メイショウオキビ（2018年生、母ブーケドレーヌ）

メイショウオキビ（2018年4月11日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名+火勢が盛んで赤く熱した炭火」。毛色は栗毛。種牡馬のトウケイヘイロー（当時9歳）と交配したブーケドレーヌが16歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は赤田牧場。主な勝ち鞍は2020年の2歳未勝利。

経歴

デビュー前

松永昌博厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2020年）

8月29日、デビュー戦は富田暁騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（小倉芝2000m 晴/良）に出走。馬体重は494kg。17頭立ての14番人気で12番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。最後はバテてしまい15着に終わった。

9月12日、中1週で迎えた2戦目は、2歳未勝利（中京ダート1400m 晴/重）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は2戦連続で富田暁騎手（1戦0勝）。15頭立ての11番人気で4番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では上がり2位の末脚を繰り出したが上位には届かず7着に終わった。

10月4日、中2週で迎えた3戦目は、2歳未勝利（中京ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で富田暁騎手（2戦0勝）。16頭立ての9番人気で11番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では天賦の敢闘精神でゴールまで勇戦し、5着を確保した。

10月25日、中2週で迎えた4戦目は、2歳未勝利（京都ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で富田暁騎手（3戦0勝）。10頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のメイショウキリモンに2馬身半の差をつけて初白星を挙げた。

3歳（2021年）

1月17日、約3か月の間隔を開けて馬体重を前走から20kg増やして迎えた5戦目は、3歳1勝クラス（小倉ダート1700m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は5戦連続で富田暁騎手（4戦1勝）。9頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい8着に終わった。

8月14日、約7か月の休養明けで馬体重を前走から16kg絞って迎えた6戦目は、3歳以上1勝クラス（小倉ダート1700m 雨/不良）に出走。鞍上は6戦連続で富田暁騎手（5戦1勝）。16頭立ての13番人気で12番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では脚を伸ばせず12着に終わった。

9月12日、中3週で迎えた7戦目は、小沢大仁騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（中京ダート1800m 曇/良）に出走。11頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線ではゴールまでじわりじわりと伸び、3着に入り込んだ。

9月26日、中1週で迎えた8戦目は、3歳以上1勝クラス（中京ダート1900m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で小沢大仁騎手（1戦0勝）。10頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後はガス欠状態になり6着に終わった。

4歳（2022年）

2月5日、約4か月半の休養明けで迎えた9戦目は、西谷凜騎手を鞍上に迎えて、4歳以上1勝クラス（中京ダート1800m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。12頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では力感溢れる脚運びでゴールまで走り切り、3着に入った。

3月6日、中3週で迎えた10戦目は、角田大河騎手を鞍上に迎えて、4歳以上1勝クラス（阪神ダート1800m 曇/良）に54kgの軽斤量で出走。8頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線ではあとひと押しが足りず、3着に終わった。

3月21日、中1週で迎えた11戦目は、4歳以上1勝クラス（中京ダート1900m 晴/稍重）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で角田大河騎手（1戦0勝）。10頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではじりじりとしか伸びず4着に敗れた。

4月3日、中1週で迎えた12戦目は、4歳以上1勝クラス（阪神ダート1800m 曇/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で角田大河騎手（2戦0勝）。12頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線で前を交わして先頭に立つと、そのまま渾身の力で粘り込んで、最後は2着のナムラドンに2馬身半の差をつけて久しぶりに白星を挙げた。

10月29日、約7か月の休養明けで迎えた13戦目は、幸英明騎手を鞍上に迎えて、3歳以上2勝クラス（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。12頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では力強い脚運びでゴールまで頑張り、3着に入った。

11月19日、中2週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた14戦目は、3歳以上2勝クラスの出石特別（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で幸英明騎手（1戦0勝）。16頭立ての4番人気に推されて3番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では末脚に勢いがなく7着に敗れた。

12月10日、中2週で迎えた15戦目は、ハンデ戦で3歳以上2勝クラスの豊中特別（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は角田大河騎手（3戦1勝）。15頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では末脚が続かず、4着に終わった。

5歳（2023年）

4月29日、約4か月半の休み明けで迎えた16戦目は、ハンデ戦で4歳以上2勝クラスの六波羅特別（京都ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で角田大河騎手（4戦1勝）。16頭立ての4番人気に推されて8番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは、馬場の外目を通りながら2番手で通過。直線では一完歩ずつ確実に末脚を伸ばして先頭をうかがい、最後は2着のテイエムシニスターを半馬身振り切って久々の一戦を制した。

5月13日、中1週で迎えた17戦目は、4歳以上3勝クラスの上賀茂ステークス（京都ダート1800m 小雨/良）に出走。鞍上は小沢大仁騎手（2戦0勝）。16頭立ての12番人気で5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを14番手で通過。直線では見せ場を作れず15着に終わった。

6月18日、中4週で迎えた18戦目は、3歳以上3勝クラスの灘ステークス（阪神ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は角田大河騎手（5戦2勝）。16頭立ての14番人気で13番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて、馬場の外目を通りながら4コーナーを先頭で通過。直線に入ると、粘りを欠いて6着に敗れた。

11月25日、約5か月半の休み明けで迎えた19戦目は、3歳以上3勝クラスの花園ステークス（京都ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で角田大河騎手（6戦2勝）。16頭立ての14番人気で12番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを3番手で通過。最後はスピードが落ちてしまい15着に終わった。

6歳（2024年）

1月21日、中7週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた20戦目は、森一馬騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上未勝利（小倉障害芝2860m 曇/重）に出走。12頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。10着に敗れた。

3月3日、中5週で迎えた21戦目は、鷲頭虎太騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上未勝利（小倉障害芝2860m 曇/稍重）に57kgの軽斤量で出走。12頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。6着に終わった。

4月20日、中6週で迎えた22戦目は、4歳以上3勝クラスの観月橋ステークス（京都ダート1900m 曇/良）に出走。鞍上は角田大河騎手（7戦2勝）。12頭立ての12番人気で11番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず11着に終わった。