エーブシュテルン（2006年生、母ミスキンケイド）

エーブシュテルン（2006年5月23日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋星（独）」。毛色は栗毛。種牡馬のチーフベアハート（当時13歳）と交配したミスキンケイドが13歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は（有）出羽牧場。戦績は、中央平地3戦0勝、地方3戦0勝2着2回。

経歴

デビュー前

1歳のとき、出羽牧場から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場されたが主取りとなった。2歳のとき、門別牧場から「北海道トレーニングセールサラブレッド2歳」に上場され、レーシングホースジャパンによって945万円で落札された。

清水利章厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2009年）

3月1日、デビュー戦は吉田豊騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（中山芝2000m 曇/稍重）に出走。馬体重は428kg。16頭立ての15番人気で4番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり12着に終わった。

4月11日、中5週で迎えた2戦目は、伊藤工真騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中山芝1600m 外回り晴/良）に53kgの軽斤量で出走。16頭立ての14番人気で2番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは15番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい13着に終わった。

5月10日、中3週で迎えた3戦目は、岩部純二騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（新潟ダート1800m 晴/良）に出走。ダート戦への出走及び長時間の輸送競馬は初となった。13頭立ての11番人気で10番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線ではスパッと切れる脚を使えず9着に終わった。

11月14日、約6か月半の休み明けで馬体重を前走から31kg増やして迎えた4戦目は、高橋悠里騎手を鞍上に迎えて、一般C2十四（水沢ダート1300m 雨/不良）に出走。10頭立ての4番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したサクラフジビューを捕まえ切れず、7馬身差の2着となった。

11月28日、中1週で迎えた5戦目は、一般C2十四（水沢ダート1300m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で高橋悠里騎手（1戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、ラストムービーに交わされて2馬身半差の2着に敗北した。

12月12日、中1週で迎えた6戦目は、一般C2十二（水沢ダート1300m 小雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で高橋悠里騎手（2戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では切れる脚を使えず10着に敗れた。