フジミフィリップ（1992年生、母マツノカガヤキ）

Fujimi Philip

1992.05.07

フジミフィリップ（1992年5月7日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は栗毛。種牡馬のヤマニンスキー（当時17歳）と交配したマツノカガヤキが7歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は松田 一夫。戦績は、中央平地7戦0勝、地方2戦1勝。主な勝ち鞍は1996年の一般C6 21。

経歴

デビュー前

高橋裕厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（1994年）

11月12日、デビュー戦は的場均騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（東京芝1600m 晴/良）に出走。馬体重は500kg。10頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では末脚を伸ばせず8着に終わった。

11月26日、中1週で迎えた2戦目は、3歳新馬（東京芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で的場均騎手（1戦0勝）。10頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では上がり2位タイの伸び脚を披露したが上位争いには参加できず6着に終わった。

3歳（1995年）

4月30日、約5か月の休養明けで迎えた3戦目は、田中剛騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（東京芝1800m 曇/重）に出走。14頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず6着に終わった。

5月27日、中3週で迎えた4戦目は、4歳未勝利（東京芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で田中剛騎手（1戦0勝）。18頭立ての12番人気で14番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では末脚に勢いがなく11着に終わった。

6月17日、中2週で迎えた5戦目は、蛯名正義騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（福島芝2000m 晴/良）に出走。16頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。直線では天稟の敢闘精神でゴールまで力走し、4着に入った。

7月2日、中1週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた6戦目は、岡部幸雄騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（福島芝2000m 曇/良）に出走。16頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい7着に敗れた。

7月22日、中2週で馬体重を前走から8kg戻して迎えた7戦目は、4歳未勝利（福島芝2000m 曇/重）に出走。鞍上は蛯名正義騎手（1戦0勝）。14頭立ての5番人気で13番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず11着に敗れた。

4歳（1996年）

5月4日、約9か月半の休み明けで馬体重を前走から30kg増やして迎えた8戦目は、水野貴史騎手を鞍上に迎えて、一般C6 21（高崎ダート1330m 曇/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。7頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のヒキノチャペルに2馬身の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

5歳（1997年）

6月29日、約14か月の休養明けで迎えた9戦目は、一般C5 C6-18（高崎ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で水野貴史騎手（1戦1勝）。9頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。9着に敗れた。