サンレイキンキー（2009年生、母サンレイキセキ）

サンレイキンキー（2009年4月4日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名＋変わり者」。毛色は鹿毛。種牡馬のラスカルスズカ（当時13歳）と交配したサンレイキセキが9歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は（有）岡野牧場。戦績は、中央平地5戦0勝、地方15戦1勝2着5回。主な勝ち鞍は2012年の3歳。

経歴

デビュー前

高橋義忠厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2011年）

11月27日、デビュー戦は勝浦正樹騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の2歳新馬（小倉芝1200m 晴/良）に出走。馬体重は460kg。13頭立ての11番人気で9番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着を確保した。

12月24日、中3週で迎えた2戦目は、牝馬限定の2歳未勝利（小倉芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で勝浦正樹騎手（1戦0勝）。18頭立ての11番人気で6番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は脚色が衰えて14着に終わった。

3歳（2012年）

4月21日、約4か月の休み明けで迎えた3戦目は、花田大昂騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（福島芝1200m 曇/良）に51kgの軽斤量で出走。16頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい9着に終わった。

5月12日、中2週で迎えた4戦目は、浜中俊騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（京都ダート1800m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。14頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では伸びが劣勢になり10着に敗れた。

7月1日、中6週で迎えた5戦目は、難波剛健騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中京ダート1200m 雨/稍重）に出走。16頭立ての11番人気で14番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始2番手を追走。最後は勢いを失って9着に終わった。

8月6日、中4週で迎えた6戦目は、今井貴大騎手を鞍上に迎えて、3歳（名古屋ダート1400m 曇/良）に出走。9頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。果敢に端をきり、で一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では豪快な末脚を爆発させて、最後は2着のエイドリアーンを半馬身振り切って初白星を挙げた。

8月20日、中1週で迎えた7戦目は、3歳（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で今井貴大騎手（1戦1勝）。9頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では末脚を伸ばせず5着に敗れた。

9月5日、中1週で迎えた8戦目は、3歳（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で今井貴大騎手（2戦1勝）。8頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したサカジロキクチャンを捕まえ切れず、クビ差の2着となった。

9月18日、中1週で迎えた9戦目は、3歳（名古屋ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で今井貴大騎手（3戦1勝）。9頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。端に立つ形となり、で馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではビュッとキレる脚で猛進したが、ボントショウガツに交わされて1馬身半差の2着となった。

10月15日、中3週で迎えた10戦目は、3歳（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で今井貴大騎手（4戦1勝）。7頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前のしぶとさで最後まで脚を伸ばしたが、勝ったキクノラフィカに詰め切れず、1馬身半差の2着となった。

11月2日、中2週で迎えた11戦目は、柿原翔騎手を鞍上に迎えて、一般C14（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線ではいい脚を見せられず8着に敗れた。

11月16日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた12戦目は、小山信行騎手を鞍上に迎えて、男馬券師幌村裕生記念（名古屋ダート800m 晴/重）に出走。7頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。他馬と併走しながら逃げる恰好となり、でレースを引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では闘争心が光る走りを見せたが、抜け出したナムラダンサーを捕まえ切れず、クビ差の2着に甘んじた。

11月30日、中1週で迎えた13戦目は、丸山真一騎手を鞍上に迎えて、ひなぎく特別（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。10頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では末脚がパッとせず7着に敗れた。

4歳（2013年）

1月4日、中4週で迎えた14戦目は、駿祐3歳お誕生日おめでとう記念（名古屋ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で丸山真一騎手（1戦0勝）。8頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではあとひと押しが利かず、3着に終わった。

2月1日、中3週で迎えた15戦目は、一般C3（名古屋ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で丸山真一騎手（2戦0勝）。9頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では伸びを欠き5着に敗れた。

2月21日、中2週で迎えた16戦目は、古田しか米寿記念（名古屋ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で丸山真一騎手（3戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では天稟の闘志でゴールまで力走したが、3着に終わった。

3月8日、中1週で迎えた17戦目は、笠島崇弘採用試験合格記念（名古屋ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は今井貴大騎手（5戦1勝）。8頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では見せ場を作れず8着に敗れた。

3月21日、中1週で迎えた18戦目は、酸葉賞（名古屋ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で今井貴大騎手（6戦1勝）。9頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では全く伸びず4着に敗れた。

5月10日、中6週で迎えた19戦目は、一般C3（名古屋ダート800m 曇/良）に出走。鞍上は丸山真一騎手（4戦0勝）。8頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では勝負根性が光る走りを見せたが、ラブステラーにクビ差交わされて2着となった。

6月21日、中5週で迎えた20戦目は、祝愛知県馬主協会50周年三河賞（名古屋ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で丸山真一騎手（5戦0勝）。8頭立ての3番人気で大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では脚を伸ばせず8着に敗れた。