ジャンボプリンス（1991年生、母ジャンボアトラス）

ジャンボプリンス（1991年4月19日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のモンテプリンス（当時14歳）と交配したジャンボアトラスが6歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は池田牧場。戦績は、中央平地7戦1勝2着1回。主な勝ち鞍は1995年の雄国沼特別(500万下)。

経歴

デビュー前

菅谷禎高厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（1994年）

5月7日、デビュー戦は菅谷正巳騎手を鞍上に据えて、4歳未勝利（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。馬体重は502kg。8頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では上がり2位タイの末脚を見せたが上位争いには参加できず5着に終わった。

5月22日、中1週で迎えた2戦目は、4歳未勝利（阪神芝2000m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は2戦連続で菅谷正巳騎手（1戦0勝）。14頭立ての3番人気に推されて大外14番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では余力が残っておらず8着に敗れた。

4歳（1995年）

4月23日、約11か月の休養明けで馬体重を前走から40kg増やして迎えた3戦目は、上野清章騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下の雄国沼特別（福島ダート1000m 小雨/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。12頭立ての11番人気で大外12番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では一歩一歩確実に末脚を伸ばして先頭をうかがい、最後は2着のアタゴペガサスをアタマ差振り切って初勝利を挙げた。

5月7日、中1週で迎えた4戦目は、小谷内秀夫騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下の秋保特別（福島ダート1700m 晴/良）に出走。11頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では卓抜な伸び脚で猛進したが、伸びてきたサージュウェルズ決め手に屈してクビ差の2着となった。

5月20日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた5戦目は、5歳以上500万下（中京ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は菅谷正巳騎手（2戦0勝）。16頭立ての4番人気に推されて1番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では長くいい末脚でゴールまで頑張ったが、最後はトーエイハリーと並んで3着同着となった。

6月4日、中1週で馬体重を前走から6kg戻して迎えた6戦目は、5歳以上500万下の西陣特別（京都芝2000m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で菅谷正巳騎手（3戦0勝）。15頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線ではジリジリとしか伸びず9着に敗れた。

5歳（1996年）

1月28日、約8か月の休み明けで迎えた7戦目は、5歳以上500万下（京都ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で菅谷正巳騎手（4戦0勝）。9頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く6着に終わった。