シギル（2010年生、母プラントオジジアン）

シギル（2010年5月23日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。馬名の意味は「ルーン占いで『太陽』を表すルーンのひとつ」。毛色は鹿毛。種牡馬のアドマイヤムーン（当時7歳）と交配したプラントオジジアンが12歳のときに産んだ6番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は（有）道見牧場。戦績は、中央平地4戦0勝、地方8戦0勝。

経歴

デビュー前

1歳のとき、道見牧場から「北海道オータムセールサラブレッド1歳」に上場されたが主取りとなった。2歳のとき、坂東牧場から「北海道トレーニングセールサラブレッド2歳」に上場され、西森鶴によって1,365万円で落札された。

領家政蔵厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2012年）

8月5日、デビュー戦は川須栄彦騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（小倉芝1200m 晴/良）に出走。馬体重は454kg。9頭立ての6番人気で大外9番ゲートからスタート。ハナを奪う形となり、平均ペースで馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、馬群に沈み4着に敗れた。

8月25日、中2週で迎えた2戦目は、牝馬限定の2歳未勝利（小倉芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で川須栄彦騎手（1戦0勝）。11頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい8着に敗れた。

11月24日、約3か月の休養明けで迎えた3戦目は、牝馬限定の2歳未勝利（京都ダート1400m 曇/重）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は3戦連続で川須栄彦騎手（2戦0勝）。14頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線ではいいところがなく10着に敗れた。

12月8日、中1週で迎えた4戦目は、藤岡佑介騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の2歳未勝利（阪神ダート1400m 晴/良）に出走。14頭立ての9番人気で13番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では伸びが鈍く9着に終わった。

3歳（2013年）

2月5日、中7週で迎えた5戦目は、左海誠二騎手を鞍上に迎えて、3歳（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。14頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず8着に敗れた。

3月13日、中4週で迎えた6戦目は、3歳（船橋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で左海誠二騎手（1戦0勝）。12頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい12着に終わった。

7月30日、約4か月半の休養明けで迎えた7戦目は、坂下秀樹騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C4-5（門別ダート1200m 曇/稍重）に牝馬ながら54kgの斤量を背負って出走。11頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では見所を作れず9着に終わった。

8月27日、中3週で迎えた8戦目は、川島雅人騎手を鞍上に迎えて、北海道日高管内商工会連合会賞（門別ダート1200m 雨/稍重）に出走。11頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では見せ場を作れず10着に終わった。

9月10日、中1週で迎えた9戦目は、井上幹太騎手を鞍上に迎えて、室蘭名勝ピリカノカ賞（門別ダート1200m 晴/良）に出走。10頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では上がり2位の伸び脚を披露したが上位争いには参加できず8着に終わった。

9月24日、中1週で迎えた10戦目は、日高獣医師会賞（門別ダート1700m 雨/良）に出走。鞍上は坂下秀樹騎手（1戦0勝）。9頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり8着に終わった。

10月9日、中1週で迎えた11戦目は、3歳以上C4-5（門別ダート1700m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で坂下秀樹騎手（2戦0勝）。9頭立ての6番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず6着に終わった。

10月23日、中1週で迎えた12戦目は、歌笛神社賞（門別ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で坂下秀樹騎手（3戦0勝）。12頭立ての12番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では脚が残っておらず11着に終わった。