シルバニアラブ（2014年生、母スパーキングガール）

シルバニアラブ（2014年4月13日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「森の土地（ラテン語）＋愛」。毛色は鹿毛。種牡馬のヴァーミリアン（当時12歳）と交配したスパーキングガールが8歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は（有）中島牧場。主な勝ち鞍は2017年の三浦哲郎誕生日レース。

経歴

デビュー前

1歳のとき、中島牧場から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、FAVOURSTARLIMITEDによって129.6万円で落札された。

石毛善彦厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2016年）

7月2日、デビュー戦は伊藤工真騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（福島ダート1150m 曇/稍重）に出走。馬体重は414kg。16頭立ての14番人気で6番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では伸びが劣勢になり13着に終わった。

7月31日、中3週で迎えた2戦目は、西村太一騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の2歳未勝利（札幌芝1200m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。9頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では末脚にキレが無く9着に終わった。

8月6日、連闘で迎えた3戦目は、2歳未勝利（札幌ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で西村太一騎手（1戦0勝）。12頭立ての12番人気で11番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では伸びを欠き12着に終わった。

10月2日、中7週で馬体重を前走から18kg減らして迎えた4戦目は、2歳未勝利（中山ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で西村太一騎手（2戦0勝）。16頭立ての16番人気で12番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では伸びが鈍く14着に終わった。

11月26日、中7週で迎えた5戦目は、2歳未勝利（東京芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は伊藤工真騎手（1戦0勝）。18頭立ての18番人気で8番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、15番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを18番手で通過。直線では目立つような脚を使えず18着に終わった。

12月27日、中3週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた6戦目は、筒井勇介騎手を鞍上に迎えて、2歳（笠松ダート1400m 曇/不良）に出走。7頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。主導権を奪う恰好となり、で集団を牽引。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では鮮やかな伸びを見せたが、セレニティフレアに交わされて8馬身差の2着となった。

3歳（2017年）

1月11日、中1週で迎えた7戦目は、3歳（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で筒井勇介騎手（1戦0勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く4着に敗れた。

1月24日、中1週で迎えた8戦目は、3歳（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で筒井勇介騎手（2戦0勝）。9頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では天稟の負けじ心を発揮してゴールまで力走し、3着に入り込んだ。

2月7日、中1週で迎えた9戦目は、池田敏樹騎手を鞍上に迎えて、3歳（笠松ダート1400m 晴/稍重）に出走。9頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

2月23日、中1週で迎えた10戦目は、3歳（笠松ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は筒井勇介騎手（3戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではビュッと切れる脚で追い上げたが、勝ったベインオブゴールドに詰め切れず、4馬身差の2着に敗北した。

3月8日、中1週で迎えた11戦目は、佐藤友則騎手を鞍上に迎えて、3歳（笠松ダート1400m 雪/稍重）に出走。9頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では全く伸びず4着に敗れた。

3月24日、中1週で迎えた12戦目は、3歳戦の平鈴鶴谷記念（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は筒井勇介騎手（4戦0勝）。10頭立ての4番人気で大外10番ゲートからスタート。端をきる形となり、で馬群を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後はバテてしまい7着に敗れた。

4月6日、中1週で迎えた13戦目は、3歳（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で筒井勇介騎手（5戦0勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて6番ゲートからスタート。果敢にハナを奪い、で一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では迫力のある伸びを見せたが、トマトチャンにクビ差交わされて2着に甘んじた。

4月27日、中2週で迎えた14戦目は、3歳戦の三浦哲郎誕生日レース（笠松ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で筒井勇介騎手（6戦0勝）。9頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のニャンコに4馬身の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

5月8日、中1週で迎えた15戦目は、3歳（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で筒井勇介騎手（7戦1勝）。7頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。最後は勢いを失って6着に敗れた。

6月1日、中2週で迎えた16戦目は、3歳（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で筒井勇介騎手（8戦1勝）。7頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。先手を奪い、で一団を牽引。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線に入ると、粘り切れず3着に沈んだ。

6月14日、中1週で迎えた17戦目は、3歳（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で筒井勇介騎手（9戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。ハナに立つ形となり、で馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では終いが甘くなり、3着に終わった。

6月26日、中1週で迎えた18戦目は、3歳（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で筒井勇介騎手（10戦1勝）。8頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

7月13日、中1週で迎えた19戦目は、3歳（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で筒井勇介騎手（11戦1勝）。9頭立ての4番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線ではしぶとく脚を伸ばしたが、ハーバーライナーに交わされて2馬身差の2着となった。

8月3日、中2週で迎えた20戦目は、大塚研司騎手を鞍上に迎えて、3歳（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。9頭立ての3番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では見所を作れず7着に敗れた。

8月30日、中3週で迎えた21戦目は、3歳（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で大塚研司騎手（1戦0勝）。8頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず7着に終わった。

9月13日、中1週で迎えた22戦目は、3歳（笠松ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で大塚研司騎手（2戦0勝）。8頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では持ち前のスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったユウギリジョウに詰め切れず、5馬身差の2着となった。

9月27日、中1週で迎えた23戦目は、3歳（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は筒井勇介騎手（12戦1勝）。9頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。最後は脚が止まってしまい7着に敗れた。

10月13日、中1週で迎えた24戦目は、3歳（笠松ダート1400m 雨/稍重）に出走。鞍上は大塚研司騎手（3戦0勝）。10頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の粘り強さでしぶとく脚を伸ばしたが、勝ったサンマルタイトルにねじ伏せられて2馬身差の2着となった。

10月19日、連闘で迎えた25戦目は、3歳戦の地鶏日本一の徳島県・阿波尾鶏杯（笠松ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で大塚研司騎手（4戦0勝）。8頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では伸びあぐねて8着に敗れた。

11月7日、中2週で迎えた26戦目は、マックル賞（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は筒井勇介騎手（13戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい4着に敗れた。

11月23日、中1週で迎えた27戦目は、一般C10（笠松ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で筒井勇介騎手（14戦1勝）。9頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず4着に敗れた。

12月7日、中1週で迎えた28戦目は、一般C11（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で筒井勇介騎手（15戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

12月30日、中2週で迎えた29戦目は、チームKKD（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で筒井勇介騎手（16戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。ハナに立ち、で集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前のタフネスでしぶとく走り抜いたが、オーマイホースに交わされて1馬身差の2着に敗北した。

4歳（2018年）

1月10日、中1週で迎えた30戦目は、一般C10（笠松ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は5戦連続で筒井勇介騎手（17戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。逃げを打つ形となり、で馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一歩一歩着実に末脚を伸ばして、最後は2着のユリカゴを半馬身振り切って2勝目を手にした。

2月2日、中2週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた31戦目は、尾崎章生騎手を鞍上に迎えて、竹島海岸特別（名古屋ダート1600m 晴/重）に出走。9頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では他馬と同じような脚勢になり7着に終わった。

2月15日、中1週で迎えた32戦目は、一般C9（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で尾崎章生騎手（1戦0勝）。11頭立ての3番人気で大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では豪脚を爆発させて先頭に立ち、最後は2着のコスモカストルに2馬身半の差をつけて3勝目をつかんだ。

3月2日、中1週で迎えた33戦目は、本宮山特別（名古屋ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で尾崎章生騎手（2戦1勝）。9頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では決め手に欠いて6着に終わった。

3月16日、中1週で迎えた34戦目は、戸部尚実騎手を鞍上に迎えて、多度大社神馬会錦山号賞（名古屋ダート1400m 曇/重）に出走。10頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では持ち前のしぶとさで最後まで脚を伸ばしたが、ミスエレキングに3/4馬身交わされて2着となった。

3月30日、中1週で迎えた35戦目は、一般C2（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は尾崎章生騎手（3戦1勝）。10頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり6着に敗れた。

4月13日、中1週で迎えた36戦目は、阿寺の七滝特別（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で尾崎章生騎手（4戦1勝）。8頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では伸びあぐねて5着に終わった。

4月20日、連闘で迎えた37戦目は、一般B11（名古屋ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で尾崎章生騎手（5戦1勝）。9頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではいい脚を見せられず7着に終わった。

5月4日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた38戦目は、一般B11（名古屋ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で尾崎章生騎手（6戦1勝）。9頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず4着に終わった。

5月18日、中1週で迎えた39戦目は、一般B11（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で尾崎章生騎手（7戦1勝）。8頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では今一つ末脚が切れず5着に終わった。

6月8日、中2週で迎えた40戦目は、一般B12（名古屋ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は6戦連続で尾崎章生騎手（8戦1勝）。9頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では見せ場なく7着に終わった。