ヤマニンソウェイル（2020年生、母ヤマニンエルフィン）

経歴

デビュー前

3歳（2023年）

5月28日、デビュー戦は田中健騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（京都芝1600m 曇/良）に出走。馬体重は428kg。18頭立ての17番人気で4番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線では目立つような脚を使えず13着に終わった。

8月3日、中9週で迎えた2戦目は、3歳戦の六甲山特別（園田ダート1870m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は2戦連続で田中健騎手（1戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線ではいい脚を見せられず7着に敗れた。

9月12日、中5週で迎えた3戦目は、小林凌騎手を鞍上に迎えて、3歳C2四（水沢ダート1300m 晴/稍重）に出走。7頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のレイワシンザンに約10馬身の大差をつけて初白星を挙げた。

9月19日、連闘で馬体重を前走から12kg減らして迎えた4戦目は、3歳C1三（盛岡ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で小林凌騎手（1戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったエルフィンドールに詰め切れず、6馬身差の2着に敗北した。

10月3日、中1週で馬体重を前走から8kg戻して迎えた5戦目は、一般C2三（盛岡ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で小林凌騎手（2戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では伸びが鈍く4着に敗れた。

10月9日、連闘で迎えた6戦目は、一般C2（盛岡ダート1000m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で小林凌騎手（3戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。ハナに立ち、で集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではグイグイと終いの脚を伸ばして、最後は2着のラインガウディに2馬身半の差をつけて2勝目をマークした。

10月23日、中1週で迎えた7戦目は、一般C2（盛岡ダート1000m 晴/不良）に出走。鞍上は5戦連続で小林凌騎手（4戦2勝）。12頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では伸びを欠き5着に敗れた。

11月6日、中1週で迎えた8戦目は、一般C2（盛岡ダート1000m 曇/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で小林凌騎手（5戦2勝）。11頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで力走したが、4着に終わった。

11月20日、中1週で迎えた9戦目は、高野誠毅騎手を鞍上に迎えて、一般C1（盛岡ダート1200m 曇/不良）に出走。12頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。主導権を奪う形となり、で馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のリキノキセキに7馬身の差をつけて3勝目をつかんだ。

12月5日、中1週で迎えた10戦目は、C1（水沢ダート850m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で高野誠毅騎手（1戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く4着に敗れた。

デビュー前

伊藤和厩舎（岩手）へ入厩。

12月12日、デビュー戦は坂口裕一騎手を鞍上に据えて、一般B2（水沢ダート1400m 雨/不良）に出走。10頭立ての11番ゲートからスタート。出走取消となった。

12月26日、中2週で迎えた11戦目は、山本政聡騎手を鞍上に迎えて、一般B2四（水沢ダート1600m 曇/不良）に出走。11頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では持ち前のスタミナで最後まで踏ん張ったが、バイオレットモーヴにクビ差交わされて2着に甘んじた。

4歳（2024年）

3月11日、約2か月半の間隔を開けて馬体重を前走から12kg増やして迎えた12戦目は、カイヤナイト賞（水沢ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は小林凌騎手（6戦2勝）。10頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。他馬と併走しながら端をきる形となり、で馬群を引っ張る。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。直線では天賦の負けん性を発揮してゴールまで勇戦したが、3着に終わった。

3月24日、中1週で馬体重を前走から10kg絞って迎えた13戦目は、高松亮騎手を鞍上に迎えて、一般B2二（水沢ダート1600m 晴/稍重）に出走。11頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず9着に敗れた。

4月8日、中1週で迎えた14戦目は、服部大地騎手を鞍上に迎えて、一般B2（水沢ダート850m 曇/良）に出走。7頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。先手を奪い、で一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま強靭な粘り腰で末脚を持続させて先頭を奪い、最後は2着のスカイルークに1馬身の差をつけて勝利を手に入れた。

4月23日、中1週で迎えた15戦目は、一般B1三（水沢ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で服部大地騎手（1戦1勝）。11頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では伸びが劣勢になり11着に終わった。