オシダシ（2010年生、母グラッドハンド）

オシダシ（2010年4月30日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「押し出し、大相撲の決まり手のひとつ」。毛色は鹿毛。種牡馬のエイシンサンディ（当時17歳）と交配したグラッドハンドが12歳のときに産んだ7番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は（有）瀬戸牧場。戦績は、中央平地3戦0勝、地方6戦0勝。

経歴

デビュー前

当歳のとき、瀬戸牧場から「北海道セレクションセールサラブレッド当歳」に上場されたが主取りとなった。

小桧山悟厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2012年）

12月23日、デビュー戦は武士沢友治騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（中山ダート1800m 曇/稍重）に出走。馬体重は488kg。14頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを10番手で通過。直線では見せ場なく13着に終わった。

3歳（2013年）

1月20日、中3週で迎えた2戦目は、田中博康騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中山ダート1800m 晴/重）に出走。15頭立ての15番人気で13番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線では末脚に勢いがなく15着に終わった。

3月10日、中6週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（中山ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で田中博康騎手（1戦0勝）。16頭立ての15番人気で3番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線では他馬と同じ脚色になってしまい15着に終わった。

4月16日、中4週で迎えた4戦目は、繁田健一騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のエイプリルフラワー賞（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。14頭立ての13番人気で6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では今一つ伸び切れず12着に終わった。

7月3日、約2か月半の間隔を開けて迎えた5戦目は、宮崎光行騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のスピカ特別（門別ダート1200m 曇/良）に出走。7頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚がパッとせず4着に終わった。

11月22日、約4か月半の休み明けで馬体重を前走から14kg減らして迎えた6戦目は、東川公則騎手を鞍上に迎えて、一般C21（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。9頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では末脚が振るわず8着に敗れた。

12月12日、中2週で馬体重を前走から9kg戻して迎えた7戦目は、筒井勇介騎手を鞍上に迎えて、一般C21（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての6番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではじりじりとしか伸びず5着に終わった。

12月31日、中2週で迎えた8戦目は、かさオク・サンクス賞（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で筒井勇介騎手（1戦0勝）。9頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では伸びが劣勢になり4着に敗れた。

4歳（2014年）

1月9日、連闘で迎えた9戦目は、大原浩司騎手を鞍上に迎えて、一般C23（笠松ダート1400m 晴/不良）に出走。9頭立ての5番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では他馬と同じ脚色になってしまい4着に敗れた。