リワードスティング（1988年生、母エンゼルキッス）

経歴

デビュー前

2歳（1990年）

7月7日、デビュー戦は岡潤一郎騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（札幌ダート1000m 曇/重）に出走。馬体重は414kg。9頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではいいところがなく5着に敗れた。

7月14日、連闘で迎えた2戦目は、3歳新馬（札幌ダート1000m 小雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で岡潤一郎騎手（1戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では伸びが続かず、3着に終わった。

7月29日、中1週で迎えた3戦目は、3歳新馬（札幌芝1000m 曇/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は3戦連続で岡潤一郎騎手（2戦0勝）。8頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では迫力満点の伸び脚で急追したが、勝ったフラワークラウンに詰め切れず、3馬身差の2着となった。

9月1日、中4週で迎えた4戦目は、角田晃一騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（函館芝1700m 曇/良）に出走。12頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では矢のような伸びを見せたが、勝ったオンワードファラオにねじ伏せられて1馬身1/4差の2着に敗北した。

9月16日、中1週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた5戦目は、本田優騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（函館芝1200m 晴/重）に出走。5頭立ての2番人気で1番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では脚を伸ばせず3着に敗れた。

10月21日、中4週で迎えた6戦目は、3歳未勝利（京都芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は岡潤一郎騎手（3戦0勝）。16頭立ての1番人気に推されて12番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では末脚を持続できず、4着に終わった。

11月11日、中2週で迎えた7戦目は、3歳未勝利（京都芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で岡潤一郎騎手（4戦0勝）。16頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて、馬場の外目を通りながら4コーナーを8番手で通過。直線では上がり3位の末脚を見せたが上位争いには加われず6着に敗れた。

3歳（1991年）

2月2日、約3か月の間隔を開けて馬体重を前走から16kg増やして迎えた8戦目は、4歳未勝利（京都ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で岡潤一郎騎手（5戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

4月6日、中8週で馬体重を前走から8kg絞って迎えた9戦目は、4歳未勝利（京都ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は角田晃一騎手（1戦0勝）。16頭立ての1番人気に推されて14番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のナルテンションに8馬身の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

4月21日、中1週で迎えた10戦目は、久保敏文騎手を鞍上に迎えて、4歳500万下のゆきつばき賞（新潟芝2000m 外回り晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。9頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。端を奪い、遅いペースで一団を引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後はバタバタになってしまい5着に敗れた。

5月19日、中3週で迎えた11戦目は、4歳500万下（東京芝1600m 曇/良）に出走。鞍上は岡潤一郎騎手（6戦0勝）。9頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では猛烈な末脚を弾けさせて先頭を奪い、最後は2着のヤマトタケルに1馬身半の差をつけて2勝目を奪取した。

5月26日、連闘で迎えた12戦目は、4歳900万下の駒草賞（東京芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は角田晃一騎手（2戦1勝）。18頭立ての12番人気で3番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。最後は失速してしまい10着に終わった。

6月16日、中2週で迎えた13戦目は、4歳900万下のひめゆりステークス（中京芝2000m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で角田晃一騎手（3戦1勝）。8頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では上がり2位タイの末脚を繰り出したが上位争いには絡めず7着に終わった。

7月7日、中2週で迎えた14戦目は、小島貞博騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦で4歳900万下のやまゆりステークス（中京芝1800m 曇/良）に出走。16頭立ての11番人気で14番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを10番手で通過。直線では伸びが劣勢になり13着に終わった。

8月18日、中5週で迎えた15戦目は、ハンデ戦で4歳以上900万下の玄海特別（小倉芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は角田晃一騎手（4戦1勝）。11頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを先頭で通過。直線ではじわりじわりと長く脚を使ってゴールまで力闘し、4着を確保した。

9月7日、中2週で迎えた16戦目は、4歳以上900万下の野分特別（中京芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で角田晃一騎手（5戦1勝）。10頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを4番手で通過。直線では切れ味光る末脚を披露し、3着に入り込んだ。

9月22日、中1週で迎えた17戦目は、ハンデ戦で4歳以上900万下の恋路ケ浜特別（中京芝2500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で角田晃一騎手（6戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを2番手で通過。直線では勝負根性が光る走りを見せたが、勝ったベリーグッドにねじ伏せられて2馬身半差の2着に敗北した。

10月13日、中2週で迎えた18戦目は、3歳G2の京都新聞杯（京都芝2200m 外回り曇/良）に出走。重賞競走への出走は初となった。鞍上は小島貞博騎手（1戦0勝）。14頭立ての9番人気で大外14番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを5番手で通過。最後は勢いを失って12着に終わった。

11月10日、中3週で迎えた19戦目は、4歳以上900万下の八瀬特別（京都芝2400m 外回り晴/良）に出走。鞍上は角田晃一騎手（7戦1勝）。10頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず7着に終わった。