メモリーロイヤル（2014年生、母メモリーフェミナ）

メモリーロイヤル（2014年5月4日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のホワイトマズル（当時24歳）と交配したメモリーフェミナが7歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は（有）成隆牧場。戦績は、地方16戦5勝。2016年の秋風ジュニアに勝利するなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

川嶋弘吉厩舎（笠松）へ入厩。

2歳（2016年）

6月2日、デビュー戦は向山牧騎手を鞍上に据えて、2歳（笠松ダート800m 晴/良）に出走。馬体重は429kg。4頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。ハナを奪う恰好となり、で集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一完歩ずつ確実に前との差を詰めて、最後は2着のマルヨアキトをハナ差振り切って初勝利を挙げた。

6月27日、中3週で迎えた2戦目は、2歳（笠松ダート800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で向山牧騎手（1戦1勝）。7頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。端をきる形となり、で馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のジュエリーハートに4馬身の差をつけて2勝目を掴み取った。

8月11日、中5週で迎えた3戦目は、2歳戦の翔平&あゆみ結婚記念カップ（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で向山牧騎手（2戦2勝）。7頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では上がり2位タイの伸び脚を披露したが上位争いには絡めず3着に敗れた。

9月9日、中3週で迎えた4戦目は、2歳オープンの秋風ジュニア（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で向山牧騎手（3戦2勝）。9頭立ての3番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭に躍り出て、最後は2着のマルヨアキトに2馬身半の差をつけて3勝目をつかんだ。

10月18日、中5週で迎えた5戦目は、牝馬限定2歳地方重賞の金沢シンデレラカップ（金沢ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で向山牧騎手（4戦3勝）。11頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では見所を作れず7着に敗れた。

11月24日、中4週で迎えた6戦目は、2歳戦の紅葉賞（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で向山牧騎手（5戦3勝）。8頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。最後は力尽きて6着に敗れた。

12月30日、中4週で迎えた7戦目は、牝馬限定2歳地方重賞のライデンリーダー記念（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で向山牧騎手（6戦3勝）。10頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり10着に終わった。

3歳（2017年）

3月22日、約2か月半の間隔を開けて馬体重を前走から17kg減らして迎えた8戦目は、3歳戦の桜月特別（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で向山牧騎手（7戦3勝）。10頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。ハナに立つ恰好となり、で馬群を引っ張る。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。最後はタレてしまい10着に終わった。

6月28日、約3か月半の休み明けで馬体重を前走から9kg戻して迎えた9戦目は、山下雅之騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の槍ヶ岳賞（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。8頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。最後は脚が止まってしまい8着に終わった。

11月8日、約4か月半の休み明けで馬体重を前走から28kg増やして迎えた10戦目は、せせらぎ特別（笠松ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で山下雅之騎手（1戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では末脚が続かず、3着に終わった。

12月7日、中3週で迎えた11戦目は、枯山水賞（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で山下雅之騎手（2戦0勝）。9頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。逃げを打つ恰好となり、で集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚色が衰えて5着に敗れた。

12月29日、中2週で迎えた12戦目は、ビオラ賞（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は向山牧騎手（8戦3勝）。8頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では異次元の末脚を爆発させて突き抜け、最後は2着のマジカルナンバーに3馬身の差をつけて4勝目を収める

4歳（2018年）

1月12日、中1週で迎えた13戦目は、ことぶき特別（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で向山牧騎手（9戦4勝）。10頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線に入ると、馬群に沈み4着に敗れた。

2月23日、中5週で迎えた14戦目は、一般C11（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で向山牧騎手（10戦4勝）。10頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。最後は勢いを失って8着に敗れた。

3月8日、中1週で迎えた15戦目は、一般C9（笠松ダート1400m 雨/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で向山牧騎手（11戦4勝）。10頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。先手を奪う恰好となり、で集団を先導。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。最後は脚を失くしてしまい5着に敗れた。

3月21日、中1週で迎えた16戦目は、岐阜初!鮪しゃぶしゃぶ★かじ木（笠松ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は5戦連続で向山牧騎手（12戦4勝）。10頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では一歩一歩確実に差を詰めて、最後は2着のメジャースターダムをクビ差振り切って5勝目を挙げた。