本能でゴールまで力闘し、5着を確保した。

3歳（1999年）

1月17日、中2週で迎えた3戦目は、4歳未勝利（京都ダート1200m 曇/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は土肥幸広騎手（1戦0勝）。16頭立ての5番人気で15番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では末脚のキレが鈍く9着に敗れた。

2月20日、中4週で迎えた4戦目は、4歳未勝利（中京芝1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で土肥幸広騎手（2戦0勝）。14頭立ての8番人気で大外14番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではいい脚を見せられず6着に終わった。

3月6日、中1週で迎えた5戦目は、4歳未勝利（中京芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で土肥幸広騎手（3戦0勝）。16頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。逃げを打つ形となり、ゆったりとしたペースで馬群を引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は垂れてしまい13着に終わった。

5月23日、約2か月半の間隔を開けて迎えた6戦目は、4歳未勝利（中京芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で土肥幸広騎手（4戦0勝）。16頭立ての8番人気で大外16番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで走り切り、4着に入った。

6月6日、中1週で迎えた7戦目は、牝馬限定の4歳未勝利（中京芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で土肥幸広騎手（5戦0勝）。18頭立ての3番人気に推されて9番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では脚勢がやや衰え、3着に終わった。