コウエイロブロイ（2007年生、母チャンジイ）

コウエイロブロイ（2007年2月16日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋父名の一部」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のゼンノロブロイ（当時7歳）と交配したチャンジイが18歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は（有）三枝牧場。戦績は、中央平地7戦1勝。主な勝ち鞍は2009年の2歳未勝利。

経歴

デビュー前

1歳のとき、三枝牧場から「北海道セレクションセールサラブレッド1歳」に上場されたが主取りとなった。

山内研二厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2009年）

8月30日、デビュー戦は松山弘平騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（小倉芝1200m 曇/良）に51kgの軽斤量で出走。馬体重は480kg。9頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではスパッと切れる脚を使えず4着に敗れた。

9月26日、中3週で迎えた2戦目は、2歳未勝利（阪神芝1600m 外回り晴/良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で松山弘平騎手（1戦0勝）。12頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後は脚を失くしてしまい12着に終わった。

10月11日、中1週で迎えた3戦目は、内田博幸騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（京都ダート1200m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。16頭立ての6番人気で11番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では上がり4位の末脚を見せたが上位には食い込めず6着に敗れた。

10月25日、中1週で迎えた4戦目は、幸英明騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（京都ダート1200m 晴/良）に出走。16頭立ての10番人気で15番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始4番手を追走。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで力走し、3着に入り込んだ。

11月7日、中1週で迎えた5戦目は、藤田伸二騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（京都ダート1200m 晴/良）に出走。11頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、馬場の外目を回って3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では一完歩ずつ確実に終いの脚を伸ばして先頭に立ち、最後は2着のメイプルリボーンを半馬身振り切って未勝利戦を制した。

12月5日、中3週で迎えた6戦目は、2歳500万下のポインセチア賞（阪神ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で藤田伸二騎手（1戦1勝）。16頭立ての14番人気で8番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。最後はガス欠状態になり15着に終わった。

3歳（2010年）

6月13日、約6か月半の休養明けで迎えた7戦目は、国分恭介騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下（京都芝1200m 小雨/良）に出走。18頭立ての16番人気で10番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線では伸びあぐねて17着に終わった。