ローレルフェイス（1996年生、母フェアリーマインド）

ローレルフェイス（1996年2月25日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は栗毛。種牡馬のジェイドロバリー（当時9歳）と交配したフェアリーマインドが15歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（有）大栄牧場。戦績は、中央平地10戦1勝2着1回、地方9戦3勝2着1回。主な勝ち鞍は1999年の4歳未勝利。

経歴

デビュー前

ローレルクラブにて総額1,700万円（17万×100口）で一口馬主が募集された。

二ノ宮敬宇厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（1999年）

9月5日、デビュー戦は柴田善臣騎手を鞍上に据えて、4歳未勝利（新潟ダート1200m 晴/良）に出走。馬体重は514kg。12頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始5番手を追走。最後は脚勢が鈍り10着に敗れた。

10月30日、中7週で迎えた2戦目は、木幡初広騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（福島ダート1700m 晴/稍重）に出走。13頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。先頭に立つ形となり、少々速いペースでレースを進める。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は脚が止まってしまい8着に敗れた。

11月6日、連闘で迎えた3戦目は、鹿戸雄一騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（福島ダート1700m 晴/良）に出走。13頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。主導権を奪う形となり、平均ペースで馬群を牽引。先頭のまま2馬身以上のリードを保って4コーナーを通過。直線では驚異的な末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のスピードアレックスに2馬身の差をつけて未勝利戦を制した。

4歳（2000年）

3月18日、約4か月半の休み明けで迎えた4戦目は、橋本広喜騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下（中京ダート1700m 晴/稍重）に出走。14頭立ての4番人気で大外14番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では伸びが鈍く13着に敗れた。

4月22日、中4週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた5戦目は、5歳以上500万下（福島ダート1700m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で橋本広喜騎手（1戦0勝）。13頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では末脚に勢いがなく6着に敗れた。

5月7日、中1週で迎えた6戦目は、5歳以上500万下（福島芝1800m 曇/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は鹿戸雄一騎手（1戦1勝）。14頭立ての6番人気で12番ゲートからスタート。敢然とハナを奪い、平均的なペースで一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の豊富なスタミナで最後まで敢闘したが、ログキャビンに交わされて1馬身1/4差の2着となった。

5月27日、中2週で迎えた7戦目は、5歳以上500万下（東京芝1800m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で鹿戸雄一騎手（2戦1勝）。18頭立ての3番人気に推されて2番ゲートからスタート。端をきる形となり、やや遅いペースで馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではあとひと踏ん張りが利かず、4着に終わった。

5歳（2001年）

4月22日、約11か月の休養明けで馬体重を前走から16kg増やして迎えた8戦目は、4歳以上500万下（福島芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で鹿戸雄一騎手（3戦1勝）。16頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。ハナを奪う恰好となり、やや速いペースで集団を先導。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では見所を作れず16着に敗れた。

5月6日、中1週で迎えた9戦目は、4歳以上500万下（福島芝1700m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で鹿戸雄一騎手（4戦1勝）。14頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では見せ場を作れず9着に敗れた。

5月12日、連闘で馬体重を前走から12kg減らして迎えた10戦目は、4歳以上500万下（福島芝1700m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で鹿戸雄一騎手（5戦1勝）。14頭立ての12番人気で10番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では余力が残っておらず14着に終わった。

6歳（2002年）

7月4日、約14か月の休養明けで馬体重を前走から10kg戻して迎えた11戦目は、宮崎光行騎手を鞍上に迎えて、池田ビーフ特別（旭川ダート1600m 曇/良）に出走。12頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。3着を確保した。

8月18日、中5週で迎えた12戦目は、山中利夫騎手を鞍上に迎えて、一般C3（金沢ダート1400m 曇/良）に出走。8頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。逃げを打ち、でレースを進める。先頭のまま2馬身以上のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のレオエンデバーに5馬身の差をつけて久々に勝利を挙げた。

9月2日、中1週で迎えた13戦目は、一般C3（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で山中利夫騎手（1戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。果敢に端をきり、で一団を引っ張る。先頭のまま5馬身以上のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のサチノマーベラスに9馬身の差をつけて勝利を手中に収めた。

9月8日、連闘で迎えた14戦目は、一般C2（金沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で山中利夫騎手（2戦2勝）。11頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。先頭に立ち、でレースを引っ張る。先頭のまま2馬身以上のリードを保って4コーナーを通過。直線では脚勢がやや鈍り、3着に終わった。

9月28日、中2週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた15戦目は、リゲル特別（金沢ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は4戦連続で山中利夫騎手（3戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したタイムサインを捕まえ切れず、半馬身差の2着に敗北した。

11月3日、中4週で迎えた16戦目は、一般C2（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は5戦連続で山中利夫騎手（4戦2勝）。9頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線に入ると、前で粘るセニョリータを上がり0位の末脚で半馬身差し切って4勝目を手に入れた。

11月18日、中1週で迎えた17戦目は、一般C2（金沢ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は6戦連続で山中利夫騎手（5戦3勝）。9頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では伸びを欠き6着に敗れた。

12月27日、中5週で迎えた18戦目は、一般C2（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は7戦連続で山中利夫騎手（6戦3勝）。9頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では伸びが続かず、3着に終わった。

7歳（2003年）

1月7日、中1週で迎えた19戦目は、一般C2（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は8戦連続で山中利夫騎手（7戦3勝）。9頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。